男性更年期を個人の不調ではなく労働生産性の基盤課題として捉え、企業の健康経営をアップデート
MenLab株式会社のプレスリリース
MenLab株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:松浦良彦)は、日本初※となる「男性更年期に特化したスタートアップ」として、働く世代の男性が抱える原因が特定しづらい不調に対し、コンディションの可視化から、必要に応じた医療機関受診につながる「次の一歩」までを、非医療領域で支えるプラットフォーム 「Gentsome(ジェントソーム)」 の提供を開始いたします。
Gentsomeは、男性更年期を「個人の体調問題」に閉じず、人手不足が進む社会におけるミドルシニア世代の労働生産性・組織パフォーマンスの基盤課題として捉え直し、企業の健康経営に実装可能な導線を提供することを目指します。
*日本国内において「男性更年期に特化したスタートアップ企業」として(MenLab株式会社調べ/2026年1月時点)

■ 背景:男性更年期は、見えにくい社会課題になっている
男性更年期は、睡眠、疲労感、気分の落ち込み、集中力や意欲の低下など、働く上で重要なパフォーマンスに影響し得る一方で、本人が「何が起きているのか」を言語化しづらく、相談・受診の入り口に辿り着きにくいという構造があります。
太陽生命少子高齢社会研究所の調査では、働く男性の約6割に男性更年期障害の可能性があることが示される一方で、可能性がある人のうち病院受診に至った割合は14.0%にとどまるという結果も報告されています。※1
また、経済産業省によると男性更年期障害に関しては、休職や業務効率の低下等による経済損失が1兆2千億円規模に上るとの試算も言及されて、2025年6月には骨太の方針に、初めて男性更年期という文言が記載されました。
※1 太陽生命少子高齢社会研究所、 「ストレスと男性更年期障害に関する調査」を実施(2025年7月) 厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査(2022年版)」では、更年期症状を自覚している人を対象に「医療機関を受診した/受診していない」調査があり、男性 40〜49歳 では「受診していない」が 86.6%、50〜59歳でも 86.5%という割合。つまり受診しているのは約 13〜14%程度、
■ 事業立ち上げの背景
Gentsomeは、MenLab株式会社 代表取締役である松浦自身の原体験から生まれました。
松浦は40代に入り、原因不明の体調不良や集中力低下、意欲の減退、不眠といった不調を経験しながらも、それが「男性更年期」であるという認識に至らず、長期間にわたり適切な対処ができない状態にありました。
その過程で
「どこに相談すればよいのか分からない」
「何が正しい情報なのか分からない」
という認知度不足や情報不足の構造、そして医療現場を取り巻くさまざまな現実的な課題を実感したことが、本事業立ち上げの原点となっています。
また、松浦はこうした経験を通じて、男性更年期の問題は個人の体調不良にとどまるものではなく、人手不足が深刻化する社会において、ミドルシニア世代の労働生産性をいかに維持・向上させるかという社会課題の解決にも直結するテーマであると捉えるようになりました。
これまで約15年間にわたり、さまざまな企業において新規事業の立ち上げや事業開発に関わってきた経験を活かし、単なるサービス開発ではなく、社会構造として課題解決につながる仕組みそのものを構築することを目指して構想されたのがGentsomeです。
Gentsomeは、当事者意識と事業開発の知見を融合させ、働く男性のコンディション改善を起点とした「生産性向上 × 健康経営 × 社会課題解決」を同時に実現する新しいモデルの構築を目指しています。
■ Gentsome(ジェントソーム)とは
男性更年期に特化した「健康経営支援+検査受診サポートプラットフォーム」
Gentsomeは、以下を一体化した支援プラットフォームです。
・男性更年期に関する情報提供・啓発(理解促進)
・コンディション可視化に向けた検査受診のサポート(申込・事前案内・体験設計等の非医療支援)
・必要に応じた医療機関での受診につながる導線設計(非医療領域)
・企業向け「男性更年期 × 健康経営」支援(セミナー・意識改革・プレゼンティーズム対策 等)
※Gentsomeは医療機関ではありません。検査の実施・検査結果の判定・診療・治療は医療機関等が行い、MenLab株式会社は医療行為を行いません。
1. 検査受診支援サービス「Gentsome Check」
MenLab株式会社は、コンディション可視化の第一歩として 検査受診支援サービス「Gentsome Check」 を提供します。
