issinホールディングス株式会社への出資を決定

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社のプレスリリース

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 植田浩輔、以下「東大IPC」)が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合(以下「AOI1号ファンド」)は、家族のカラダとココロの健康維持・増進をテクノロジーで実現する、東京大学発ヘルスケアスタートアップのissinホールディングス株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役:程涛、読み:イッシン、以下「issin」)への出資を決定しました。

今回のissin社への投資は、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 郷治友孝)、FreakOut Shinsei Fund株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:西村和将、永井秀輔)、SMBCベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐伯友史)、かんぽNEXTパートナーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表者:樋口晋平、田中研午)、株式会社琉球キャピタル(本社:沖縄県那覇市、代表:松原知之)、株式会社琉球銀行(本社:沖縄県那覇市、代表:島袋健)、UT創業者の会有限責任組合(本社:東京都港区、代表者:水永政志)が運用する投資ファンド等との共同投資となります。

「生命力溢れる世界を実現する」をビジョンに、日常生活に溶け込んだヘルスケア体験の実現へ

issin社は、「生命力溢れる世界を実現する」をビジョンに掲げ、体重測定できるバスマット「スマートバスマット」、効率良く簡単に運動習慣を身につけることができるエクササイズサービス「Smart 5min(スマートファイブミニッツ)」、専門家とAIが最適な健康アクションを提案する生活習慣改善サービス「Smart Daily(スマートデイリー)」などの開発・提供を行なっています。

主要製品の「スマートバスマット」は、お風呂上がりに乗るだけで体重測定などの健康管理ができるヘルスケア製品で、毎日の測定データはアプリに自動で記録され、邪魔にならず、ストレスにもなりにくいため、ユーザーの測定継続率は9割を超えています。2024年6月には、体脂肪率など体組成の測定に対応した最新モデル「体組成計モデル」を発表し、最新のユーザー数は60,000人を突破しました(2024年11月)。多数のメディア等の紹介を通じて注目度も高まり、全国の販売店舗数は2,500店舗に拡大するなど急成長しています。
なお今回調達した資金は、既存事業の拡大・新規事業の研究開発・事業の海外進出などに投資します。
東大IPCは、第11回「1stRound」(※1)でissin社を採択、その後今回、投資実行にいたりました。今後はハードウェアとソフトウェアの融合したサービスの開発・改善を進め、より日常生活に溶け込んだヘルスケア体験を実現するissin社を支援して参ります。

issinホールディングス株式会社 代表取締役CEO 程涛 コメント

この度は、弊社の資金調達ラウンドにご参加いただき、心より御礼申し上げます。2022年に東京大学協創プラットフォーム開発株式会社様主催の起業支援プログラム1stRoundに採択いただいて以来、長きにわたり多大なるご支援をいただき、深く感謝申し上げます。『生命力あふれる世界』の実現を目指し、ヘルスケア領域の課題解決に向け、さらなる技術革新とプロダクト開発を一層加速してまいります。今回の資金調達を通じて、皆さまの期待を超える価値を創造し、社会全体のウェルネスに貢献する企業を目指してまいります。


issinホールディングス株式会社 取締役CFO 寺田博視 コメント

この度は、弊社の資金調達ラウンドにご参加いただき、心より御礼申し上げます。私たちは『生命力あふれる世界』の実現を目標に掲げ、ヘルスケア分野の課題解決に向けて技術革新とプロダクト開発を一層強化してまいります。本調達により、社会全体の健康維持・増進、ウェルビーイング向上に寄与し、皆さまのご期待に応える企業として成長を続けてまいります。

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 パートナー古川圭祐 コメント

東京大学を代表する連続起業家である程さん、寺田さんの新しい挑戦にご一緒できることを非常に嬉しく考えております。弊社の起業支援プログラム1stRoundでご一緒させて頂いているときから、革新的なプロダクトにワクワクしていました。「日常生活に溶け込んだパーソナルヘルスケア」で、人類の健康への貢献を応援して参ります。


日本のオープンイノベーション活動の発展寄与を目指すAOI1号ファンド

AOI1号ファンドは、東京大学周辺でのオープンイノベーション活動の推進を目的とし、「企業とアカデミアとの連携によるベンチャーの育成・投資」というコンセプトで2020年に組成されました。本ファンドでは、各業界のリーディングカンパニーと連携した新会社設立やカーブアウトベンチャー、および彼らのアセットを有効活用するベンチャーへの投資を通じ、新たな分野におけるオープンイノベーションの成功事例創出を目指します。

※ 東大IPCが運営する国内最大規模を誇る大学・研究機関共催のアクセラレータープログラム
https://www.1stround.jp/

issinホールディングス株式会社について
会社名:issinホールディングス株式会社(読み:イッシンホールディングス)
代表者:代表取締役 程 涛
設立:2022年10月26日
所在地:東京都文京区本郷七丁目3番1号 東京大学アントレプレナープラザ 705
URL:https://issin.cc/


東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について

東大IPCは、大学、企業、ベンチャーキャピタル、政府・自治体など幅広いステークホルダーと連携した、世界と肩を並べるスタートアップ創出やエコシステム構築を通じて、世界における日本の産業競争力の強化に資するべく活動を展開しています。

東京大学周辺で培われてきたベンチャー・エコシステムをさらに発展させるべく、東京大学100%出資の子会社として2016年に設立。官民ファンドとして2つのファンドを通じた国内外70社を超える大学関連のスタートアップおよび民間VCファンドへの投資と並行し、研究者技術シーズの事業化や客員起業家(EIR)起業を支援する「スタートアップ創造」、国内最大規模を誇るアカデミア機関共催のアクセラレータプログラム「1stRound」の運営、「Deep TechDive」などの人材支援をはじめとするハンズオン支援を手がけています。ディープテックスタートアップの支援・育成に必要なあらゆるリソースが集積するプラットフォームを構築し、創業から育成、VCファンド運営による成長資金の供給と、継続的な活動支援を展開しています。

2024年には、東京都の公募・選定を経て大学発スタートアップ等促進ファンド投資事業有限責任組合(「ASA」ファンド)を設立。国内・海外との連携の下、新たなディープテック・スタートアップ創出の拠点形成を目指しています。

概要   アカデミア関連スタートアップ・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立   2016年1月
株主  国立大学法人東京大学(100%)
所在地  東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者   代表取締役社長 植田 浩輔
URL   https://www.utokyo-ipc.co.jp/

【お問い合わせ】
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183
Email: info2@utokyo-ipc.co.jp
担当パートナー: 古川 圭祐

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