<敏感肌に関する実態調査>2025年、敏感肌のうるおい危機、発覚!敏感肌の約8割が“保湿重視でケア”しているのに、そのうち8割以上がうるおいが持続しないと感じている

乾燥への不安を抱える敏感肌に寄り添う「貯水肌®*発想」とは

第一三共ヘルスケア株式会社のプレスリリース

 第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、2025年7月に全国の女性(20~40代)600名を対象に「敏感肌に関する実態調査」を実施し、敏感肌の回答者の77.7%がスキンケアにおいて「保湿効果」を重視していることが明らかになりました。

 さらに、「保湿効果」を最も重視していると回答した敏感肌の人の83.7%が、「保湿ケアをしているのに、うるおいが持続しない」と感じていると回答しました。同様の質問に対し、「保湿効果」を最も重視している普通肌の人の回答は59.7%となり、24.0ptもの差がみられ、スキンケアに保湿効果を求めながらも、うるおいの持続を実感できていない人が敏感肌の人には特に多いこともわかりました。

* みずみずしく角質層に水分を保った肌のこと

●グラフの設問については、以下9個の選択肢をランダム表示にて質問。 「保湿効果」「低刺激性」「パッケージ・デザイン」「香りがよい」「成分がよい」「使用感・テクスチャー」 「エイジングケア効果」「美白効果」「その他」
●グラフは、「常にある」「ときどきある」「ない」の選択肢の中で、「常にある」「ときどきある」の回答を合計し「ある」として記載。

-敏感肌に関する実態調査 調査概要-

●調査期間:2025年7月24日(木)~28日(月)

●調査委託先:(株)ネオマーケティング

●内 容:敏感肌に関する実態調査

●対象者:全国の20~40代女性/人数:600人

※図の構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%にならない場合があります。

調査結果サマリー

TOPIC1:敏感肌の約8割が、スキンケアで重視しているポイントは「保湿効果」と回答 

敏感肌と普通肌で差が大きい理由は「肌のつっぱり感を軽減したいから」

・敏感肌の約8割(77.7%)が、現在使用しているスキンケアで重視しているポイントに「保湿効果」と回答。また、「保湿効果」を最も重視していると答えた人は全体の4割以上(43.0%)。

・敏感肌の人が「保湿効果」を重視する理由のTOP3は「肌の調子を整えたいから」(77.3%)、「メイクのりをよくしたいから」(43.3%)、「肌のつっぱり感を軽減したいから」(38.2%) 。

・敏感肌の人と普通肌の人とを比較して最も差が大きい理由は「肌のつっぱり感を軽減したいから」(19.4pt差)

TOPIC2:スキンケアで「保湿効果」を最も重視している敏感肌の人の8割以上がうるおいが持続しないと感じている

・「保湿効果」を最も重視していると回答した敏感肌の人のうち、8割以上(83.7%)が保湿ケアをしてもうるおいが持続しないと回答。

・一方で普通肌の人の回答は59.7%。敏感肌の人の方が24.0ptも高く、スキンケアに保湿効果を求めながらも、うるおいの持続を実感できていない人が敏感肌の人には特に多いという結果に。

TOPIC3:自分の肌の「貯水肌レベルが低いと思う」と感じる敏感肌の人は4割以上

普通肌と比べて13.7pt多く、9割以上が肌の乾燥への不安を抱えている

・「貯水肌(=みずみずしく角質層に水分を保った肌)」と聞いて、自分の肌の貯水肌レベルはどうだと思うかについて、敏感肌の人の4割以上(43.0%)が「貯水肌レベルは低いと思う」と回答。

・普通肌の人は「貯水肌レベルは低いと思う」(29.3%)となり、敏感肌と比べて13.7ptと大きな差が出る結果となった。

・また、敏感肌の9割以上(95.0%)が自分の肌に対して、乾燥してしまうことへの不安があると回答。

監修者コメント:敏感肌の人が気になる「肌のつっぱり感」

肌状態を安定へ導く鍵はうるおいを“与える”ケアから“保つ”ケアへの意識転換

・保湿ケアをしていても「うるおいが続かない」「つっぱる」と感じる敏感肌の人の多くは、肌の角質層から“自由水”が蒸発しやすい状態。

・アミノ酸などに結合していない自由水は肌にとどまりにくく、特にバリア機能が低下した敏感肌では失われやすくなっている。

・敏感肌には水分を与えるだけでなく、アミノ酸などの保湿因子を増やして“肌の貯水力*”を高めるケアが重要。

* みずみずしく角質層に水分を保つという、すこやかな肌にそなわる力のこと

監修者プロフィール:皮膚科医 福永有希 先生

鎌倉かまりんヒフクリニック 院長

浜松医科大学卒業。横浜市立大学附属病院皮膚科入局後、おもに神奈川県内の総合病院や皮膚科に勤務。2018年、神奈川県鎌倉市に「鎌倉かまりんヒフクリニック」開院。日本皮膚科学会皮膚科専門医。