「Gentsome Check」は、医療機関・検査機関で実施される検査の受検に際し、情報提供、手続支援、申込導線設計、事前案内、受検後の行動選択に関する案内など、非医療領域のサポートを通じて、利用者体験を一貫して整えるサービスです。
「受けたいが、どこで・どう受ければよいか分からない」という障壁を下げ、必要な方が適切な次のアクションにつながれる環境づくりを支援します。
2026年1月より、都内複数拠点で受検可能となり、今後は順次エリア拡大を予定しています。
<Gentsome Check>
※検査の実施および検査結果の判定は医療機関・検査機関が行います。MenLab株式会社は医療行為を行わず、検査受診に関する非医療領域の支援およびサービス体験設計を担当します。
2. 大学病院・クリニックとの「協力体制」による受診導線の整備
検査結果から専門的な診療が必要と判断された場合には、順天堂大学医学部附属順天堂医院や帝京大学医学部をはじめとした医療機関と協力し、利用者が適切な医師の診療に繋がる受診導線の整備を行っています。
※診療および治療はすべて医療機関が実施し、当社は医療行為を行いません。
3. 日本メンズヘルス医学会への加盟
MenLab株式会社は日本メンズヘルス医学会に加盟し、国内外の最新エビデンス・研究動向を反映したサービス設計・情報発信を行っています。
Gentsomeでは、医学的知見への敬意と、社会実装としての導線設計の両立を重視しています。
4. 企業向け「男性更年期 × 健康経営」支援プログラム
Gentsomeは、企業向けに以下の支援を提供します。
・男性更年期に関する従業員・管理職向けセミナー(理解促進/コミュニケーション設計)
・プレゼンティーズム改善支援(状態把握と打ち手設計のサポート)
・AMSスコア等を活用したコンディション把握支援(※医療診断ではありません)
・健康経営の取り組み強化・社内意識改革のサポート
男性のコンディション改善を通じ、生産性向上・離職防止・組織エンゲージメント向上といった経営課題の解決に寄与します。
■ 今後の展望
MenLab株式会社は、男性更年期という未開拓領域に対し、医療・企業・働く個人をつなぐ新しいインフラづくりを進めています。今後は以下の展開を予定しています。
・検査プラットフォームの提携医療機関の拡大
・企業向け男性更年期プログラムの導入
・大学病院や研究機関との共同研究(男性ホルモンと生産性の関連など)
・男性更年期を軸とした新しい働き方・生活習慣モデルの創出
また近年、人材サービス・保険・フィットネス・不動産など、働く世代の健康を扱う多様な業界からも関心が高まっており、こうした分野との協業を見据えながら、働く男性のコンディションを社会全体で支える仕組みの確立を目指してまいります。
■ 専門家・関係団体からのコメント
<順天堂大学医学部附属順天堂医院>
泌尿器科 特任教授 井手 久満 先生(医師)
男性更年期に関する社会的理解はまだ十分とは言えず、多くの働く男性が、原因を特定できないまま不調を抱えている現状があります。
MenLabが取り組む「検査受診支援」および「働く世代への啓発活動」は、医療現場としても大変意義のある試みだと考えています。
特に、企業領域と医療領域をつなぐ仕組みづくりは、今後の日本社会にとって必要不可欠です。
適切なタイミングで医療につながる導線が整うことで、男性更年期の早期対応や、働く男性のクオリティ・オブ・ライフ向上に寄与することを期待しています。
<一般社団法人 日本健康経営促進機構>
代表理事 加瀬 美郷 氏
働き盛りの男性が抱える心身の不調は、「体力の低下」や「ストレス」として処理され、見過ごされがちです。特に40〜50代は責任の重さと加齢によるホルモン変動が重なることで、集中力や判断力の揺らぎが起きやすい時期とされています。
MenLabの取り組みは、こうした「見えにくい変化」を、検査・受診導線・企業支援の三方向から捉える新しいアプローチです。
働く男性の状態を早期に把握できる体制は、個人の健康だけでなく、意思決定の質や生産性を支える基盤として、企業にとっても大きな価値をもたらすと考えています。
■ 会社概要
会社名:MenLab株式会社
代表者:代表取締役 松浦 良彦
所在地:東京都渋谷区神南1−11−4 FPGリンクス神南5階
事業内容:
・男性更年期に特化した健康経営支援事業
・検査受診支援プラットフォーム「Gentsome」の運営
・医療機関での受診導線設計(非医療領域)
・セミナー・共同研究・プレゼンティーズム改善支援
■ 本件に関するお問い合わせ
MenLab株式会社
E-mail:contact@menlab.jp

