『ルナルナ』、第一三共と乳がん疾患啓発コンテンツの提供を12/19より開始!

~乳がんに対して不安を感じたことがある人は約8割。早期発見につなげるため、アプリを通じてブレストチェックの習慣化などをサポート~

株式会社エムティーアイのプレスリリース

 株式会社エムティーアイ(代表取締役社長:前多 俊宏、以下、「当社」)は、第一三共株式会社(代表取締役社長:奥澤 宏幸、以下「第一三共」)と提携し、すべての女性の一生に寄り添うウィメンズヘルスケアサービス『ルナルナ』を通じて、12月19日(木)より乳がん疾患啓発コンテンツの提供を開始します。

 本取り組みでは、『ルナルナ』アプリ内に、第一三共が提供する乳がんの情報を発信するポータルサイト「乳がんケアナビ」を開設します。知識啓発を実施することで、乳がんについて正しい理解を深め、ブレストチェックの実施や検診の定期受診などを促し、乳がんの早期発見・適切な治療につなげることを目指します。

◆『ルナルナ』と第一三共で、乳がんに対する女性の行動変容を促すためのコンテンツを提供開始!

 乳がんは、乳房の乳腺にできる悪性腫瘍で、日本では年間9万人以上※1が罹患すると推定されています。40代後半で発症率が高く、40歳以上は2年に1回の乳がん検診受診が推奨※2されています。

 乳がんはブレストチェックによって自分で発見が可能ながんのひとつでもあり、早期発見・治療によって完治の確率が高まります※3。しかし、ルナルナユーザーを対象に実施した調査※4では、定期的なブレストチェックを行っている人は2~3割にとどまる結果となりました。また、乳がんに関する知識が「十分足りていると思う」と回答した人や、「ブレスト・アウェアネス」(自分自身の乳房の状態を知り、変化を早期に自覚できるよう乳房を意識する生活習慣)という言葉を知っている人も1割未満で、乳がんに関する基礎知識が不足していることがわかりました。

 このような背景から、『ルナルナ』と第一三共では、乳がん疾患啓発のコンテンツ提供を通じ、乳がんの早期発見と適切な治療につなげることを目指します。

『ルナルナ』を通じて乳がんに関する基礎知識やブレストチェックの方法などを発信!

 今回、『ルナルナ』アプリ内に、第一三共が提供する乳がんの情報を発信するポータルサイト「乳がんケアナビ」を開設します。本サイトでは、乳がんの基礎知識をはじめ、定期的な乳がんのセルフチェックを促す「ブレストチェック」の方法(乳房にしこりなどの異常がないか等)や、乳がんリスクのある生活習慣に関する情報などを発信します。また、『ルナルナ』アプリの「今日の指数」ページでも生理周期に合わせたブレストチェックの方法を掲載するなど、乳がんに関するヘルスリテラシー向上を促します。今後は、ブレスト・アウェアネスに関するチェックコンテンツの提供も実施予定です。

【コンテンツ内容】

乳がんの情報を発信するポータルサイト「乳がんケアナビ」での情報発信
 ・乳がんに関する基礎知識情報(掲載情報は順次拡大予定)

 ・ブレストチェックの方法

 ・監修医からのメッセージ

「今日の指数」ページにて、生理周期にあわせたブレストチェックの方法をお知らせ

◆乳がんに対し不安を感じたことがある人は約8割!ブレストチェックを実施する人は全体の半数程度…

 今回の取り組みに先駆け、第一三共と共同で「乳がん」に関する調査※4を『ルナルナ』ユーザーに実施しました。

Q.あなたは、「乳がん」に対して、実際に不安に思ったことはありますか?

 まず、乳がんに対して不安に思ったことがあるかを聞きました。「よくある」19.7%、「ときどきある」58.3%、「ない」22.0%で、「よくある」と「ときどきある」を合わせて78.0%の人が不安を感じたことがあるという結果になりました。その理由としては、「家族や友人に乳がんを患った人がいるため」34.3%、「自分が年齢的に乳がんのリスクが高まる時期に入っているため」31.9%が上位2つで、乳がんをより身近に感じるきっかけがあったときに不安に思う人が多いようです。乳がんの発生には遺伝性や年齢といったその人の体質や生まれに関わるものと、食生活や喫煙など生活習慣の影響によるものが要因といわれています※3。家族・親戚の罹患歴の把握や、乳がん検診の受診、ブレストチェックの実施など、できることから始めてみてほしいと思います。

Q.あなたは、「乳がんセルフチェック」を実施したことがありますか?

