19 – 20世紀を中心に銀製化粧セットや扇などを公開 化粧文化ギャラリーにて「ヨーロッパの装い」展を開催

4月3日(木)から9月26日(金)まで

ポーラ文化研究所のプレスリリース

左から《ガラス化粧セット》 1900年頃 サン・ルイ / 《マルタンのワニス扇》 1860年頃 / 《エナメル装飾化粧セット》 1900年頃 リード・アンド・バートン

 株式会社ポーラ・オルビスホールディングスが運営するポーラ文化研究所の化粧文化ギャラリー(東京・港区南青山)では、現代の化粧文化にも通じる「ヨーロッパの装い」展を4月3日(木)よりスタートします。

 19世紀から20世紀のヨーロッパ社会は、産業革命の技術革新を経て近代化へと進む中、ビューティーの分野でも現在私たちが行っている化粧へと直接つながる化粧品やテクニックが登場し、その影響は日本の化粧文化にも及びました。今回の展示では、ポーラ文化研究所のコレクションの中から、化粧道具や装身具など、当時のヨーロッパの装身に関する所蔵品を展示、そこから連想したテーマで選書した書籍をご紹介します。鎖国を解いた日本の人々も憧れた優美な化粧やファッションに思いをはせていただければ幸いです。

 関連プログラムでは、展示企画の担当学芸員がギャラリーをご案内するギャラリートーク※1や、「ヨーロッパの装い」のスパイスでもあり“扇言葉”ともいわれるコミュニケーション道具だった西洋の扇に関するワークショップ※2など、展示品とともにその時代のを体感いただけるコンテンツをご用意しています。

※1 ※2 各プログラムに関する詳細・申し込みは、Peatixポーラ文化研究所公式ページ https://polabunken.peatix.com/ にてご案内いたします。

【化粧文化ギャラリーについて】

化粧文化ギャラリーは、展示室は約14㎡とコンパクトな空間ながら、化粧道具や装身具、絵画資料、文献などを複合的に展示・構成することで、化粧文化やその時代風俗を読み解いていただけるよう企画しています。また学芸員によるギャラリートークやレファレンスなども予約制で実施し、研究所が運営するギャラリーならではの学び・気づき・楽しさがつまったプログラムをご用意しています。

展示概要 

展覧会名 「ヨーロッパの装い ―19 – 20世紀を中心に―」展

会期   2025年4月6日(木)~9月26日(金)

場所   ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー

     (東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング1F)

開室日  木曜日・金曜日 ※木曜日は予約制

休室日  8月14日(木)、15(金)は休室

開室時間   11:00~17:00(最終入室は16:30まで)

料金          無料

公式サイト https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/gallery/

一般向けゲストトークイベント開催 

 衣服標本家の長谷川彰良氏がコレクションする19世紀から20世紀の西洋ドレスを化粧文化ギャラリーにて展示、間近でご鑑賞いただけるイベントを開催予定です。歴史ある西洋の衣服を分解して「標本」にし、衣服の「構造美」や「着心地」を研究している長谷川氏による解説は必見です。

日時   2025年5月22日(木) 14:00~15:30 / 18:00~19:30

場所   ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー

     (東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング1F)

定員   各回20名 ※無料/事前申込制、先着順

申込方法  4月21日(月)よりPeatixポーラ文化研究所公式ページ https://polabunken.peatix.com/ にて予約受付開始いたします。

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