HIX、薄毛男性12,000名以上の問診データをもとに「AGAに関する実態調査2025」を実施｜10・20代男性の4割が薄毛に悩んでいる。薄毛が気になっても2人に1人以上が対策をしていない!?

株式会社エムボックスのプレスリリース

AGAセルフケアブランド『HIX（ヒックス）』を展開する株式会社エムボックス（本社：東京都豊島区、代表：金澤大介、以下：エムボックス）は、『HIX』ユーザー12,783名の問診データをもとに、「AGAに関する実態調査2025」を実施しました。

実施背景

国内で薄毛に悩む男性は約1,200万人（※1）いると言われています。これは、日本人男性の5人に1人の割合です。

男性の薄毛の原因の9割以上は「AGA（男性型脱毛症）」とされますが、エムボックスではこのAGA領域において、1人ひとりの薄毛の悩みに寄り添い、テクノロジーを活用して科学的根拠に基づく情報や製品を提供し、一緒に解決していきたいという想いから、AGAセルフケアブランド『HIX』を展開しています。
現在、国内初（※2）のAGA管理アプリに加え、4つのプロダクトを提供しており、2020年7月のアプリリリース以降、10万人以上（※3）の方々にご利用いただいております。

また、サービス提供を通じて、薄毛に悩む多くの男性から貴重なデータが集まりました。これらのデータを分析することで、国内におけるAGAの実態を明らかにし、正しい治療の普及を促進する一助となると考えています。そこで、『HIX』ユーザー12,783名の問診データを基に、「AGAに関する実態調査2025」を実施しました。

（※1）日本醫事新報

（※2）エムボックス調べ

（※3）HIXアプリダウンロード数およびHIXプロダクト購入者の総数

調査概要

調査方法：『HIX』ユーザーへの問診

調査期間：2021年8月1日〜2024年11月30日

回答者数：12,783名（年齢内訳は調査結果を参照）

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、[ HIX（ヒックス）調べ ]とご明記ください。

調査結果サマリ

10・20代男性の4割が薄毛に悩んでいる
薄毛男性の7割以上が家族の中に薄毛の人がいる
薄毛が気になる部位は「生え際・おでこ」が1位。次いで「頭頂部・つむじ」
薄毛男性の2人に1人以上は何も対策をしていない
薄毛男性の半数近くがクリニックを受診したくない。理由は「時間」と「費用」がかかるから
薄毛男性の6割近くは栄養バランスの良い食事をしている
薄毛男性の8割近くが非喫煙者
薄毛男性の85%が5時間以上の睡眠をとっている

調査結果

10・20代男性の4割が薄毛に悩んでいる

『HIX』のAGA管理アプリでは、ご自身で髪や頭皮の写真を撮影し、質問に回答するだけで、専門家が薄毛の進行状況や頭皮の状態を判定し、ご自宅で効果的なヘアケアサポートを受けることができます。

今回、この『HIX』ユーザーの問診データをもとに調査を実施しました。調査対象の年代を見てみると、10代および20代が全体の約4割を占め、ほぼ半数に達する結果となりました。これにより、AGAは若い世代も発症する可能性があり、早期の対策が重要であることが示されました。

なお、『HIX』のAGA管理アプリは、AGA治療効果を最大化するためのツールです。外用薬「ヒックスミノキシジル5」との併用により、治療の継続率向上を促進します。さらに、以下3つの特徴を備えていることから、

1 ヘアチェック

2 予防法の提案（対策支援）

3 モニタリング

本格的にAGA治療を始める前の方々からもとりわけ1と2が役立つため、高い支持を得ています。

薄毛男性の7割以上が家族の中に薄毛の人がいる

調査対象者の75.1%が「家族に薄毛がいる」と回答しており、遺伝的要因が薄毛に大きく影響している可能性が示唆されます。実際に、日本皮膚科学会の『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版』においても、「男性型脱毛症の発症には遺伝と男性ホルモンが関与する」とされています。この結果から、遺伝的背景を考慮した個別のケアや予防策の必要性が高まると考えられます。