調査結果サマリー

TOPIC1:敏感肌の約8割が、スキンケアで重視しているポイントは「保湿効果」と回答 

敏感肌と普通肌で差が大きい理由は「肌のつっぱり感を軽減したいから」

●グラフ1の設問については、以下9個の選択肢をランダム表示にて質問。「保湿効果」「低刺激性」「パッケージ・デザイン」「香りがよい」「成分がよい」「使用感・テクスチャー」 「エイジングケア効果」「美白効果」「その他」

 20~40代の敏感肌の女性300人に、現在使用しているスキンケアで重視しているポイントを複数回答で聞いたところ、「保湿効果」を重視していると選択した人が、約8割(77.7%)で1位となりました[グラフ1]。

 また、最も重視しているポイントに絞って聞くと「保湿効果」が41.3%で1位。さらに普通肌の人においても39.7%で1位となり、敏感肌・普通肌いずれの肌質の人にとってもスキンケアにおける最重視ポイントであることが分かりました。

 

 また、敏感肌の人がスキンケアで「保湿効果」を重視している理由TOP3は、「肌の調子を整えたいから」(77.3%)、「メイクのりをよくしたいから」(43.3%)、「肌のつっぱり感を軽減したいから」(38.2%)となりました[グラフ2] 。

 一方で、普通肌の人のTOP3は「肌の調子を整えたいから」(67.2%)、「肌の透明感をあげたいから」(34.9%)、「メイクのりをよくしたいから」(34.9%)と、項目に違いがあることも確認できました。

 特に、敏感肌の人が保湿効果を重視する理由として、3位の「肌のつっぱり感を軽減したいから」(38.2%)は、普通肌の人と比べると差が19.4ptで最も大きく、敏感肌独自の悩みがみえた結果となりました。

●グラフ2の設問については、以下10個の選択肢をランダム表示にて質問。 「メイクのりをよくしたいから」「メイク持ちをよくしたいから」「粉吹きを軽減したいから」「肌のつっぱり感を軽減したいから」「顔の痒みを軽減したいから」「肌の調子を整えたいから」「肌の透明感があげたいから」「肌を柔らかくしたいから」「肌の触り心地をよくしたいから」「その他」

TOPIC2:スキンケアで「保湿効果」を最も重視している敏感肌の人の8割以上がうるおいが持続しないと感じている

 スキンケアで「保湿効果」を最も重視していると回答した敏感肌の人129人において、「保湿ケアしているのに、うるおいが持続しない」ことが「ある」と回答した人が8割以上(83.7%)に[グラフ3]。

 「保湿効果」を最も重視している普通肌の人119人に同じ 質問を聞いたところ、「ある」と回答した人は59.7%。敏感肌の人の方が24.0ptも高く、スキンケアに保湿効果を求めながらも、うるおいの持続を実感できていない人が敏感肌の人には特に多いという結果となりました。

●グラフ3は、「常にある」「ときどきある」「ない」の選択肢の中で、「常にある」「ときどきある」の回答を合計し「ある」として記載。

TOPIC3:自分の肌の「貯水肌レベルが低いと思う」と感じる敏感肌の人は4割以上

普通肌と比べて13.7pt多く、9割以上が肌の乾燥への不安を抱えている

 「貯水肌」ときいて、自分の肌の貯水肌レベルはどうだと思いますか、という質問に対して、敏感肌の人の4割以上(43.0%)が「貯水肌レベルは低いと思う」と回答し、普通肌の人(29.3%)と比べると13.7ptも多いことがわかりました[グラフ4]。

 また、自分の肌に対して、乾燥してしまうことへの不安はありますか、という質問に対して「不安あり」と回答をした敏感肌の人は9割以上(95.0%)に及びました[グラフ5]。

●グラフ4は、「貯水肌レベルは高いと思う」「貯水肌レベルは普通だと思う」「貯水肌レベルは低いと思う」の選択肢の中で「貯水肌レベルは低いと思う」の回答を抜粋し集計して記載。
●グラフ5は、「そう思う」「ときどき思う」「季節によってはそう思う思う」「そう思わない」の選択肢の中で「そう思う」「ときどき思う」「季節によってはそう思う」の回答を合計して記載。

参考:貯水肌とは?そしてその鍵となるものとは?

