世界初、「刺繍が人体に作用する」リカバリーウェア DASKIの機能構造が特許を取得｜記念キャンペーンを実施

〜筋膜への張力刺激が身体の動きを変え、血流を変え、姿勢を変える〜

株式会社Overtexのプレスリリース

　株式会社Overtex（本社：大阪府大阪市、代表取締役：朝山貴生）は、たすき掛け秘術を分解・再構成し、その作用と効果を刺繍線として再現した「機能拡張ウェア DASKI（ダスキ）」について、その根幹となる構造が「特許第7763449号」として正式に登録され、特許を取得したことをお知らせいたします。

■ 特許取得の概要　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

・発明の名称：着用品

・特許権者：株式会社Overtex

・特許番号：特許第7763449号

・出願番号：特願2025-540091

・出願日：2025年3月11日

・登録日：2025年10月24日

■ 特許技術の概要：「奇数本・放射・非対称」の構造　　　　　　　

　DASKIの発明は、従来の機能性ウェアのような電気や圧迫、薬品を使うことなく、ウェア本体よりも伸びにくい奇数本（3本・5本）の刺繍を放射状に配置するだけで機能を発揮する点にあります。

【奇数本】：3本または5本の「奇数本」の筋状の張力付与部（刺繍）
【放射・非対称】：奇数本の刺繍を「放射状」に配置し、身体の背面や仙骨付近に張力場を読み取らせる

　ウェア本体よりも伸縮性の小さい刺繍が微細な張力差をつくり出し、筋膜を通じて全身を整える仕組みです。

■ 科学的根拠を示す実証データ　　　　　　　　　　　　　　　　　

血流・体温改善：背中や足先の温度が平均 +2.2℃ 上昇し、血流の改善が確認された。
可動域向上：肩や股関節の可動域は平均で約12〜15％広がり、体幹の動きも軽くなった。
筋力・柔軟性向上：筋力・柔軟性テストでは、平均69％の数値向上、50m走では平均 1.2％、最大で 2.4％　のタイム短縮を記録した。
余韻効果：ウェアを脱いだ後も、姿勢や血流の変化がしばらく続く“余韻効果”が観察された。

　既存の機能性ウェアが特殊繊維で温めるものがほとんどであるのに対して、DASKIは、張力場による人の反射を使うことで自身を緩めて温めます。

■ 新たな時代の幕開けとなる特許登録　　　　　　　　　　　　　　

　DASKIの特許登録は、単なる技術の承認のみならず、「身体に作用する衣服」が「科学的根拠をもつ」ものとして特許庁および日本国家に公的に認められたことを意味します。DASKIのデザインや構造とともに、温度上昇・可動域拡大・運動効率の実測データに基づく効果の再現性が精査され、“理論だけではなく結果で証明された発明”として認められたことになります。

　DASKIは、刺繍の構造によって科学的効果をもつ衣服が、人体の働きを変えます。これは、衣料と生体の間に新しい分野ーー「機能拡張ウェア®」という新たなカテゴリーを生み出した歴史的な一歩であり、「服が身体に効く時代の幕開け」であると言えます。