「癒しを届けたい」その一心で挑んだ試験。震災と家族の不安を乗り越え、合格率数％の壁を越えて──能登に眠りのスペシャリストが誕生しました。
Sleepinnのプレスリリース
【地域と眠りに寄り添うSleepinn（スリープイン）】
石川県七尾市で、眠りを通じて心と身体にやさしく寄り添う寝具店Sleepinn「スリープイン」にて、在籍セラピストが、全国でも取得者が限られる希少なヘッドケア資格「ヘッドマイスター」を取得しました。その背景には、地震を乗り越えた地域への思い、そして家族の病と向き合いながらの挑戦がありました。
【資格紹介｜ヘッドマイスターとは】
ヘッドマイスターは、全国で話題のドライヘッドスパ専門店「悟空のきもち」の創業者であり、ドライヘッドスパ協会の代表理事である金田 淳美氏が考案した、頭の施術に特化した専門資格です。
脳疲労や睡眠トラブル、美容面のケアに対応する独自理論と21の手技により、“眠らせる魔法”と称されるほどの深いリラクゼーション効果をもたらします。
認定試験の合格率はわずか数％という狭き門であり、全国でも資格保有者は限られていることから、ドライヘッドスパ業界において「希少性と専門性を併せ持つスペシャリスト」として高く評価されています。
【経緯｜震災後の声に応えるための挑戦】
Sleepinn（スリープイン）では、能登半島地震の発生を受け、しばらくの間ヘッドスパのサービスを一時休止しておりました。しかし、避難生活や余震の不安が続く中で、「ヘッドスパを再開してほしい」「癒しの時間がほしい」という地域の方々からの声が急増しました。
その声に応え、より深く寄り添える存在になるために、今回、セラピストである代表の妻が、技術と心の両面でのレベルアップを目指し、資格取得に挑戦いたしました。
【挑戦と想い｜家族と地域に支えられて】
セラピストである代表妻は、Sleepinn（スリープイン）の開業時から店舗を支えてきた存在です。
スパの施術はもちろん、接客や売場づくり、日々の店舗営業まで担い、現場の最前線でお客様と向き合い続けてきました。
営業と家庭を両立させながらの挑戦の中で、手首を痛め、技術に迷い、心が折れそうになることもありました。さらに試験の前日には、体調を崩していた義母が緊急搬送される事態となりました。能登半島地震後の生活の変化や心労が背景にあったのではと感じています。
それでも試験当日、緊張しながらも「お客様の笑顔と、義母に明るい報告を届けたい」という想いを胸に、全力で施術に臨みました。そしてついに合格。
施術を終えた後、試験官からはこんな言葉が──
「個人的に大好きな施術でした。大合格です。」
さらに合否の案内には、
**「大合格 大変よく出来ました」**の印まで添えられていました。
これまでの努力と迷いが、すべて報われた──そんな瞬間でした。
【家族への｜試練の中の最高の報告】
合格の報告を義母にまっさきに伝えると、
その報告に、義母は体調がすぐれない中でも、あたたかなメールを返してくれました。
「良かったわうれしい。
おめでとうございます。」
その言葉は、どんな資格証書よりも重く、心に深く残る贈り物となりました。
そして今もなお、義母は病と懸命に闘っています。私たちは、退院するその日まで、そっと寄り添っていきたいと願っています。
【未来へ｜癒しと復興の力を信じて】
この資格取得は、技術力の証明であると同時に、「誰かのために癒しを届けたい」「能登を元気にしたい」という想いがたくさん詰まっています。
そして何より、私たちにとって地域の皆さまに癒しをお届けすることこそが使命であると、改めて実感する機会となりました。
本サービスを提供するのは、石川県七尾市にある快眠と暮らしの専門店「Sleep inn（スリープイン）」。代表・中川裕介が運営するこの店舗は、地域に根ざした眠りの提案を続けています。
Sleepinn（スリープイン）はこれからも、“眠れる安心”というやさしい力で、能登の方々に寄り添い、復興の一助となれるよう歩んでまいります。
【Sleepinn（スリープイン）のドライヘッドスパ】
・自律神経を整える独自技術と空間設計
・脳疲労・眼精疲労・不眠に対応
・寝具・枕診断と連動した「眠りのトータルサポート」
【会社概要】
店舗名：ねむりと暮らしに寄り添うSleep inn（スリープイン）
代表者：中川裕介
所在地：石川県七尾市小丸山台１丁目１９番地
TEL：0767-52-9550
E-mail：nemuri0903@gmail.com
Instagram：https://www.instagram.com/sleep_inn93/
WEB：https://sleep-inn93.com/