 第一三共ヘルスケアの定義では、「貯水肌🄬」は、みずみずしく角質層に水分を保った肌のこと、また「肌の貯水力」 とは、みずみずしく角質層に水分を保つという、すこやかな肌にそなわる力のこととしています。

 また、角質層にすきまができ、刺激が入り込みやすく、水分が蒸発しやすいために肌のバリア機能が低下しがちな「敏感肌」は、「肌の貯水力」が弱まっている状態でもあると考えています。

あなたは「貯水肌*」?貯水度チェックリスト

まずはご自身の「貯水肌」度合いを、下記のチェックリストで確認してみましょう。特に敏感肌の方においては、肌のすこやかさを損うサインは早めにキャッチして、ケアの見直しや、リスクのある習慣の改善など、できる対処を行えると理想的です。(福永有希 先生)

監修者コメント:敏感肌の人が気になる「肌のつっぱり感」

肌状態を安定へ導く鍵はうるおいを“与える”ケアから“保つ”ケアへの意識転換

 保湿ケアはしているつもりなのに、「肌がつっぱりやすい」「うるおいが続かない」――このような声は、敏感肌の方から多く聞かれます。今回の調査でも、保湿効果を重視しているにもかかわらず、実際には“うるおいが保てていない”と感じている人が多数存在していることが明らかになりました。特に敏感肌の方では、保湿ケアの目的として“肌のつっぱり感軽減”が多く挙がった点が注目されます。

 例えば洗顔後につっぱりを感じやすいのは、洗顔によって一時的に肌へ水分が供給されるものの、角質層内に留まることのない「自由水」が容易に蒸発してしまうためです。一方、角質細胞に含まれる天然保湿因子などと結びつく水である「結合水」は、角質層に安定して保持されやすいのです。「結合水」の量が増えると、うるおいの持続実感につながると考えられます。

 敏感肌では皮膚のバリア機能が低下しているため、自由水の喪失と結合水の不足が同時に起こり、乾燥やつっぱりを感じるようになります。したがって、保湿ケアとしては単に外部から水分を補うだけでなく、保持することが重要です。そのためには、角質層に水分を蓄え、それを逃がさない構造をサポートすることが欠かせません。

 さらに、スキンケアによる外的なサポートに加えて、日常的な水分摂取や生活習慣の整備を意識することで、一時的なうるおいから持続するうるおいへつなげることが期待できます。敏感肌においては、うるおいを“与える”ケアだけでなく“保つ”ケアへ意識を転換することが、ゆらぎやすい肌状態を安定へ導く鍵となるでしょう。(福永有希 先生)

貯水肌*1 発想から生まれた、「ミノン アミノモイスト」について

 本年8月29日(金)に、敏感肌向けフェイスケアシリーズ「ミノン アミノモイスト」は、敏感肌・乾燥肌ラインの14品目を処方強化するとともにパッケージデザインを一新し、「敏感肌・洗顔ケアライン」「敏感肌・乾燥ケアライン」「敏感肌・美白*2ケアライン」としてリニューアル発売いたしました。

 「ミノン アミノモイスト」の新しい「敏感肌・洗顔ケアライン」「敏感肌・乾燥ケアライン」「敏感肌・美白ケアライン」は、みずみずしくうるおいが保たれた肌に備わる「貯水力*3 」に着目し、開発しました。貯水肌に導くアミノ酸(保湿成分)を配合した独自処方の 充実を図り、低刺激性処方はそのままに、より美しさを追求するシリーズへと進化いたしました。

 また、肌の悩みに合わせて製品を選びやすくするため、パッケージデザインも一新しています。さらに、環境への配慮として一部アイテムではサステナブルな素材の割合を高めた容器を採用し、保湿乳液にはつけかえ用も追加しました。使いやすさと環境へのやさしさを両立した設計になっております。

*1 みずみずしく角質層に水分を保った肌のこと

*2 メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ

*3 みずみずしく角質層に水分を保つという、すこやかな肌にそなわる力のこと

第一三共ヘルスケア株式会社について

 第一三共ヘルスケアは、第一三共グループ※の企業理念にある「多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」という考えのもと、生活者自ら選択し、購入できるOTC医薬品の事業を展開しています。

 現在、OTC医薬品にとどまらず、機能性スキンケア・オーラルケア・食品へと事業領域を拡張し、コーポレートスローガン「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」を掲げ、その実現に向けて取り組んでいます。

 こうした事業を通じて、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」を推進し、誰もがより健康で美しくあり続けることのできる社会の実現に貢献します。

※第一三共グループは、イノベーティブ医薬品(新薬)・ワクチン・OTC医薬品の事業を展開しています。

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