アルフレッサスペイン開催の世界最大級スマートシティ展で「健康データ×食」の新サービスをつくば市と紹介

個人の健康データに基づく食事提案サービス（Personalized Food Recommendation Service）をグローバルに紹介

アルフレッサ株式会社のプレスリリース

医薬品の流通を担う社会インフラ企業であるアルフレッサ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：福神雄介、以下「アルフレッサ」）は、2025年11月にスペイン・バルセロナで開催された世界最大級のスマートシティイベント「Smart City Expo World Congress (SCEWC)」において、生活習慣病予防に向けて現在開発中のサービス「個人の健康データを活用した食生活改善サービス」をつくば市と連携して紹介しました。

（写真左上）Fira de Barcelona Gran Via（スペインバルセロナ）（写真左下）Hall3 ジャパンパビリオン内（写真右）右からつくば市政策イノベーション部スマートシティ統括監中山秀之様、同科学技術戦略課係長金山昇平様、アルフレッサ株式会社ソリューション＆イノベーション事業部山田泰弘

アルフレッサは、一般社団法人つくばスマートシティ協議会の加盟団体として、「つくばスーパーサイエンスシティ構想2.0」の実現に向けて取り組みを行っており、今回、同協議会に加盟する国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）、沢井製薬株式会社と共同でPHR（パーソナルヘルスレコード）※１を活用した「Personalized Food Recommendation Service」の開発を進めております。

※１PHR（パーソナルヘルスレコード）：体重・血圧・血糖値・食事内容・活動量など、個人の生活習慣や身体情報を記録した個人の健康データを指す。

2024年実績：つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業（ICTとヘルスデータ連携を活用した栄養指導促進事業）

https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/seisakuinnovationbusmartcitysenryakuka/gyomuannai/2/2/TsukuSmaTrial/21672.html

■展示内容

沢井製薬が提供するPHRアプリ「SaluDi」に入力された食事記録データを、農研機構が開発した食解析システムと連携させ、日本人の食事摂取基準との差分を基に食材や摂取量を提案します。現在、オンライン栄養指導を含む実証事業を進行中で、一般利用者への有効性を検証しています。

■Smart City Expo World Congressについて

SCEWCは、毎年スペイン・バルセロナで開催される世界最大級のスマートシティ関連イベントです。都市のデジタル化、環境対応、モビリティなど幅広いテーマについて、世界中の自治体や企業が最新の取り組みを発信します。2025年の開催では、140か国以上から2万人を超える来場者、1,000社以上が出展予定で、持続可能で住みやすい都市の実現に向けた国際的な交流の場となります。

開催概要

会期：2025年11月4日(火) ～ 6日(木)

会場：Fira de Barcelona Gran Via（スペインバルセロナ）Hall3 ジャパンパビリオン内

主催者：Fira de Barcelona

出展対象：スマートシティ事例、地域・都市DX、データ活用・ガバナンス関連技術、スマートヘルスケア関連技術、IoT、AI、

デジタルツイン、エネルギー・環境、モビリティなど

■アルフレッサ株式会社について

2004年の設立以来、アルフレッサは病院や薬局に医療用医薬品を供給する卸売事業を中心に、人々の健康に貢献するさまざまなサービスを提供してきました。医療用医薬品に加え、医療機器、検査試薬、栄養食品などを国内外約1,000社のメーカーから仕入れ、病院・診療所や薬局に安心・安全にお届けしています。

近年では、全国約170拠点のネットワークを活かし、各地域の事情に合わせたそれぞれの地域包括ケアシステムの構築をサポートしています。また、さまざまな情報サービスやソリューションツールを通じて、医療現場の業務効率化や医療の質向上に寄与する活動を行っています。

■会社概要

名称：アルフレッサ株式会社

代表取締役社長：福神雄介