薄毛が気になる部位は「生え際・おでこ」が1位。次いで「頭頂部・つむじ」

「生え際・おでこ」が最も気になる部位として挙げられ、次いで「頭頂部・つむじ」が続きました。

なお、10円ハゲの場合は、AGAではなく円形脱毛症の可能性が高く、日本皮膚科学会の『円形脱毛症診療ガイドライン 2024』によると、円形脱毛症の治療法としてはステロイド局所注射療法やステロイド外用療法が推奨されています。AGA治療薬のミノキシジル外用薬は弱い推奨と明記されておりますので、薄毛の状態にあわせて治療法をご確認ください。

円形脱毛症については、「【薬剤師監修】円形脱毛症の原因と治療法を解説！女性や子供でもなってしまうの？」からも詳細をご覧いただけます。

薄毛男性の2人に1人以上は何も対策をしていない

薄毛に悩んでいるにも関わらず、半数以上の人が対策を行っていないことが明らかになりました。対策経験がある人のうち、「発毛剤・育毛剤」が最も多くおよそ2人に1人にのぼり、次いで「クリニック受診」が続く結果となりました。

薄毛男性の半数近くがクリニックを受診したくない。理由は「時間」と「費用」がかかるから

調査対象者の約半数が「クリニックを利用したくない」と回答。クリニックを受診しない理由としては、「通院時間の確保が難しい」「治療費が高い」が挙げられました。

薄毛男性の6割近くは栄養バランスの良い食事をしている

薄毛に悩む人の多くが食事に気を使い、栄養バランスの良い生活を心がけていることが分かりました。しかし、健康的な食事だけでは薄毛の根本的な解決には至らず、医学的・薬学的なアプローチが必要であることが改めて示唆されます。

食生活と薄毛の関係性については「【薬剤師監修】サプリメントや食事で薄毛は治りません、でも予防や対策にはとても大切です。」から詳細をご確認いただけます。

薄毛男性の8割近くが非喫煙者

薄毛に悩む人の約8割が非喫煙者であり、喫煙との関連性は限定的である可能性が示唆されます。こちらの詳細については「【薬剤師監修】タバコは禿げる？髪に対する4つのデメリットを解説！」もご覧ください。

薄毛男性の85%が1日5時間以上の睡眠をとっている

1日5時間以上の睡眠をとっている人は85.7%に達しました。この結果から、過度な睡眠不足が薄毛の主因ではない可能性が示されています。睡眠と薄毛の関係性については、「【薬剤師監修】睡眠不足だとハゲるの？睡眠と髪の毛の関係を解説！」からも詳細をご確認いただけます。

総評｜エムボックス代表・薬剤師金澤大介からコメント

「AGA（男性型脱毛症）」は、悪玉化した男性ホルモン「ジヒドロテストステロン（DHT）」が髪の細胞を傷つけ、ヘアサイクルを乱すことで発症する病気の一種です。実際、男性の薄毛の9割以上がAGAによるものとされています。

AGAの治療は、飲み薬（フィナステリド、デュタステリド）や塗り薬（ミノキシジル）を用いる方法で、薄毛の進行を抑えたり、改善することが可能です。つまり、どんなに規則正しい生活を送っていてもAGAになる可能性はあり、解決には医学的・薬学的にきちんと効果が実証された医薬品による正しい治療が不可欠です。

今回の調査では、薄毛に悩む人の半数以上が何の対策も講じていないことが明らかになりました。一方で、調査対象者の多くが栄養バランスの良い食事を心がけ、非喫煙者であり、5時間以上の睡眠を確保しているなど、規則正しい生活を送っていることが分かりました。それにも関わらず、AGAの発症に悩む人が多い現状が浮き彫りになっています。

さらに、クリニックの受診については、半数近くの人が「手間がかかる」「価格が高い」といった理由で前向きではないことも分かりました。この結果から、手軽かつ医学的・薬学的に正しいAGA治療が求められていることが推察されます。

私たちが展開するAGAセルフケアブランド『HIX』は、クリニックに通うことなく、自宅で簡単にケアができるのが特徴です。今後も、手軽で効果的な治療法を提供することで、薄毛/AGAに悩む男性が1番最初に利用しようと思える、信頼できるサービスを目指してまいります。

AGAセルフケアブランド『HIX』について

『HIX』の名前の由来は、Haircare-index（ヘアケアの指針）です。1人1人の薄毛の悩みに寄り添い、テクノロジーを使い科学的根拠のある情報や製品を届け、一緒に解決したいという想いから開発されたAGAセルフケアブランドになります。現在、国内初のAGA管理アプリを中心に、以下のプロダクトを展開しています。