【メンズ脱毛経験者は4年で3倍以上に！】男女別意識調査！「男性のムダ毛ケア」への意識が浸透してきたことが明らかに

男の脱毛なら「エミナルクリニックメンズ」

医療法人社団エミナル（エミナルクリニックメンズ）のプレスリリース

近年、男性の身だしなみや清潔感に対する意識は、少しずつ変化してきています。中でもムダ毛処理や脱毛は、「する・しない」という二択ではなく、部位や目的によって考え方が分かれるテーマとなりつつあります。実際、男性自身の意識だけでなく、女性からどう見られるかという視点も含めて、捉え方には幅があるようです。

では、メンズ脱毛に対する考え方や印象は、男女でどのような違いがあるのでしょうか。また、数年前と比べて、男性のムダ毛に対する意識や実態には変化が見られるのでしょうか。

そこで今回、メンズ専用脱毛クリニック・エミナルクリニックメンズは、20~30代の男女を対象に、「メンズ脱毛への関心の推移」に関する調査を実施しました。

男女で気になるムダ毛の部位に違いがあることが明らかに

「男性のムダ毛について当てはまるものを教えてください（単一回答）」と質問したところ、男性のムダ毛の印象について男女で以下のような回答になりました。

【男性が回答】

『とても気になるので脱毛した方が良い（25.9％）』

『全身脱毛は必要ないが、体毛が濃い部位は気になる（35.9％）』

『あまり気にならないので、体毛は放置でも良い（18.5％）』

『全く気にならないし、むしろ体毛がある方が男らしくて良い（19.7％）』

【女性が回答】

『とても気になるので脱毛した方が良い（12.7％）』

『全身脱毛は必要ないが、体毛が濃い部位は気になる（50.8％）』

『あまり気にならないので、体毛は放置でも良い（21.4％）』

『全く気にならないし、むしろ体毛がある方が男らしくて良い（15.1％）』

男女ともに、「全く気にならない」よりも「部位によっては気になる」と回答した方が多く見られました。「体毛ゼロ」までは求めないものの、濃さや部位によってはケアしてほしいと感じている方が多いことが分かります。

特に男性は「とても気になる」の割合が女性よりも多い結果となり、自分自身のムダ毛に対して女性よりもシビアな傾向がうかがえます。

対して女性は「とても気になる」は1割強と控えめな一方、「濃い部位は気になる」が半数を占めており、「清潔感を損なわない範囲での部位ケア」を望む現実的なスタンスが主流と言えます。

脱毛に対する要望が男女ともに高い中で、具体的な部位に関してはどう考えているのでしょうか。

「メンズ脱毛について脱毛した方が良いと思う（脱毛したいと思う）部位はどこですか？（複数回答可）」と伺ったところ、以下のような回答になりました。

【男性が回答】

『顔（ヒゲやもみあげなど）（37.9％）』

『すね毛（32.7％）』

『Vライン（30.5％）』

【女性が回答】

『顔（ヒゲやもみあげなど）（39.9％）』

『すね毛（34.9％）』

『胸（31.8％）』

男女ともに顔やすね毛といった、日常生活で目に入りやすい部位が上位に挙がっており、ムダ毛への意識は「普段どれだけ目に触れるか」が大きく関係していると考えられます。特に「ヒゲ」や「もみあげ」、「すね毛」は、第一印象や清潔感に直結する部位であることから、男女共通で重要視されていると考えられます。

一方で、男性ではVラインが上位に入っているのに対し、女性では胸が挙げられており、男女で意見が分かれる結果になりました。

では、なぜそう考えているのでしょうか。

■メンズ脱毛をしたほうがよい部位として選んだ理由を教えてください

【女性が回答】※「胸」を含む部位を回答した方の理由を抜粋

・あまりにも長かったり、量が多いと気持ち悪く感じる人も多い（胸・腕と回答した30代／東京都）

・シャツを着ているとき透けたり見えたりすると不衛生に見える（乳首・胸・へそ周りと回答した30代／長崎県）

・夏に薄着になった時に目に触れる部分なので、毛がない方が清潔感が出ると思う。同居していると、スネゲなどの短い毛が良く落ちているので、ない方が部屋が綺麗になる（すね毛・胸・へそ周り・背中・お尻と回答した30代／東京都）

