【日本初導入】自分の骨に置換される人工骨で『エラ再建プロジェクト』始動!救済措置として2025年5月8日(木)モニター募集開始

鼻・顔の輪郭手術に特化したザ・プラス美容外科は、輪郭手術においてエラ骨の過剰な切除により悩みを抱える方に向けて『エラ再建プロジェクト』を発足。一部の技術手技料を無償化し、エラ再建モニターを募集します。

株式会社 JCM groupのプレスリリース

エラ再建プロジェクト発足の背景

 近年、「小顔になりたい」というニーズから、輪郭形成における骨切り手術の需要が高まっています。なかでも、エラ(下顎角)骨切り術は、よりスリムなフェイスラインを形成できることから、非常に人気の高い手術です。しかし、一方では術後にエラ骨を過剰に切除されてしまい、以下のように審美的な悩みを抱える患者様が増加しています。

  1. エラからオトガイにかけてのラインが凹み、“犬顎”といわれる顔貌になる

  2. 側面のフェイスラインが不自然に変化した

  3. 一時的な流行にのり過剰に骨を切除してしまい、元に戻したい

 一度切除された骨を元通りにすることは非常に困難ですが、形成外科の領域では、疾患・外傷による組織欠損、腫瘍の切除後、あるいは先天性疾患による欠損に対し、再建手術を通じて機能や形態を元の自然な状態に近づけるという役割を担っています。そのため、ザ・プラス美容外科では、形成外科専門医としての知見と技術に加え、美容外科医としての審美性に配慮したアプローチにより、再建治療を提供しています。

【日本初!新技術による顔面骨の再建方法を導入】

 上記のように再建へのニーズが高まる一方で、従来の再建方法にはいくつかの懸念点がありました。

一般的に再建で使用されるハイドロキシアパタイト製人工骨は、素材の硬度が高く柔軟性に乏しいため、エラ部へのアプローチには外部切開(3〜5cm程度)が必要となり、顔面に傷跡が残る可能性があることから、手術自体を断念される患者様も少なくありませんでした。
そこでザ・プラス美容外科では2024年、韓国に拠点を置く、3Dバイオプリンティング技術で再建医療に貢献する企業と提携し、「自家骨に置換される3Dバイオプリンティング人工骨(PCL/β-TCP)」を日本で初めて導入いたしました。

自家骨に置換される3Dバイオプリンティング人工骨(PCL/β-TCP)

 今回導入した人工骨は、ポリカプロラクトン(PCL)およびβ-リン酸三カルシウム(β-TCP)を素材としており、既に韓国では保険診療においても用いられている、安全性の高い臨床実績を有する材料です。以下のような特長により、従来の課題を大きく解決するとともに、長期的には患者様自身の骨に置換されることが期待される、次世代の再建素材です。

  1. 柔軟性のある素材で、口腔内からのアプローチが可能なため、顔面に傷を残さない

  2. 術後、時間の経過とともに自然吸収され、自家骨へと置換される生体適合性

  3. CTデータをもとにした完全オーダーメイド設計により、個々の骨格に最適化された精緻な再建が可能

これらの技術により、従来では再建を断念せざるを得なかったような症例に対しても、新たな選択肢として再建を提示できるようになりました。

導入から1年!再建の臨床実績を形成外科学会にて発表

 2024年に3Dバイオプリンティング人工骨を導入して以降、当院では本人工骨を用いた複数の再建症例に継続的に取り組んでまいりました。これらの臨床経験を踏まえ、2025年4月16日(水)、ザ・プラス美容外科で輪郭形成術および両顎手術を専門に執刀する坂本好昭医師が、「第68回日本形成外科学会総会・学術集会」にて、「3Dバイオプリンティング人工骨(PCL/β-TCP)による顔面骨の再建」をテーマに臨床実績を発表いたしました。

形成外科学会総会・学術集会にて坂本医師の発表
形成外科学会総会・学術集会にて坂本医師の発表

 本発表では、他院にて輪郭3点形成術を受けた後、エラが過剰に切除され、不自然な輪郭に悩まれていた患者様に対して、当院が実施した再建手術の症例を取り上げました。術後1年の経過観察においては、人工骨による輪郭形成と骨の再構成がCT画像上で明確に確認され、術前のCTと比較しても、元のエラ骨に極めて近いボリュームおよび形態が再建されていることが明らかとなっています。

 この結果は、本技術が再建外科領域においても一定の有効性を有する可能性を示唆するものですが、一方で、国内における症例数はまだ限られており、さらなる臨床データの蓄積が求められています。

そこで当院では、再建を必要とする患者様への救済措置と臨床的な評価体制の構築を目的として、技術手技料を無償とするモニター募集を開始いたしました。

【エラ再建モニター募集要項】

今回の募集は、過去に骨切り手術を受けたことにより、エラの形状や輪郭の不自然さに悩まれている方を対象としています。

◾️対象施術:エラ(下顎角)再建

◾️費用(税込)

技術手技料: 1,650,000円 → 0円(※本プロジェクトに限り無償提供)

人工骨(両側):1,650,000円

CT解析・デザイン・設計費用:110,000円

全身麻酔費用:220,000円

※術前シミュレーション模型:必要に応じて作成する場合は、別途200,000円発生

※そのほか検査費用等は別途発生いたします

■モニター条件

・手術後1年〜1年6か月の間、必要に応じて検診・診察・写真撮影・CT撮影にご協力いただける方

・学会発表、当クリニックのSNS・オウンドメディアなどに症例写真を掲載することに同意いただける方

・モニター適用で手術を受ける場合は、事前に一定額のデポジット(保証金)をお預かりいたします。

 モニター条件をすべて満たした上で、所定の術後経過期間を経た時点で全額を返金いたします。

◾️応募方法

ザ・プラス美容外科代官山院・名古屋院の公式LINEより、「エラ再建モニター希望」とご連絡ください。

※モニター適応の可否については、医師による診察および判断に基づき決定いたします。

今後の展望

ザ・プラス美容外科では、美容外科としての美しさを追求するだけでなく、医療として患者様の将来に重きを置き、機能面の改善も考慮した手術を提供しております。今後は再建技術の普及に向け、さらなる臨床と研究を重ね、美容医療の発展の礎となる体制の強化を実現します。

輪郭再建プロジェクトメンバー

坂本 好昭 医師、奥本 隆行 医師、井上義一医師、池大官医師、犬飼麻妃医師、永江俊介医師、西岡宏医師

《ザ・プラス美容外科 代官山院の概要》

病院名 :ザ・プラス美容外科 代官山院

所在地 :〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 ROOB1代官山 3F

設立 : 2021年3月31日

院長 : 池 大官

https://theplustokyo.jp/about/daikanyama/

《ザ・プラス美容外科 名古屋院 概要》

病院名 :ザ・プラス美容外科 名古屋院

所在地 :〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目18-22 フェイマス丸の内2階

設立 : 2023年5月10日 

院長: 永江 俊介

名古屋院サイト

https://theplustokyo.jp/about/nagoya/

《会社概要》

会社名 :株式会社JCM group

事業内容:日本でのザ・プラス美容外科の運営・管理

代表取締役 : 牧 敏博

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