Craif株式会社のプレスリリース
Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、株式会社永賢組(所在地:愛知県春日井市、代表取締役 永草 孝憲、以下永賢組)が、社員の健康促進を目的に、福利厚生として尿がん検査「マイシグナル®️」を全額会社負担で導入したことを発表いたします。
■ 導入の目的と主な活用方法
永賢組は創業以来「一遇を照らす」という精神のもと、自らが光となり周りを照らすことをモットーに、地域の問題を解決する企業として、活動しています。これまで、社員一人ひとりの健康を守ることで、お客さまや地域社会に対してベストなパフォーマンスができるという考えから、健康管理に関する様々な施策を取り入れてきました。また過去に、先代、社員をがんで亡くし、がんの予防や早期発見に繋がる取り組みを強化しています。この度、すい臓がんも含む最大 7つのがん種をステージ1から検知ができる「マイシグナル・スキャン」を、より早期発見に適した検査として、全社員を対象に全額会社負担で導入いただきました。
■ 永賢組 代表取締役 永草 孝憲氏の想い
マイシグナルを取り入れることに対する私の想いは、社員の健康を最優先に考えることにあります。社員が健康であることが、自己実現を達成し、お客様に最大のパフォーマンスを提供するための基盤となるからです。過去に社員をがんで失うという悲しい出来事がありました。この経験から、病気を早期に発見し、貴重な人材を失わないようにすることが重要だと強く感じています。さらに、先代もすい臓がん亡くしたことから、社員一人ひとりの健康管理を徹底し、安心して働ける環境を提供することが、私の使命と考えております。マイシグナルを導入することで社員の健康を守り、コンセプトであるwell-beingの為、グループ会社全体の成長と発展を支えていきたいと考えています。
■ 「マイシグナル・スキャン」選定のポイント
・すい臓がんもステージ1から、最大7種のがんリスクをがん種ごとに判定
がんは早期発見・治療が重要とされる中で、がん種によっては早期がんの検診手法が確立されていないものもあります。「マイシグナル・スキャン」は早期発見が難しいとされるすい臓がんを含む最大7種類のがんリスクを、ステージ1から、個別に判定することができます。
・がん種ごとにリスクを評価でき、ネクストアクションが明確
対象となる7種類のうち、体のどの部位にがんのリスクがあるかがわかり、その後の具体的なネクストアクションも結果とともに明示されます。万が一 “がんの疑いあり” となった場合も、受診すべき診療科が明確に示されるため、迷うことなく次の行動に移ることができます。
・尿だけで簡単に検査可能
がん検診を受けるネックとして「時間がない」「苦痛が伴う」といったことが挙げられますが、「マイシグナル・スキャン」は尿だけで検査ができるため、受検者の負担を減らすことができます。
■ 「マイシグナル・スキャン」について
「マイシグナル・スキャン」は、がんの発症や進行、転移に重要な役割を果たすマイクロRNAに着目したがんリスク検査です。本サービス最大の特長は“痛みがない”という点です。ご自宅または導入医療機関で採尿するだけで、負担なく気軽にがんのリスクチェックを行っていただけます。現在の対応がん種は大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、すい臓がん、食道がん、卵巣がんの7種です。
詳細はWebサイト(https://misignal.jp/)をご覧ください。
■「マイシグナル・スキャン」の受検方法
「マイシグナル・スキャン」は、ご自宅で採尿するだけで体に負担なくがんのリスクチェックができるので、病院に行く時間がない方や、病院嫌いの方にも気軽に検査を受けていただくことができます。調べられるがんの種類は男性合計5種類、女性合計7種類。女性に最も多い「乳がん」や男性の死亡者数が最も多い「肺がん」、自覚症状がほとんどなく、早期発見が難しい「すい臓がん」、「卵巣がん」*も調べることができます。
* 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」
■ 「マイシグナルシリーズ」について
「マイシグナルシリーズ」は、予防と早期発見につなげる、がんリスク検査です。このシリーズはマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する検査「マイシグナル・スキャン」、より手軽にがんリスクを評価する検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」、DNAダメージをモニタリング・予防につなげる検査「マイシグナル・チェック」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。4つの検査を通じて、自らの体質的なリスクを知り、日々のDNAのダメージをモニタリングすることで発症予防をサポート。それでも防ぎきれないがんを早期発見することを一気通貫でサポートし、がんの予防と早期発見を促進することを目指した包括的ながん対策です。
詳細はWebサイトをご覧ください。
マイシグナルシリーズは医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に変わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP®︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。さらに、すい臓がんが当たり前に早期発見できる世の中を目指し、「すい臓がん啓発プロジェクト powered by マイシグナル」を発足し、がんの啓発活動を推進しています。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がん検査「マイシグナル®︎」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F