【男性が回答】※「Vライン」を含む部位を回答した方の理由を抜粋

・臭いから（Vライン・Iライン・Oラインと回答した30代／東京都）

・vioは毛があると汚いから（Vライン・Iライン・Oライン・すね毛・ワキ・太ももと回答した30代／東京都）

・裸になった時に恥ずかしい（Vライン・胸・お尻とと回答した30代／沖縄県）

女性が「胸」を挙げた理由には、「見た目の不快感」「不衛生に見える」「薄着の際に目に入りやすい」といった声が多く、胸毛は女性の目線から清潔感や印象を左右する部位として認識され、「目につく」「気になる」存在である点が、脱毛を勧めたい理由につながっていると考えられます。

一方、男性が「Vライン」を選んだ背景には、「臭い」「汚れ」「恥ずかしさ」といった身だしなみや衛生面への意識が強く表れており、自分自身の快適さや清潔さを保つための部位として捉えられている点が特徴的です。

では、男性の印象という観点ではどのような部位が意識されるのでしょうか。

実際に「男性が綺麗にしていると好感度が上がる（上がると思う）部位を教えてください（複数回答可）」と質問したところ、以下のような回答になりました。

【男性が回答】

『顔（ヒゲやもみあげなど）（46.2％）』

『すね毛（28.1％）』

『Vライン（21.9％）』

『胸（18.7％）』

【女性が回答】

『顔（ヒゲやもみあげなど）（46.6％）』

『すね毛（33.3％）』

『胸（26.6％）』

『へそ周り（21.4％）』

男性・女性ともに『顔（ヒゲやもみあげ）』が約半数と突出しており、第一印象を左右する顔まわりの清潔感が男女共通で最重要視されていることが示されました。

男女差が見られたのが「VIO（デリケートゾーン）」と「胴・手元」です。男性ではVラインやIラインが上位に入っている一方で、女性は薄着の際に目に入りやすい「胸」「へそ周り」や日常の所作の中で自然と視界に入る「手の甲・指」といった部位を好感度につながりやすい部位として挙げており、普段「他者から見えやすい部位」が整っているかを見て男性の清潔感や好感度を判断している傾向がうかがえます。

ここまで部位ごとのムダ毛に対する印象について伺いましたが、ムダ毛処理をする男性についてはどう考えられているのでしょうか。

「ムダ毛処理をしている男性についてどう思いますか？（複数回答可）」と伺ったところ、以下のような回答になりました。

【男性が回答】

『清潔感があって良いと思う（42.0％）』

『身だしなみに気を使っていて好印象（30.1％）』

『自己管理がしっかりしている印象がある（21.1％）』

【女性が回答】

『清潔感があって良いと思う（53.4％）』

『身だしなみに気を使っていて好印象（37.5％）』

『自己管理がしっかりしている印象がある（20.0％）』

ムダ毛処理をしている男性の印象については、男女ともに「清潔感があって良い」「身だしなみに気を使っていて好印象」が上位を占めており、女性の方がよりそう感じていることが明らかです。

また、「自己管理がしっかりしている」という回答も2割ほどあり、単なる見た目だけでなく、生活全体に気を配れる方というイメージづけにも寄与していることがうかがえます。

男性のムダ毛ケア実態：2021年と比較し、脱毛経験者は3倍以上に

ここまでの調査では、脱毛に対する印象や評価についての男女の違いが明らかになりました。

ここからは男性のムダ毛処理の実情について2021年調査との比較を通して、明らかにしていきます。

「男性のムダ毛に対する実態と女性の本音に関する調査」：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000079548.html