Q.あなたは、「乳がん検診」を受けたことがありますか?

 乳がんは自身で触ってしこりの確認などにより発見が可能ですが、乳がんセルフチェック(ブレストチェック)を実施したことがある人はどれくらいいるのでしょうか。ブレストチェックを実施したことが「ある」と回答した人は、20代で38.2%、30代で62.0%、40代で75.7%、50代で80.7%という結果でした。一方、セルフチェックを実施したことがある人のうち毎月1回以上実施していると回答した人は、20代から40代で約2割、50代で約3割にとどまりました。早期発見のためには毎日のブレストチェックを習慣づけることが推奨されていますが、定期的に行えている人は少ないようです。

 また、乳がん検診の受診経験も聞いたところ、「検診を受けたことがある」と回答した人は、20代で16.4%、30代で53.2%、40代で84.1%、50代で92.0%という結果となりました。乳がんの発症率は40代後半から高くなるため、ブレストチェックや検診を行う人が増える傾向が見られます。しかし、40代未満であっても乳がんが発症する可能性はあるため、毎日のブレストチェックを習慣づけ、定期的な検診の受診を検討してみてほしいと思います。

Q.あなたは、「ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)」を知っていますか?

 最後に、自分自身の乳房の状態を知り、変化を早期に自覚できるよう乳房を意識する生活習慣のことを指す「ブレスト・アウェアネス」の認知度を調査しました。「知っている」と答えた人は3.3%、「知らない」と答えた人は96.7%で、大半の人は知らないという結果となりました。

 ブレスト・アウェアネスを習慣づけることで乳がんの早期発見につながる可能性があります。日頃から自分の乳房の状態に関心を持つために、今回『ルナルナ』を通じて公開した「ブレストチェック」コンテンツなども有効活用してもらえると嬉しいです。

 『ルナルナ』は今後も、サービス提供を通じ婦人科医療へのアクセシビリティ向上を図ると共に、年齢や性別を問わず誰もが、女性のカラダやココロについて正しく学べる機会を創出し、あらゆる女性たちが、より生きやすく、暮らしやすく、働きやすい社会の実現の一助となることを目指します。

★『ルナルナ』について:https://sp.lnln.jp/brand

生理日管理をはじめ、初潮前後の心身のサポートから、妊活・妊娠・出産・更年期、ピル服薬や医療機関の受診支援※5まで、すべての女性の一生に寄り添うウィメンズヘルスケアサービス。アプリの累計ダウンロード数は2,000万以上(2023年10月時点)で、蓄積されたビッグデータを用いて、独自の予測アルゴリズムを確立し、より精度の高い排卵日予測も可能※6です。2020年11月には20周年を迎えたことを機に、教育プロジェクト「FEMCATION」を開始。年齢や性別を問わず誰もが女性のカラダやココロについて正しく知り、理解しあうことを目的とした学びの場を創出することで、社会全体で寄り添いあえる環境づくりを目指します。

※1 国立がん研究センターがん情報サービス:

  https://ganjoho.jp/public/cancer/breast/patients.html

※2 厚生労働省HP がん検診:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059490.html

※3 厚生労働省HP がん検診推進事業について (2)乳がん検診について 乳がん全体版PDF:

  https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan10/pdf/gan_women10_02h.pdf

※4 「乳がんに関する認知・理解度調査」 

  調査期間:2024年8月28日(水)~2024年9月11日(水)

  調査方法:ルナルナでのアンケート調査 

  有効回答数:10~60代の女性 5,937名

※5 医療機関の受診サポート『ルナルナ メディコ』・『ルナルナ オンライン診療』

  https://sp.lnln.jp/brand/services/for_doctor

  ピルのオンライン診療『ルナルナ おくすり便』

  https://okusuri.lnln.jp/s/lp/lunaapp_okusuri_lp/okusuri_main/index.html

※6 排卵日予測に係るニュースリリース:https://www.mti.co.jp/?p=22438

※『ルナルナ』「FEMCATION」は株式会社エムティーアイの登録商標です。

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