富士薬品、長野県木曽町と健康増進に関する包括連携協定を締結

~ 町民の健康づくりで地域活性化を目指す ~

株式会社富士薬品のプレスリリース

医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品(本社:埼玉県さいたま市 代表取締役社長:高柳 昌幸、以下「富士薬品」)は、2025年2月19日(水)、長野県木曽町と健康増進に関する包括連携協定を締結いたしました。

富士薬品は本協定をもって木曽町と連携し、配置薬の事業活動を通じて木曽町民の「健康づくり」を後押しし、地域社会の活性化に寄与することを目指します。

同日、木曽町役場において、協定締結式を行いました。

協定締結式(左から、木曽町長 原 久仁男氏、株式会社富士薬品 配置事業本部 配置営業統括部 営業部 部長 伊庭 圭之助)

【連携協定の5項目】

1.セルフメディケーション(※1)の強化に関する事業

厚生労働省の定めにより、配置薬販売の営業員は原則として、登録販売者(※2)の資格を有しています。この専門知識を生かして、OTC医薬品の適正使用をはじめ、地域住民の健康意識の向上につながる情報提供を行ってまいります。

2.健康情報の発信に関する事業

配置薬をご契約のお客様のもとへ訪問する際、木曽町とのハブとなり、健康情報の提供や健康診断の呼びかけ、事故・病気防止の啓発などを行います。また、風邪や乾燥予防など季節ごとの事故・病気防止の啓発を目的としたセミナー・イベントなども、木曽町と共同で実施を検討してまいります。

3.高齢者等の見守りサービスに関する事業

「ご契約いただいているお客様のもとへ訪問する」という配置薬の特性を生かし、ご高齢の方の見守りをはじめ、住みやすいまちづくりに向けた取り組みを、木曽町と協議のうえ行ってまいります。

4.防災・災害対策に関する事業

災害発生時に避難所などへ医薬品を無償提供(※3)します。平常時には医薬品とともに災害時に欠かせない防災グッズ・備蓄品を木曽町のご要望に応じてご用意(※4)するほか、木曽町からの防災・災害対策に関する情報を、営業員が廻商時に地域のお客様へお届けしてまいります。

5.その他、本協定の目的達成に関する事業

上記の他、本協定の目的を達成するために必要な事項に関して、具体的な取り組みを木曽町と協議のうえ実施してまいります。

 (※1)自分の健康状態や生活習慣に気を配り、不調の際は市販薬を使って病気の予防・治療にあたること。
(※2)登録販売者とは、一般用医薬品(OTC医薬品)の販売に必要な専門資格です。医薬品の専門の知識を持ち、薬剤師しか販売できない第1類医薬品を除く一般用医薬品を販売することができます。
(※3)「配置薬」のご契約期間中に被災されたお客様については従前より無償です。
(※4)防災グッズ・備蓄品は有償でのご提供となります。

【協定の背景】

木曽町では、子どもから高齢者まで誰もが心身ともに健やかに過ごすことができる地域社会の持続を目指し、2023年3月に「木曽町健康づくり計画」を策定しました(※5)。以来、本計画に基づき、町民の健康づくりを強化する取り組みとして、運動やリラクゼーションを推進する「5分で見れる!健康増進動画」の定期的な配信などを通じて、町民に対する情報発信を行っています(※6)。

また、安心・安全なまちづくりの一環として、2021年3月に「木曽町地域防災計画」を改訂したほか、「第3期木曽町地域福祉計画」を定め、地域の支え合いを充実させていくことにも力を入れています(※7)。

一方、富士薬品は、「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと、ひとの元気なくらしを支え続けることを使命に掲げ、配置薬販売をはじめ、ドラッグストア・調剤薬局、医薬品の研究開発、製造事業を通じて、地域の人々の生活に寄り添う良質なサービスの提供に努めています。特に配置薬においては、木曽町のご家庭や企業を合わせ現在約1,000軒のお客様にお使いいただいています。

昨今では、地方自治体が取り組む地域住民の健康づくりを、配置薬販売をはじめ、富士薬品の事業活動を通じて支援できるのではと考え、2022年の新潟県南魚沼市を皮切りに、地方自治体との連携協定の推進に取り組んでおります。

こうした中で木曽町からは、富士薬品が事業活動を通じて、木曽町の多くの地域住民の生活に接していることに加え、お客様のもとを一軒一軒訪問するという配置薬販売の営業スタイルが、高齢者等の見守りに生かせる点を評価いただき、この度の連携協定の締結に至りました。自治体との連携協定は、これにより17例目となります。

富士薬品は木曽町と連携して、木曽町民の「健康づくり」を後押しし、地域社会の活性化に貢献してまいります。

(※5)木曽町ホームページ 木曽町健康づくり計画https://www.town-kiso.com/chousei/shisaku/100384/100160/
(※6)木曽町ホームページ 5分で見れる!健康増進動画https://www.town-kiso.com/fukushi/kenkou/100098/102059/
(※7)木曽町ホームページ 木曽町地域防災計画https://www.town-kiso.com/chousei/shisaku/100381/100209/
    木曽町ホームページ 第3期木曽町地域福祉計画https://www.town-kiso.com/chousei/shisaku/100384/100234/

【富士薬品について】

富士薬品は、1930年富山県富山市における配置薬販売業の創業からスタートし、現在では配置薬販売事業に加えて、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業を展開する複合型医薬品企業です。スローガン「とどけ、元気。つづけ、元気。」のもと、富士薬品グループ全体で日本全国に1,271店(2024年3月末時点)を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアと、全国に広がるラストワンマイルを埋める配置薬販売ネットワーク、そして医療用医薬品の研究開発力を生かし、誰もが豊かな人生を送れる社会の実現に向けて、人々の暮らしのあらゆる場面で寄り添い、元気な生活を支え続けてまいります。

【株式会社富士薬品 会社概要】 URL:https://www.fujiyakuhin.co.jp

社名

株式会社富士薬品

代表者

代表取締役社長 高柳 昌幸

所在地(本社)

〒330-9508

埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地

事業内容

医薬品等の配置薬販売事業、ドラッグストア・調剤薬局事業、

医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業

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