女性のやせ・食生活と未来への健康支援を考える　マイウェルボディ協議会が健康経営実践勉強会に登壇

　マイウェルボディ協議会（代表幹事：田村好史）は、2025年12月4日（木）にオンラインで開催された「健康経営実践勉強会」に協力団体として参画し、登壇者として女性の健康支援に関する取り組みを紹介しました。本勉強会には約550名が参加し、多くの関心が寄せられました。

　テーマは「職場と地域から始める女性の健康支援～女性のやせ・食生活とプレコンセプションケア～」。女性のやせや栄養状態の改善、将来の妊娠・出産を見据えた健康づくりなど、現代女性が抱える健康課題に焦点を当て、企業・自治体・医療・政策それぞれの立場から、実践的な支援のあり方を議論しました。

■登壇者

• 荒田 尚子 氏（国立成育医療研究センター 女性内科 診療部長）

• 久保 陽子 氏（こども家庭庁 成育局 母子保健課 栄養専門官）

• 板垣 正親 氏（農林水産省 消費・安全局 消費者行政・食育課 課長補佐）

• 田村 好史 氏（マイウェルボディ協議会 代表幹事／順天堂大学 教授）

• 川本 和江 氏（ライオン株式会社 健康経営推進担当）

• 望月 朋美 氏（横須賀市 健康部 健康増進課）

■当日の主なポイント

　勉強会では、若年女性のやせや栄養不足の現状、食育やプレコンセプションケアの最新知見が共有されました。行政・医療・企業・自治体など多様な立場から実践事例が紹介され、女性の健康課題には食・栄養・生活習慣・職場環境といった複数の要因が相互に関係していることを再確認。職場と地域が連携した包括的な支援の重要性が示されました。

■参加者からの声

• 女性のやせ・栄養状態に関する最新の知見を得られた。

• 行政・医療・企業など多様な視点から課題を理解できた。

• 職場や地域で取り組む際のヒントが得られた。

• 食育・生活習慣・環境など複合的な要因の関連性を再認識した。

• 自組織の施策見直しや健康教育に活用したい。

  との声が多かった。

■開催概要

【マイウェルボディ協議会について】

　マイウェルボディ協議会は人生100年時代において、誰もが自分らしく健康な身体＝“ウェルボディ”を選択できる社会の実現を目指す産官学の協議会です。2023年に設立され、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）「包摂的コミュニティープラットフォームの構築」の一環として、「女性のボディイメージと健康改善のための研究開発」を背景に活動を開始しました。誰もが健康な心と身体について学び、自分に合ったウェルボディを選び、それが尊重される社会を目指して取り組んでいます。