働く人の睡眠事情は?「勤労感謝の日」に考える “睡眠負債と疲労回復” を調査

〜理想より平均1時間以上短い睡眠、昼食後の眠気が多数|スマホ利用が睡眠不足の最大要因に〜

ムーンムーン株式会社のプレスリリース

11月23日の「勤労感謝の日」にあわせ、「快眠ランド」を運営するムーンムーン株式会社では、全国の働く男女300名を対象に「睡眠負債と仕事への影響」についてアンケート調査を行いました。睡眠時間と満足度のギャップ、仕事中に眠気が強まるタイミング、業務パフォーマンスへの影響、睡眠改善の取り組み状況を調べた結果、働く人の“休息が足りていない現状”が浮き彫りとなりました。

調査背景

働く世代に広がる「睡眠負債」。慢性的な寝不足が続くことで注意力の低下、生産性の悪化、メンタル不調のリスクなど、ビジネスパーソンにとって深刻な影響をもたらします。特に近年は、在宅勤務・ハイブリッド勤務の普及による生活リズムの乱れや、就寝前のスマホ利用の増加が問題視されています。勤労感謝の日は、働く人への感謝を伝えるとともに、“働く人自身の心身のケア”を考えるべきタイミングとも言えます。本調査は、ビジネスパーソンのリアルな睡眠事情とその背景を明らかにするために実施しました。

調査サマリー

  • 平日の平均睡眠時間は「6〜7時間未満」が最多(38.7%)
    → 理想の睡眠時間は「7〜8時間未満」が最多(52.0%)で、1時間以上のギャップが生じている。

  • 睡眠不足の最大要因は「スマホ・テレビを長時間見てしまう」こと(19.1%)
    → 入眠困難や夜間覚醒など“睡眠の質の課題”も上位に。

  • 日中の眠気は「昼食後」が圧倒的最多(60.0%)
    → 午後のパフォーマンス低下が懸念される結果に。

  • 睡眠不足が仕事に悪影響と感じる人は8割超(83.6%)

    → 改善策のトップは 「就寝前のスマホ・PC使用を控える」(17.5%)で、続いて「運動・ストレッチ」(14.7%)、「寝具の見直し」(14.5%)が並んだ。

※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。

詳細データ

Q1. 平日の平均睡眠時間はどれくらいですか?

  • 6~7時間未満:38.7%

  • 5~6時間未満:29.0%

  • 4~5時間未満:13.7%

  • 7~8時間未満:11.7%

  • 8~9時間未満:3.0%

  • 日によってバラバラ:2.3%

  • その他:1.6%(4時間未満:1.3%、9~10時間未満:0.3%)

→ 働く人の多くが「6〜7時間未満」もしくはそれ以下の睡眠にとどまっており、**7割以上が“理想より短い睡眠”**で生活している実態が浮き彫りとなった。十分に休めていない状態が続いているビジネスパーソンが多く、慢性的な睡眠負債へつながる可能性が高い。

Q2. あなたが理想とする睡眠時間はどれくらいですか?

  • 7~8時間未満:52.0%

  • 6~7時間未満:23.3%

  • 8~9時間未満:16.3%

  • 9~10時間未満:3.7%

  • 5~6時間未満:2.7%

  • 4~5時間未満:1.0%

  • 4時間未満でもよい:1.0%

→ 理想とする睡眠時間は「7〜8時間未満」が半数を占め、一般的に推奨される睡眠時間と一致する傾向が確認された。一方で、実際の睡眠時間とは**1時間以上の乖離**があり、多くの人が“理想の睡眠時間を確保できていない”状態であることが明らかになった。

Q3. 理想の睡眠時間を確保できない原因を教えてください

  • ついスマホやテレビを長時間見てしまう:19.1%

  • 布団に入ってもすぐに寝付けない:17.2%

  • 趣味や自由時間を優先したい:13.1%

  • 夜中に何度も目覚めてしまう:12.9%

  • 仕事が忙しくて就寝時刻が遅くなる:9.8%

  • 家事・育児で睡眠時間が後まわしになる:8.6%

  • その他:19.3%(家族の生活リズムに合わせている:5.9%、理想の睡眠時間は確保できている:4.1%、残業が多く帰宅時間が遅い:3.2%、早朝勤務などで睡眠時間が確保しづらい:2.0%、シフト勤務・夜勤があり生活リズムが乱れやすい:1.7%、通勤時間が長くて睡眠時間が削られる:1.7%、その他:0.7%)

