富士薬品、茨城県下妻市と包括連携協定を締結

~市民の健康づくり・地域の安全対策の推進を目指す~

株式会社富士薬品のプレスリリース

医薬品の開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品(本社:埼玉県さいたま市 代表取締役社長:高柳 昌幸、以下「富士薬品」)は、2025年10月2日(木)、茨城県下妻市と包括連携協定を締結いたしました。

富士薬品は配置薬販売の事業活動を通じて下妻市と連携し、市民の健康づくりと地域の安全対策の推進に資する次の6項目に取り組み、これをもって下妻市の地域活性化に貢献することを目指します。

同日、下妻市役所において、協定締結式を行いました。

協定締結式(左から、株式会社富士薬品 配置事業本部 配置営業統括部 第2営業部 部長 伊庭 圭之助、下妻市長 菊池 博氏)

包括連携協定6項目

(1)セルフメディケーション(※1)の強化に関すること:厚生労働省の定めにより、配置薬販売の営業員は原則として、登録販売者(※2)の資格を有しています。この専門知識を生かして、OTC医薬品の適正使用をはじめ、地域住民の健康意識向上につながる取り組みを行います。
(2)健康情報の発信に関すること:「ご契約いただいているお客様のもとへ訪問する」という配置薬の特性を生かし、配置薬をご契約のお客様のもとへ訪問した際に、健康情報の発信や健康診断の呼びかけなどを行います。また、市からの要望に応じて、生活習慣病や季節ごとの病気予防の啓発などを行います。

(3)高齢者等の見守りサービスに関すること:配置薬をご契約のお客様のもとへ訪問した際に、ご高齢の方の見守りや、防犯の観点から市民の方への声掛けなどを行います。また、市のガイドラインに則り、営業活動中に徘徊者等の捜索を協力します。

(4)防災・災害対策に関すること:災害への備えとして、平常時から市の施設へ配置薬の設置を進めるほか、災害発生時には、避難所などへ医薬品を無償提供(※3)します。また、下妻市からの防災・災害対策に関する情報を、営業員が廻商時に地域のお客様へ直接お届けします。

(5)道路異状の発見に関すること:配置薬の営業員が廻商中に道路異常を発見した場合、下妻市の担当者へ情報提供することで、道路保全に協力します。

(6)その他:上記の他、本協定の目的を達成するために必要な取り組みを、下妻市と協議のうえ検討・実施してまいります。

(※1)自分の健康状態や生活習慣に気を配り、不調の際は市販薬を使って病気の予防・治療にあたること。

(※2)登録販売者とは、一般用医薬品(OTC医薬品)の販売に必要な専門資格です。医薬品の専門の知識を持ち、薬剤師しか販売できない第1類医薬品を除く一般用医薬品を販売することができます。

(※3)「配置薬」のご契約期間中に被災されたお客様については従前より無償です。

 協定締結の背景

富士薬品は、「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと、ひとの元気なくらしを支え続けることを使命に掲げ、配置薬販売をはじめ、ドラッグストア・調剤薬局、医薬品の製造事業を通じて、地域の人々の生活に寄り添う良質なサービスの提供に努めています。特に配置薬販売事業においては、下妻市のご家庭や企業を合わせ現在約2,000軒のお客様にお使いいただいています。昨今では、地方自治体が取り組む地域住民の健康づくりや地域の防災・災害対策を、配置薬販売をはじめ、富士薬品の事業活動を通じて支援できるのではと考え、2022年から地方自治体との連携協定の推進に取り組んでおります。

一方、下妻市では2014年に「健康・食育しもつまプラン21」を策定して以来、市民の健康増進を総合的に進めており、さらなる市民の健康増進を図るため、2024年には「第2次しもつま健康プラン」を策定しています(※4)。健康寿命の延伸・健康格差の縮小を基本目標に、生涯を通じた健康づくりに向け、健康への取り組みを推進しています。

こうした中で下妻市からは、富士薬品が事業活動を通じて、多くの下妻市民の生活に接していることに加え、お客様のもとを一軒一軒訪問するという配置薬販売の営業スタイルが、市民の健康づくりと安心・安全な暮らしに生かせる点を評価いただき、この度の連携協定の締結に至りました。自治体との連携協定は、これにより31例目となり、茨城県の自治体とは3例目の締結となります。

 富士薬品は、下妻市と連携して市民の健康づくりを後押しし、地域社会の活性化に貢献してまいります。
(※4)下妻市HP「第2次しもつま健康プラン」https://www.city.shimotsuma.lg.jp/data/doc/1712647540_doc_433_0.pdf

富士薬品について

富士薬品は、1930年富山県富山市における配置薬販売業の創業からスタートし、現在では配置薬販売事業に加えて、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医療用医薬品販売事業を展開する複合型医薬品企業です。スローガン「とどけ、元気。つづけ、元気。」のもと、富士薬品グループ全体で日本全国に1,273店(2025年3月末時点)を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアと、全国に広がるラストワンマイルを埋める配置薬販売ネットワークを生かし、誰もが豊かな人生を送れる社会の実現に向けて、人々の暮らしのあらゆる場面で寄り添い、元気な生活を支え続けてまいります。

株式会社富士薬品 会社概要 URL:https://www.fujiyakuhin.co.jp

社名

株式会社富士薬品

代表者

代表取締役社長 高柳 昌幸

所在地(本社)

〒330-9508

埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地

事業内容

医薬品等の配置薬販売事業、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業

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