令和7年度 奨学金授与式を挙行
株式会社桃谷順天館のプレスリリース
創業140年、美と健康を追求し続けている株式会社桃谷順天館(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:桃谷誠一郎)が設立した公益社団法人桃谷政次郎記念財団は、令和7年度奨学金授与者30名を決定し、8月4日(月)に大阪本社にて授与式を挙行いたしました。
同財団は2024年7月に一般財団法人として設立され、2025年7月1日に公益社団法人へ移行。学力優秀でありながら経済的理由により修学困難な学生に対し、返済不要の給付型奨学金を支給しています。
【財団設立の目的】
近年、日本では人口減少による国力低下と収入格差の拡大により、経済的理由で才能が埋もれてしまう学生が増加しています。既存の奨学金制度の多くは貸与型で、卒業後の返済負担が社会問題となっていることから、同財団では完全給付型の奨学金制度を採用しました。
「未来の日本経済を牽引する若者たちが安心して学業に専念できる環境を提供したい」との想いから、返済義務のない奨学金により学生の経済的負担を軽減し、個々の才能開花を支援すべく、財団を設立しました。
【授与式当日のプログラム】
全国各地から集まった授与者へ授与式を挙行し、代表理事からの挨拶の後、授与者それぞれに自身の将来の抱負や、奨学金を受け実現したいことを語っていただきました。また、式典後は桃谷順天館の本社施設見学や香水作り体験等を実施しました。
【創業者の信念「人の悩みを解決したい」 140年受け継ぎ財団設立へ】
桃谷順天館の創業は1885年、創業者桃谷政次郎が妻のニキビを治すために創製した、日本初の西洋医学処方による化粧水「にきびとり美顔水」から始まりました。桃谷順天館の前身である薬種商「正木屋」の11代目を務めた創業者は、「人の悩みを解決したい」という一心で新たな薬を開発し、多くの方のお悩み解決へ貢献し続けてきました。その精神は140年経った現在にも受け継がれ、当社はウェルネス事業展開、災害支援、生活困窮者支援、新型コロナウイルス感染症流行時の医療従事者支援など、社会貢献活動を積極的に推進しています。今回の奨学生への支援も、現代社会の課題である教育格差解消への取り組みとして位置づけています。
株式会社桃谷順天館
桃谷順天館グループは、約400年続く薬種業を受け継いだ創業者が、1885年(明治18年)にきびに悩む妻のために創った「美顔水」をきっかけに化粧品製造業を創業し、これまで140年間美と健康を追求してきた化粧品メーカーです。
「人と地球の美しい未来を創る ~For Beauty and Well-being~」をパーパスに掲げ、明色化粧品、コスメテックジャパンなどからなるグループ経営を行っています。
永い歴史とともに培った技術力と品質力をさらに進化させ、国内外で包括的に『美』を提供する企業グループを目指し、企業活動を続けています。
桃谷順天館グループのニュースリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/28974