→ 最多は「ついスマホやテレビを長時間見てしまう」で、現代的な生活習慣が睡眠の大きな阻害要因となっていることがわかった。また、「寝付けない」「夜中に目が覚める」など、睡眠の質に関する問題も上位に入り、量と質の両面で課題を抱える層が多いことが示唆された。

Q4. 日中の仕事中に眠気を感じるタイミングはありますか?

  • 昼食後:60.0%

  • 夕方:13.0%

  • 午前中:10.7%

  • 眠気はあまり感じない:10.7%

  • 夜:5.3%

  • その他:0.3%

→ 仕事中に眠気を感じるタイミングは「昼食後」が圧倒的に多く、午後の生産性低下が常態化している可能性が高い。午前中の眠気や夕方のだるさも一定数みられ、業務の集中力に断続的な影響が出ていることが示唆された。

Q5. 睡眠不足が仕事のパフォーマンスに悪影響を与えていると感じますか?

  • 少し感じる:57.3%

  • とても感じる:26.3%

  • あまり感じない:14.0%

  • まったく感じない:2.4%

→「悪影響を感じる」層が8割(83.6%)を超え、睡眠不足が業務効率や判断力に直接影響している現状が明らかになった。個人の自覚症状も強く、睡眠改善が“働き方の質”に直結していることがうかがえる。

Q6. 睡眠の質を上げるために取り入れている、または今後取り入れたいことは何ですか?

  • 就寝前のスマホ・PC使用を控える:17.5%

  • 軽い運動やストレッチを取り入れる:14.7%

  • 寝具を見直す(マットレス・枕・布団など):14.5%

  • 就寝・起床時間を一定にする:11.0%

  • カフェイン・アルコール摂取を控える:9.7%

  • 照明・室温・湿度を調整する:8.8%

  • その他:23.8%(入浴時間・入浴方法を工夫する:7.6%、寝る前のリラックスルーティンを作る:7.2%、特に取り入れていない・今後も予定なし:3.7%、アロマ・サプリ・ハーブティーを取り入れる:2.8%、睡眠記録アプリ・スマートウォッチで可視化する:1.9%、その他:0.6%)

→ 最多は「就寝前のスマホ・PC使用を控える」で、原因のトップと改善策のトップが一致するという特徴が見られた。運動/ストレッチ・寝具の見直し・環境調整など、多方面から改善を試みる意向が高く、睡眠への関心が広がっていることがうかがえる。

調査結果のまとめ

本調査では、働く人の多くが理想より短い睡眠しか取れておらず、その背景には 「就寝前の長時間スマホ」や「入眠困難」など、生活習慣や睡眠の質の課題が大きく関与していることがわかりました。また、8割以上が睡眠不足によるパフォーマンス低下を自覚しており、「昼食後の眠気」が業務集中を阻害する構造が浮き彫りとなりました。一方で、改善意向として「スマホ利用を控える」「運動を取り入れる」「寝具を見直す」など、行動変容につながる選択肢が上位に並び、睡眠改善への関心が高まっていることも明らかになりました。

快眠ランド運営者のコメント

運営者:竹田 浩一のコメント

働く人にとって、睡眠は“翌日のパフォーマンスをつくる投資”です。今回の調査では、理想とのギャップを自覚しつつも、就寝前のスマホ利用や生活リズムの乱れなど、習慣的な要因で十分な休息が確保できていない実態が見えました。快眠ランドでは、寝具選びや睡眠環境づくりの専門知識をもとに、一人ひとりの生活に合った快眠方法をご提案しています。勤労感謝の日を機に、ぜひご自身の睡眠習慣を見直すきっかけとしていただければ幸いです。

調査概要

  • 調査名:働く人の睡眠と疲労に関するアンケート

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査対象:全国の働く男女300名(20代〜70代)

  • 調査期間:2025年11月16日〜11月18日

  • 実施主体快眠ランド

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