まず「ムダ毛の処理をしたことがありますか？」と質問したところ、以下のような回答になりました。

【2021年】

『ある（62.8％）』

『ない（37.2％）』

【2025年】

『ある（56.6％）』

『ない（43.4％）』

2021年と2025年を比較すると、「ムダ毛の処理をしたことがある」と回答した割合はやや減少しているようです。

では、どのような方法でムダ毛を処理をしているのでしょうか。

前問で『ある』と回答した方に、「普段主にどのようにムダ毛を処理していますか？（単一回答）」と伺ったところ、以下のような回答になりました。

【2021年】

『カミソリ（42.4％）』

『シェーバー（21.0％）』

『除毛クリーム（12.3％）』

【2025年】

『カミソリ（34.2％）』

『シェーバー（25.3％）』

『医療脱毛／サロン脱毛（21.5％）』

2021年はカミソリやシェーバーといった自己処理が中心だったのに対し、2025年では「医療脱毛／サロン脱毛」を選ぶ人が21.5％と3倍以上増加した結果になりました。つまり、現在ではムダ毛ケアを行う5人に1人以上が医療脱毛・サロン脱毛を選んでいるようです。

この結果から今後は脱毛が特別な選択ではなく、身だしなみといった自己管理の現実的な選択肢として選ぶ方も増えていくのではないでしょうか。

メンズ脱毛はより身近に、費用をかけている男性の増加傾向も実感する方が7割

メンズ脱毛経験者が増えている実態が明らかになりましたが、現在はメンズ脱毛に関してどのようなイメージをもっているのでしょうか。ここからは全員にうかがいます。

「近年、メンズ脱毛は以前より身近になってきたと感じますか？」と質問したところ、約7割の方が『とても感じる（24.7％）』『少し感じる（41.5％）』と回答しました。

約7割の方が「以前より身近になった」と感じていることから、メンズ脱毛はもはや一部の美容意識の高い男性だけでなく、一般的な選択肢として定着しつつあると言えます。

広告やSNS、実際の利用者の増加などを通じて情報接点が増え、「特別なこと」から「身だしなみの一環」へとイメージが変化しているのかもしれません。

さらに「近年、男性が脱毛やムダ毛処理にかける費用や投資意識はどう変化したと思いますか？」と伺ったところ、約7割の方が『昔より積極的にお金をかけている（20.8％）』『どちらかというと増えている（50.8％）』と回答しました。

約7割の方が「お金をかける意識が高まっている」と感じている結果から、脱毛やムダ毛処理は消耗的な出費ではなく、価値のある投資として捉えられ始めていることがうかがえます。

単に清潔感や第一印象といった身だしなみだけではなく、好感度や自信アップといった内面的な要素や衛生管理といった実用性を長期的な目線で意識する考え方が広がっているようです。

【まとめ】メンズ脱毛は「身だしなみ」の一部へ――男女の視点や年代比較から見えた意識の変化

今回の調査を通じて、メンズ脱毛やムダ毛処理に対する意識について、男女や年代による違いが明らかになりました。

男女ともに約6割がムダ毛について意識する中、特に男性の方がムダ毛が「とても気になる」と回答する割合が多いことがわかりました。

部位別でも共通して「顔（ヒゲ・もみあげ）」「すね毛」といった目に入りやすい部位が気になるとの声が挙がる中で、男性は衛生管理や自己評価として「Vライン」などのデリケートゾーンに意識を向ける一方、女性は「胸」「へそ周り」「手元」といった何気ない場面で注目する機会が多い部位でも男性の印象を判断しており、男性と女性で注目する箇所が違う点も見受けられます。

また、ムダ毛処理をしている男性に対しては、男女ともに「清潔感がある」「身だしなみに気を使っている」「自己管理ができている」といったポジティブな評価が集まりました。適切なケアは外見だけでなく、その人の生活への姿勢や価値観まで好意的に受け取られる傾向がうかがえます。

さらに、2021年と比べて脱毛経験者が大きく増加しており、「剃る」から「減らす・なくす」へとムダ毛ケアの選択肢が広がっている点も印象的です。実際、約7割が「男性が脱毛やムダ毛処理にお金をかけるようになっている」と感じている結果から、脱毛は清潔感や印象を長期的に保つための、現実的で合理的な自己投資として捉えられ始めているのではないでしょうか。