ゲラン株式会社のプレスリリース
5月20日の「世界ミツバチの日」に際し、ゲランは、アーティストで監督、俳優のシャルロット・ル・ボンがビー アンバサダーに就任したことを発表します。「ビー アンバサダー」と名づけられたこの任務は、ゲランが2010年に開始したミツバチ保護へのコミットメントを象徴する特別な役割です。
彼女とのコラボレーションにより、芸術的卓越性と環境への責任を融合するというメゾンの野望をいっそう推し進めていきます。
共通の価値観に根ざしたコラボレーション
ゲランは、両者が掲げる理想と価値観が一致してこそ本物の出会いが生まれ、持続的な関係性を築けると考えています。したがって、シャルロット・ル・ボンと手を組んだことは、メゾンにとって当然の選択でした。自然と芸術への情熱で結ばれたゲランとシャルロットは、自らを鼓舞してくれるものを賛美し、守り続けたいという共通の願いを抱いています。
シャルロット・ル・ボンは、カナダのモントリオール北部に位置するローレンシャン地方で育ちました。そこは、息を呑むような美しい湖と手つかずの森林で知られる地域です。彼女が自然との親密な関係を築いた場所でもあり、2020年より定住している場所でもあります。
彼女は多分野にわたる多才なアーティストとして、映画や絵画、写真を通じ、私たちの住む地球の美しさを称えています。自由で多面的な創造的アプローチは、15年以上にわたり生物多様性の保全に取り組んできたメゾンの哲学と共鳴するものです。
「絶えず感動を呼び起こしてくれる自然は、私にとって心が安らぐ場所であり、ミューズです。ゲランのビー アンバサダーに任命いただいたことを、とても光栄に思っています。この役割を通じ、生態系でこの上なく重要な役割を果たすミツバチを守ることで、より多くの人々と関わることができるのを楽しみにしています。」
― シャルロット・ル・ボン
自然を慈しみ続ける彼女は、2018年のドキュメンタリー作品『Anthropocene:The Human Epoch』で声の出演を務めています。エドワード・バーティンスキー、ニコラス・ドゥ・ペンシエ、ジェニファー・バイチウォルが監督した本作は、人類が地球に与える影響についての問題意識を高めるものでした。
ゲランのシンボルであり、生物多様性の守護者であるミツバチ
1853年にゲランのアイコニックなビーボトルに初めてミツバチのモチーフがあしらわれて以来、ミツバチはメゾンにインスピレーションを与え、その歩みを導いてきました。世界中に2万種以上が存在し、無限ともいえる形状と色で環境を彩るミツバチは、その多様性によって豊かで独創的、そして生命力に満ちた美しい自然の象徴となっています。それこそが、ゲランの数々のクリエイションの源なのです。
何よりも、ミツバチが持つ重要な役割は、花粉を媒介し受粉すること。数多くの植物が繁殖するために不可欠なミツバチは、地球の食料安全保障にも大きく貢献しています。
時代を象徴する存在でありながら、現在絶滅の危機に瀕しているミツバチは、ミツバチの保護に取り組む「ゲラン ミツバチ保護プログラム」、生物多様性の保全と女性のエンパワーメントを兼ね備えた「ウーマン・フォー・ビー(Women for Bees)」、そして次世代にミツバチの未来と保護の重要性を啓蒙する「ビー スクール(Bee School)」という、ゲランが掲げる3つの主要なイニシアチブの中心となっています。
2018年に発足した「ビー スクール(Bee School)」は今年、新たな方向へと飛躍を遂げます。ゲランと財団のコラボレーションに基づき、モントリオール昆虫館は、野生のミツバチを含む花粉媒介者(ポリネーター)に関する新たな教育コンテンツを開発します。ミツバチの保護を目的としたコミットメントの中核に教育と啓発を据えることで、ゲランはミツバチへの注力を、他団体との連帯活動の促進力として活用していきます。
シャルロット・ル・ボンはビー アンバサダーとして、Space For Life財団とゲランの新たなパートナーシップに参加します。さらに彼女は、ゲランのミツバチ支援にまつわる他のイニシアチブにおいて、没入型体験やアートイベントなどを通じ、メゾンと共通の価値観を反映しながら積極的な活動を行います。
「ゲランは常に、その真正性、コミットメント、卓越性の価値観を情熱的に体現するアーティストと協力してきました。魅力に満ちたシャルロット・ル・ボンをゲランファミリーに迎えられたことを、大変うれしく思っています。彼女の視点、独自性、感性は『私たちの生きる地球に対してより敬意を払う未来』というメゾンの使命を、刺激的かつ情熱的な方法でサポートしてくれることでしょう。」
― ゲラン CEO、ガブリエル・サンジュニ・ロドリゲス
多才なアーティスト、シャルロット・ル・ボン
シャルロット・ル・ボンは、過去数年の間にフランス語圏および国際的な映画界の主要人物として名を馳せた、ケベック州出身の俳優兼監督です。フランスではローラン・ティラールやジャリル・レスペール、アメリカではラッセ・ハルストレ、ロバート・ゼメキス、ショーン・エリスといった名だたる監督の作品に出演し、難易度の高い役柄を好演してキャリアを積むことで、豊かで大胆な道を切り開いてきました。
監督としても才能を光らせる彼女は、2022年に初監督作品『Falcon Lake』を発表。同作は2022年のカンヌ国際映画祭 “監督週間” に選出され、ルイ・デリュック賞を受賞しました。2024年には、セリーヌ・サレットが監督し、視覚アーティスト兼画家ニキ・ド・サンファルを描いた伝記映画『Niki』で主演を務め、鮮烈な印象を残しています。この作品はカンヌ国際映画祭の “ある視点” 部門で上映されました。
2025年も躍進を続けるシャルロットは、マイク・ホワイトが製作しHBOで放送中の人気ドラマシリーズ『The White Lotus』シーズン3でクロエ役を演じています。同作は彼女の名を世界中に広め、キャリアにおける新たな一歩を刻みました。この役柄を通じ、彼女はますます多くの観客を魅了する力を発揮しながら、国際的な舞台での芸術的成果をさらに確固たるものにしていくでしょう。
ゲラン公式オンラインブティック https://www.guerlain.com/jp
ゲラン公式インスタグラム https://www.instagram.com/guerlain/
ゲラン公式X(旧Twitter) https://twitter.com/Guerlainjp
ゲラン公式LINE https://linevoom.line.me/user/_dc3ZIdbeOEVnsWkVEgdBjgqLJfDBiePWQ8SsRmc