JNTLコンシューマーヘルス株式会社のプレスリリース
薬用マウスウォッシュ「リステリンⓇ」を展開するKenvueは、企業、団体、医療機関などと連携して日々の口腔ケアと全身の健康についての情報を発信し、啓発活動を行うKenvue「お口から健康委員会」を発足。この発足を記念してKenvue「お口から健康委員会発足・記者発表会」を、「いい歯の日」の前日、2024年11月7日(木)「IWAI OMOTESANDO」で実施しました。
発表会では、Kenvueシニアディレクター 浦崎里奈から、発表会の概要と目的について、東京科学大学 安達奈穂子先生からは、お口の健康と全身の健康の関係についての講演がありました。
また、当委員会のアンバサダーとしてタレントの藤本美貴さんが就任。安達奈穂子先生との対談で、ご自身やご家族の口腔ケアについてのお話を、具体的なエピソードと共にお話いただきました。
【イベントレポート】
Kenvue「お口から健康委員会」について
Kenvueのシニアディレクター浦崎里奈が、当委員会の目的をご説明しました。
「みなさんは、お口の健康と聞くと、どういったことをご想像されますか?恐らく虫歯や歯並びなど、”目に見える” “痛みを感じる”ような問題が多いのではないでしょうか。近年、お口の中の菌が日々の体調や全身の疾患への影響があることが明らかになっています。しかし、その事実を日本では3人中2人が知らないと言われています。そういった背景を踏まえ、お口の健康に携わるブランドを持つ者として、『お口の簡単なケアから全身の健康管理をしていく』ということをミッションに、今回『お口から健康委員会』を立ち上げました。」
そして、当委員会の企業との具体的な活動として「ぶくぶく部」を紹介。
「お口の不調から生まれる日々の身体の不調の1つ、「プレゼンティーズム」も昨今注目されています。『仕事中、何故か集中できない』『なんとなく調子が悪い』などと思うことが、会社員の皆様にもあると思います。
11月8日の「いい歯の日」に向け、楽天様と「ぶくぶく部」の活動として、「お口とプレゼンティーズムとの関係性について」や「正しい口腔ケア」の講演などを行い、社員の皆様に大変ご好評をいただきました。
今回の発足を皮切りに、今後も他社企業様と一緒に活動をし、社会現象になるくらいドライブしていければと思っておりますので引き続きどうぞよろしくお願い致します」と語りました。
そして、当委員会のアンバサダーとして、藤本美貴さんがご登壇。
「お口から健康委員会のアンバサダーに就任させていただきました!先ほど浦崎さんがお話されていたように、私もお口の菌と全身の関係について知らなかった1人です。自分の健康はもちろん、夫や子供、家族の健康も守って行きたいのでぜひ一緒に勉強をさせていただきたいです。また、口腔ケアの大切さを皆さんに知っていただけるよう、活動して行きたいと思います!」と、今後の意気込みについて語っていただきました。
次に、東京科学大学 安達奈穂子先生がお口の環境と全身の健康の関係性について講演しました。
「普段何気なく『お口のケアは歯ブラシだけ』『家事や仕事中にお砂糖入りの飲み物、ミルクなどが入っているカフェオレやミルクティなどをちびちび飲む』『歯が痛くないから歯医者さんに何年も行っていない』などのような行動をされていませんでしょうか?これらは実は、歯の健康にとってNG行動なのです。」と、日々の生活の中で行いがちな一般的な行動に注意を促しました。
「お口の二大疾患、虫歯と歯周病はどちらも口内菌によるものです。お食事を楽しめなくなるだけでなく、糖尿病や、早産、低体重出産など、全身疾患との関わりも歯周病ガイドラインで示されています。お口の中の菌は、歯の表面に強く付いているだけでなく、口内で悪玉菌として育ってしまいます。歯ブラシだけでは歯の表面の6割しか汚れが取れません。残りはフロス、歯間ブラシで除去するのが大切です。更に、浮遊する菌や、粘膜に付いている菌に対しては、マウスウォッシュで化学的に殺菌することが推奨されています。また、セルフケアだけだと自己流になってしまったり、難しかったりすることが多いので、予防としてプロフェッショナルからのアドバイスを受け、みなさんのお口に合ったケアをアップデートしていただければと思っております。」と、セルフケアだけでなく自分自身に合ったケアを歯科医と一緒に模索し、予防することが大切とお話されました。
安達先生の講演終了後、アンバサダーの藤本美貴さんが登壇し、安達先生と「家族のお口と体の健康」をテーマに対談しました。
藤本さん「子供たちや旦那さんも含め、虫歯やクリーニングは比較的意識はしているつもりだったんですが、安達先生のお話を聞くとまだまだな・・と感じました。日々バタバタする中で、家事・育児に追われると、どうしても子供のケアを優先してしまい自分のお口のケアを後回しにしてしまいます。安達先生のお勧めのケアを教えてほしいです!」
安達先生「私も子育てをしていると、自分のことを後回しにしてしまうのでとてもわかります。そんな方に特にお勧めなのが、普段自分がしているケアに、たった30秒プラスしてマウスウォッシュをお口に含み“ぶくぶく”することです!」
藤本さん「30秒なら出来るかも!子供にも旦那さんにも言いやすいですね。あっという間の30秒でも、大切な時間になる気がします。やってみます!」
また、当委員会の参画企業である、株式会社mil-kin代表取締役 狩野清史さんが、お口の菌について講演。
「歯周病という言葉は、皆さん知っていると思います。⻭周病の原因は⼝の中の菌と知りながら、⾃分の⼝の中の菌を見たことがないですよね。口の中には様々な菌がおり、『見る菌』では口内にいる運動性細菌&スピロヘータ、紡錘状菌、カンジダ、白血球などの菌たちを見ることができます。」と語り、実際に「見る菌」とご自身の歯垢を使って、口腔内の菌の様子紹介。実際の菌を見た藤本さんは、「すごい!お口の中って一番きれいだと勝手に思いがちですけど、あんなに菌がいて動くんですね。私にも皆にもいて、他人ごとではないですね。衝撃でした。」とコメントし、歯磨きを使った物理的除去とマウスウォッシュを使った化学的殺菌の大切さを実感していました。
<記者発表会の様子>
https://prtimes.jp/tv/detail/3008
<「お口から健康委員会」公式ウェブサイト>
<Kenvueについて>
Kenvueは、世界最大の売上高を有するコンシューマービジネス専業カンパニーです。 Aveeno®、BAND-AID®、Johnson’s®、Listerine®、Neutrogena®、Tylenol®といった私たちの象徴的なブランドは、100年以上の歴史を礎に、 サイエンスに裏付けられ、世界中のヘルスケア専門家から支持されています。Kenvueは、日々のケアがもたらす驚くべき力を信じています。私たちは、その力を消費者の手に届けるとともに、暮らしの中でかけがえのない存在になるよう日々取り組んでいます。