ケンミン食品株式会社のプレスリリース
近年、美容や健康意識の高い方からも注目されている「グルテンフリー」。スーパーやコンビニエンスストアの店頭でもグルテンフリーの食品を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
ケンミン食品株式会社は、全国の20~60代男女7,278人を対象に、「グルテンフリーに関する利用実態調査」を実施しました。その結果、「グルテンフリー」の言葉の認知率は7割を超えているものの、実際にグルテンフリー食品を食べたことがある方は約3割と、およそ3人に2人は食べたことがないという結果になりました。
月に1回以上グルテンフリー食品を生活に取り入れている方は、どういった理由から生活に取り入れているのか、また取り入れていない方の理由を調べました。
さらに無理なく普段の生活にグルテンフリー食品を取り入れる“ゆるグルテンフリー生活”を始められる食品や、おいしく手軽に作ることができるグルテンフリーレシピについてご紹介します。

グルテンフリーの認知率と喫食率のギャップ
① グルテンフリーという言葉を知っていますか?
「グルテンフリー」の言葉の認知率について、2025年7月時点で「知っている」と回答した方は全体の約43%に上りました。また、「見聞きしたような気がする」という方は全体の約35%となり、言葉認知率は合計78.5%に上りました。
グルテンフリーの食生活を実施する有名アスリートや美容・健康意識の高い方々の発信や店頭での商品展開の影響か、認知は高いことがわかります。

② グルテンフリー食品を食べたことがありますか?
言葉の認知率が高い中で、実際に食べたことがあるかという質問に対して、今回の最新の調査結果では3人に2人が食べたことがないと回答しました。

③ グルテンフリー食品を食べる頻度は?
問2の質問で「食べたことがある」と回答した方に、グルテンフリー食品を食べる頻度を尋ねたところ、「週1回以上」が約16%、「月2~3回くらい」が約20%、「月1回くらい」が19%となり、合計して「月に1回以上」食べるという方は全体の約55%に上りました。半数以上の方が月に1回以上はグルテンフリーの食品を生活に問い入れています。

グルテンフリー食品を食べている理由は健康に良さそうだから
グルテンフリー食品をどのような理由で食べていますか? (複数回答)
店頭でも見かけるようになってきているグルテンフリー食品ですが、どんな理由で食べているのでしょうか。調査結果によると「健康に良さそうだから」(約62%)「美容によさそうだから」(40%)、「ダイエットによさそうだから」(約37%)という美容・健康に関する理由がトップ3に並びました。
次いで「安心・安全な食品だから」(約29%)、「美味しいから/美味しそうだから」(約26%)と食品としての魅力についての意見が多い結果となりました。美容・健康の効果の他、食品としても安心できて美味しい(美味しそう)というのが選ばれる理由でした。

普段食べるグルテンフリーの食品とは?
①あなたは日頃どのような「グルテンフリー食品」を食べますか?(複数回答)
どのようなグルテンフリー食品を食べているのかを聞いたところ加工食品では、パン、麺、そば、クッキー・焼き菓子が上位に上がりました。小麦が使われている印象が強い食品からグルテンフリーを取り入れている方が多いようです。

②グルテンフリー食品を食べない理由は何ですか?(複数回答)
一方で、グルテンフリー食品を食べない理由を聞いたところ「価格が高いから」(約32%)、「美味しくなさそうだから」(28%)、「自身の食生活に必要ないから」(約22%)、「自分向けだと思わないから」(約21%)が上位に上がりました。
良いイメージを持っていても、実際には取り入れにくそう・自分には関係ないと感じている方が多いようです。

グルテンフリーについて
グルテンフリーとは、グルテンを一定レベルで含まないという意味で、一般にはグルテンを含む食品を摂取しない食生活のことをいいます。
グルテン(gluten)とは、小麦や大麦・ライ麦などに含まれるたんぱく質の一種で、小麦の場合、グルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が絡み合ってできたものです。小麦粉は水を加えてこねることで、2種類のたんぱく質が結びついて粘弾性のある網目構造を作るため、この性質を利用して、パンやケーキ、ピザやパスタ、お菓子などが作られています。
管理栄養士がおすすめする簡単グルテンフリーレシピ


豚と野菜の甘みが美味しい。ビーフンは他のめんに比べてのびにくいので、ゆっくり食べられます。ビーフンの煮込み時間を少し長くすると、小さなお子さまにも食べやすいかたさに。


ほうれん草とベーコンの旨味、オリーブオイルとにんにくの香りをライスパスタが引き立てるシンプルなメニューです。もっちり食感とお米の香りが楽しめるライスパスタで、具材とオリーブオイルの美味しさを引き立てる味付けに仕上げました。


関西で有名なイカ焼きを再現!ライスペーパーを使えば、生地づくりの手間が省けます。具材はイカの代わりに、もやし・キャベツ・豚肉など入れてアレンジも良し。


アメリカ・ボストンで、1時間待ちの⾏列を作る超⼈気店「Tsurumen」店主の⼤⻄益央氏と共同開発。米醤油を使用した、小麦不使用の醤油スープです。
大阪・関西万博にグルテンフリーラーメン専門店「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」出店中!
ケンミン食品は大阪・関西万博に出店している「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」においてグルテンフリーラーメンメニュー(6種類)を展開しています。9月30日(火)には、累計6万杯を達成する見込みです。
閉幕まで残りわずかとなり、ますます盛り上がりをみせる大阪・関西万博。当社のお米の製麺技術を世の中に役立てたいという想いから生まれた「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」にぜひお越しください。



GF RAMEN LABについて
日本が世界に誇る食文化「ラーメン」を通して、おいしく、健康的な生活を送れる方を応援したい。その思いを実現するため、大西益央氏がケンミン食品と立ち上げたグルテンフリーラーメンを提供する新たなブランドが「GF RAMEN LAB」です。
アメリカやヨーロッパでは、セリアック病をはじめ小麦グルテンが原因で体調の不調を訴える方は少なくありません。そのような方の多くは小麦粉を使ったラーメンを食べることを諦めています。また日本でも小麦アレルギーや自身の健康管理のためにグルテンを含まない食生活を実践される方がいらっしゃいます。「全ての方が安心しておいしくラーメンを食べていただきたい」。この思いを胸にグルテンフリーラーメンをこれから広げていきます。

ケンミン食品株式会社
1950年神戸創業のビーフンメーカー。国内ビーフン市場の約50%のシェアで日本一。創業者高村健民に因み、健康(健)を皆さま(民)に提供するという理念を持つ。看板商品「ケンミン焼ビーフン」は世界初の即席ビーフンとして1960年誕生。“最も長く販売されている即席焼ビーフンブランド”としてギネス世界記録™に認定。ビーフンの他にも、フォー、ライスパスタ、ライスペーパーなど米を原料とした加工食品を製造する専門企業である。近年、欧米ではグルテンフリーがトレンドとなっており、2022年にはお米のめんで作ったグルテンフリーで本格的な中華麺を開発し、グルテンフリーラーメンや焼そばを販売している。2025年大阪・関西万博にGF RAMEN LABを出店中。2018年地域未来牽引企業、2020年ひょうごオンリーワン企業に認定。明治安田J1リーグヴィッセル神戸のオフィシャルパートナー。