日本ヘルスツーリズム学会特別研究会を札幌で開催

[共催イベント]北海道観光機構「リハビリ・レスパイト・ケアツーリズム推進事業」成果を発表

一般社団法人日本ヘルスツーリズム学会のプレスリリース

一般社団法人日本ヘルスツーリズム学会（代表理事：木下藤寿／所在地：東京都港区）は、
公益社団法人北海道観光機構が実施する「令和7年度リハビリ・レスパイト・ケアツーリズム推進事業」で得られた成果をもとに、医療・介護・観光が連携して取り組む北海道発の新たなケアツーリズム（ヘルスツーリズム）モデルについて、その実証結果を学術的に検証・発信するための特別研究会を、2025年12月６日（土）に北海道経済センターにて開催いたします。

本研究会は、同日に開催される北海道観光機構主催「リハビリ・レスパイト・ケアツーリズム推進事業成果報告会」にあわせて行われ、学会として、当事業を通じて得られた健康データや社会的意義を科学的観点から報告・討議します。

本事業は、北海道の温泉・自然・食・地域資源、そして動物とのふれあいを活かし、介護が必要な方が医療従事者や専門家の支援を受けながら安心して参加でき、かつ健康増進にもつながるツアーのモデル化を目指す取り組みです。さらに、介護を担う方が心身を癒し、リフレッシュできる「レスパイトツーリズム（介護者のための休息型旅行）」の検証も行いました。

学会では、こうした取り組みに協力し、リハビリや動物介在活動（アニマルセラピー）など多様な実証プログラムを通じて、参加者のストレス指標や睡眠の質、心身の回復度などを科学的に分析しました。
その結果をもとに、リハビリ・レスパイト・ケアツーリズムがもたらす健康効果や地域活性化への可能性を明らかにしています。また、特別研究会では、医療・介護・観光の各分野の専門家が登壇し、実証結果を共有するとともに、実践と研究の両面から今後の展開について意見交換を行います。

開催概要

タイトル「リハビリ・レスパイト・ケアツーリズム推進事業」成果報告会

兼　日本ヘルスツーリズム学会特別研究会

テーマケアツーリズムを通じた北海道観光の新たな可能性とモデル創出

日時 2025年12月6日(土) 13:00-16:30

場所北海道経済センタービル貸会議室　８階Bホール１号

（札幌市中央区北１条西２丁目）

https://www.sapporo-cci.or.jp/web/purpose/05/center.html

募集対象

健康や観光に興味の関連のある方。
健康や観光に関する研究や教育関係者および学生
健康関連産業、観光関連産業、健康や観光に関する全ての分野の方々など。

参加費無料（ご興味があれば一般の方も参加可能です）

参加申込本シンポジウム・成果報告会への参加申込は、以下のフォーム　　　　　　　　　　　　　　　　またはJTB北海道事業部までお願いいたします。

https://forms.office.com/r/P2XspQrsWb

定員 50名

後援健康日本21推進全国連絡協議会

主催公益社団法人北海道観光機構

共催　　　　　　一般社団法人日本ヘルスツーリズム学会

　　　　　　　　特定非営利活動日本へルスツーリズム振興機構

プログラム

時間	内容
13:00-13:10	開会・開催地挨拶
13:10-14:10	事業成果報告株式会社JTB北海道事業部特定非営利活動法人日本へルスツーリズム振興機構
14:10₋14:20	休憩
14:20-15:20	研究成果発表一般社団法人日本へルスツーリズム学会
15:20-15:30	休憩
15:30-16:20	シンポジウム　「地域資源の健康価値と今後の展望」司会（モデレーター）：一般社団法人日本へルスツーリズム学会　代表理事　木下藤寿パネリスト：株式会社ケアコム　価値共創グループ　担当部長　丸山雄株式会社JTB北海道事業部　観光開発プロデューサー　柳屋みゆき元社会医療法人社団カレスサッポロ　看護師　坂口信子 Tabikenフレンズ合同会社　代表社員CEO　　　　　　特定非営利活動法人日本へルスツーリズム振興機構　事務局長　西﨑徹
16:20₋16:30	閉会