株式会社うぇるねすのプレスリリース
シニア 514名が受験に挑戦・学び直しの鍵は“スマホ”
(画像左)代務員同士で受験への士気を高め合うたんぽぽチャレンジャーの会の様子
(画像中・右)代務員たちは普段から業務内でスマートフォンを活用。
試験勉強もスマホから自社開発したeラーニングで勉強
●マンション管理員不足&シニア活躍の課題を解決する“うぇるねす”の仕事
マンション管理員の人材不足が深刻な課題となる中、当社は、管理員を必要とする全国各地のマンションと代務員とのマッチングを行い、マンション管理員の代行業務を担っています。また、当社は、定年や年齢制限がなく、スマートフォンを用いた能力開発・個人の体力や希望にあわせた自由な働き方ができることから、シニアが活躍しやすい労働環境を実現し、業界内最大手として事業を拡大しています。
●高難易度の国家資格にシニアが挑戦する理由 / 学び直しの秘訣は“スマホで勉強”!?
当社では、2024年度より、代務員への「管理業務主任者」取得サポートを開始しました。背景には、
【1】「管理業務主任者」の資格取得による、専門性の高い人材を育成すること
【2】年齢に関係なく、学びチャレンジすることで働きがいや生きがいを創出すること などがあります。
サポートの内容として、スマートフォンで気軽に勉強ができる自社開発のeラーニングを提供するほか、各地で開催する研修内で挑戦者による座談会の実施、受験料の負担や合格お祝い金の支給を行っています。実際に受験した代務員からは「挑戦する機会を作ってもらい感謝でいっぱい」「目標ができてウキウキした」「チャレンジする姿を見た家族に尊敬された」など熱意あるコメントや「来年もまたチャレンジします!」「来年こそは絶対合格します!」等の決意表明が寄せられました。
20年以上にわたり当社は、高齢者が尊敬され、元気に誇りをもって働くことができる社会を目指して事業を推進し、成長を遂げてきました。社会全体でシニア活躍が模索される中、シニアの新たな働き方・学び方の選択肢を提示することで、年齢に関係なく躍動できる社会づくりに貢献していきます。
※当社代務員とは、管理会社の常勤管理員の休暇・退職などに伴い単発・長期で当該マンションの管理員として委託される代行管理員です。
■男性の最高年齢合格者 船越喜彦さん(77歳)
定年退職後も再就職しましたが、そこでも定年が近づいた際、友人の紹介で“定年のない”うぇるねすの仕事を知り、現在に至ります。
受験勉強は、ほとんどたんぽぽ講座で行い、そこから自分で学習ノートを作り、通勤時に反復学習していました。特に、民法や区分所有法など法律分野はたんぽぽ講座がわかりやく解説してくれたので助かりました。
そうした中でも、記憶力の低下に加え模擬テストにトライした時は合格水準点に遠く 及ばず、「今回の受験は予行演習かな…」と諦めかけた時もありましたが、受験するからには最善を尽くそうと最後まで努力したことが功を奏し、何とか合格することができました。合否発表のHPに自分の受験番号を見つけた時の喜びと、妻や子供たちが祝ってくれた時の感慨はひとしおでした。
今回のことをきっかけに、新しいことにチャレンジする楽しみを再認識したので、また何か新しい分野に取り組んでみたい気持ちでいっぱいです。
■女性の最高年齢合格者 藤井さん(59歳)
将来の自分について考える機会があり、今後もこの仕事を続けていくならば、良い勉強の機会だと思い受験を決意しました。
毎日とは決めず、“空いた時間は勉強に充てる”という方針で勉強をしました。たんぽぽ応援団の方々からのサポートも励みになりました。これからは資格を得た経験を幅広く仕事に活かし、また、新たに興味のある分野にも挑戦したいです。何でも「やろう!」と思った時がスタートの時だと思っています。今後、女性のお仲間ももっと増えると嬉しいなと思っています。
■うぇるねす 代表取締役会長 下田雅美(82歳)
管理業協会の新年賀詞交換会で当社の500人以上の代務員が管理業務主任者試験を受験した事を報告した際、参加者からどよめきが湧き上がりました。
この国家試験は、うぇるねすにとって多くのプラスを生み出すと考えております。代務員の皆さんにとって、合格することはもちろん素晴らしい成果ですが、数カ月間一所懸命に勉強し、チャレンジする事に大きな意味と価値があります。また、管理会社からもうぇるねすへの期待の声を多く頂いておりますので、この資格を活かしお応えしていきたいと思います。
■「管理業務主任者」資格取得に向けた代務員へのサポート内容(2024年より開始)
・自社開発のeラーニング教材「たんぽぽ講座」の開発・配信
過去の試験問題を分析し、重要ポイントを1つ5分程度にまとめた動画教材を開発。かんたん問題、しっかり問題へと進みながら、スマートフォンで完結して学ぶことができます。単元を細かく区切ることで、短時間の勉強を積み重ねるスタイルで試験対策ができるのが特徴です。
・受験料負担制度や合格者へのお祝い金もあり
・各地で開催する業務研修やエリア会内で、「管理業務主任者」資格保有者や受験挑戦者による座談会を実施し、受験に迷っている代務員の挑戦を後押ししています。
■マンション管理の国家資格「管理業務主任者」概要
「管理業務主任者」とは、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要な国家資格で、一般社団法人マンション管理業協会が管轄しています。「管理業務主任者」となるには、試験に合格して登録し、証の交付を受けることが必要です。
管理業務主任者試験は、年1回、12月に実施されます。管理業務の委託契約、管理組合の会計に関連する簿記・財務諸表等の知識、マンション管理に関する法律等の知識が問われます。
例年、15,000人程度が受験し、合格率は約20%という難易度の高い試験です。
URL:https://www.kanrikyo.or.jp/index.html
■うぇるねす代務員による「管理業務主任者」 試験結果
【令和6年度管理業務主任者試験 結果※】
試験日:令和6年12月1日(日) 13:00~15:00
試験地:8地域、17会場
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県及びこれら周辺の地域
※2025年1月10日一般社団法人マンション管理業協会 「令和6年度管理業務主任者試験 結果報告」
https://www.kanrikyo.or.jp/kanri/shiken_r06/pdf/goukakugaiyou.pdf