「ノーベル賞で話題!! 制御性T細胞って何?」マイクロバイオーム(細菌叢)研究の第一人者 服部正平博士による解説動画

YouTube オナカのチカラ(腸活)チャンネルで 2025年12月9日(火)より公開

株式会社Smart Gutのプレスリリース

アカデミア向けマイクロバイオーム研究支援「細菌叢 DNA 抽出」サービスの提供および、複合・発酵性食物繊維(ルミナコイド)を配合した「ルルミルク」、サロン専売品「ルミファス」を販売する株式会社Smart Gut(本社:東京都中央区、代表取締役:酒井康光)は、2025年12月9日(火)より、東京大学名誉教授、早稲田大学理工学術院招聘研究員 服部正平博士による、「制御性T細胞」をテーマとした動画を当社YouTube「SMART GUT オナカのチカラ(腸活)チャンネル」にて配信を開始いたしました。
本チャンネルでは、健康を維持するために欠かせない“腸”の本質を、専門家が最新の研究や情報を交え、分かりやすくお伝えしています。

URL:https://www.youtube.com/@onakanochikara

▶︎動画概要
テーマ:制御性T細胞( Regulatory T cell =略称 Treg )
2025年10月6日、大阪大学の坂口志文教授がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

受賞理由の中心となったのは、「制御性T細胞(Treg)」の発見と、その機能解明に関する研究です。
制御性T細胞は、免疫反応を適切に制御するための重要な細胞であり、炎症の抑制や免疫暴走を防ぐ役割を持つ細胞です。近年では、腸内細菌が制御性T細胞の誘導や働きに深く関わることも明らかになり、免疫研究の新たな展開が進んでいます。

本動画では、制御性T細胞の基礎と最新知見について、解説しています。

本動画は、前編・後編の2本(各20分前後)です。

前編を12月9日(火)に公開。後編は 1 週間後に公開を予定しています。

<トピック>
1.制御性T細胞と免疫の関係
2.免疫のバランスが崩れると
3.免疫バランスを乱す要因
4.制御性T細胞を誘導する唯一の栄養素

◆出演者プロフィール
服部正平博士(ヒトマイクロバイオーム研究・科学者)
東京大学医科学研究所ヒトゲノムセンター(助教授)
理化学研究所ゲノム科学総合研究センター(チームリーダー)
北里大学北里生命科学研究所(教授)
東京大学新領域創成科学研究科(教授、現名誉教授)
早稲田大学理工学術院(教授、現招聘研究員)
理化学研究所生命医科学研究センター(チームリーダー)
などを経て、現在に至る。
国際ヒトマイクロバイオームコンソーシアム(IHMC)2022(第9回 

IHMC 国際会議主催)組織委員長などを兼務。
研究分野はゲノム科学(ヒトゲノム、微生物ゲノム、ヒトマイクロバイオーム研究)。
後続の研究に多大な影響を与える科学者や社会科学者を対象に、Clarivate社が2014年より毎年発表している Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)に2020年から6年連続で選ばれている。
※ 本選出は、世界の研究者上位約 0.1%に入る、世界トップクラスの影響力を持つ研究者として国際的に認められたことを意味します。

      服部正平博士

▶︎マイクロバイオーム研究とは
マイクロバイオーム研究とは、生物や環境に存在する微生物叢(細菌叢)のゲノム(遺伝子情報)解析などを通じて、特に微生物叢と疾患との関係や、宿主への生理作用などを解明しようという研究です。
2006年ワシントン大学のジェフリー・ゴードン博士らは、腸内微生物叢(腸内フローラ)が肥満の原因であることを発見しました。この発見を機に、治療や予防をターゲットとしたマイクロバイオーム研究が世界各地で盛んに行われるようになりました。
腸内微生物叢は人間の免疫システムと密接に関わっており、そのバランスの乱れは様々な疾患の要因となることが判明しています。さらに、疾患の発症や進行に伴い腸内微生物叢自体も変化し、両者が相互に影響し合うことが近年の研究で明らかになっています。
ノーベル医学・生理学賞の受賞者で、分子生物学者のジョシュア・レダーバーグ博士は、「我々人間は、ヒトと常在菌が高度に絡み合った 超生命体 として考えるべき」と述べています。私たち一人ひとりは、生物の共同体であり、共に協調して生きている生態系なのです。

<会社概要>
株式会社 Smart Gut
当社は、2020年より内閣府 官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)に参画し、早稲田大学
と発酵性食物繊維(ルミナコイド)とマイクロバイオーム(細菌叢)に関する共同研究を続けて
います。また、長年マイクロバイオーム(細菌叢)研究の課題であった「細菌叢 DNA 抽出方
法」の最適化に成功し、この技術を使用し、2024年7月よりアカデミア(大学や公的研究機関に
おける研究職)を対象としたサービスの提供を開始。従来よりも実際の細菌叢構造を忠実に反映
した細菌叢 DNA 解析(菌種・遺伝子組成など)の実現をサポートすることで、医療やライフサイエンスの発展に貢献しています。
また「ガット・マイクロバイオーム(腸内細菌叢)研究で人々の QOL の向上に貢献する」ことをミッションに、マイクロバイオーム研究をベースに課題解決型製品・サービスを開発し、[複合]発酵性食物繊維(ルミナコイド)栄養補助食品「Lulumilk(ルルミルク)」(EC 直販)や「LumiFas(ルミファス)」(サロン専売)を販売しています。
腸内環境に関する啓発活動を通じて、健康社会の発展の一助を目指し、科学的根拠に基づいたインナーケアを社会に広げています。

商号:株式会社 Smart Gut(カブシキガイシャ スマートガット)
本社:東京都中央区八重洲二丁目1番1号 YANMAR TOKYO 12階
事業:細菌叢解析事業/ルミナコイド事業
コーポレートサイト:https://www.smart-gut.com
Lulumilk 公式サイト: https://www.lulumilk.com
LumiFas 公式サイト: https://lumifas.com
公式 Instagram: https://www.instagram.com/smart.gut_official/
公式 YouTube: https://www.youtube.com/@onakanochikara

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社 Smart Gut 広報担当
メールアドレス:pr@smart-gut.com

<その他各種お問い合わせ>
https://www.smart-gut.com/contact
(返信にお時間がかかることがございます。ご了承ください。)

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