YouTube動画では超えられない壁がある。「他者の目」と「専門家の介入」が生む運動効果の非連続的飛躍
株式会社バディトレのプレスリリース
祝・令和の虎ALL達成!
株式会社バディトレ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:星野 雄三)は、
自宅トレーニング(宅トレ)とセミパーソナルトレーニングの効果差を科学的観点から分析し、セミパーソナル形式でしか到達できない「正しいフォーム」と「追い込み」の臨界点について解説するレポートを公開いたします。
■ 宅トレブームの「その後」に起きていること
コロナ禍をきっかけに急拡大した宅トレ市場。YouTube、Instagram、TikTokのフィットネス動画は数億再生を記録し、自宅で運動する文化は定着しました。
しかし、2023年以降、宅トレの「限界」が顕在化しています。
矢野経済研究所の調査によると、オンラインフィットネスの市場成長率は2022年をピークに鈍化傾向にあります。また、各種アンケート調査では、「宅トレを始めたが効果を実感できずやめた」という回答が増加しています。
なぜ、宅トレでは効果が出にくいのか。
その原因は「フォームの正確性」と「追い込みの限界」の2つに集約されます。
■ 限界1:フォームの「見えない誤差」
宅トレの最大の問題は、自分のフォームが正しいかどうかを客観的に判断できないことです。
鏡で確認する、動画を撮影して見返すなどの方法はありますが、以下の限界があります。
・角度の問題:鏡は正面しか映さない。膝のアラインメント、骨盤の傾き、肩甲骨の位置など、横や後方から確認すべきポイントが見えない
・リアルタイム性の欠如:動画の確認は事後。動作中のフォーム崩れにリアルタイムで対処できない
・知識の非対称性:「正しいフォーム」の定義自体を正確に理解していないと、鏡や動画を見ても誤差に気づけない
Schoenfeld et al.(2021)のレビューでは、レジスタンストレーニングにおけるフォームの適切性が、筋活動パターン、関節負荷、怪我のリスクに重大な影響を与えることが示されています。
具体例を挙げます。スクワットにおいて、膝がつま先の方向より内側に入る「ニーイン(膝の内側崩れ)」は、前十字靭帯(ACL)損傷のリスク因子です。しかし、この微細なフォームの崩れは、自分では気づきにくく、動画で見ても判別が難しい場合があります。
セミパーソナルの環境では、トレーナーが横や後方から動作を観察し、「膝がやや内側に入っています。足の小指側に体重を意識してください」とリアルタイムでフィードバックを提供できます。

■ 限界2:「追い込み」の心理的天井
運動効果を最大化するには、「自分の限界に近い負荷」をかける必要があります。しかし、1人で追い込むには心理的な天井が存在します。
「あと3回」のところで身体が「もう無理」と信号を送ると、多くの人はそこで止めます。しかし、実際の筋肉の限界はその先にあります。「もう無理」の信号は、安全マージンを含んだ「主観的限界」であり、「客観的限界」との間にはギャップがあります。
Alix-Fages et al.(2022)の研究では、トレーニング経験のある被験者でさえ、「限界まで追い込んだ」と主観的に判断した時点で、実際にはまだ2〜4回の余力(RIR: Reps in Reserve)が残っていることが報告されています。
セミパーソナルの環境では、この主観的限界と客観的限界のギャップを埋める2つの力が働きます。
1. トレーナーの声かけ(外的動機づけ)
「あと2回いけます!」「フォーム完璧です、最後までいきましょう」というトレーナーの声かけは、主観的限界を超えるための外的な推進力になります。
2. 仲間の存在(社会的促進)
隣で全力を出している仲間の存在が、「自分だけ手を抜くわけにはいかない」という適度な社会的圧力を生み出します。
■ 「臨界点」の概念:効果が非連続的に飛躍するポイント
物理学における「臨界点」とは、ある状態からまったく異なる状態に一気に変化する境界点を指します。水が100℃で沸騰し気体になるように。
運動においても「臨界点」が存在すると考えています。
・フォームが正確な状態で適切な負荷がかかった瞬間、筋肉へのターゲティング精度が飛躍的に向上する
・主観的限界を超えた追い込みにより、筋繊維の動員率が90%以上に達し、成長刺激が非連続的に増加する
この臨界点は、宅トレの環境では到達が極めて困難です。フォームの正確性と追い込みの深さの「両方」が揃って初めて、臨界点に到達できるからです。
■ バディトレのセミパーソナルが臨界点に導く設計
バディトレのセミパーソナル形式(最大5名)は、以下の設計で受講者を臨界点に導きます。
【フォームの精度管理】
・トレーナーが全セッションを通じて各参加者のフォームを監視
・動作の「キーポイント」を3つに絞って伝達(情報過多を防ぐ)
例:スクワットなら「①胸を張る ②膝はつま先の方向 ③かかとに体重」
・フォームが崩れた瞬間に即座に修正指示
【追い込みの深度管理】
・心拍数モニタリングによる客観的な強度管理
・トレーナーの声かけによる主観的限界の突破支援
・最大5名の少人数だからこそ、「全員が限界に到達しているか」をトレーナーが確認可能
【マンツーマンとの比較優位】
・マンツーマンでは、トレーナーと1対1のため「仲間の存在」による社会的促進が欠如
・セミパーソナル(5名)では、社会的促進+トレーナーの個別指導が両立
・コスト面でもマンツーマンの1/3〜1/5の料金水準
■ 受講者データが示す「効果の飛躍」
バディトレでは、過去に宅トレ経験がある受講者(n=37)を対象に、宅トレ期間中の変化とバディトレ受講後の変化を比較しました。
【宅トレ期間(自己申告、平均6ヶ月間)】
・体脂肪率変化:平均 -0.8%
・筋力指標(スクワット推定1RM):平均 +5%
【バディトレ受講後(12週間)】
・体脂肪率変化:平均 -3.1%
・筋力指標(スクワット推定1RM):平均 +18%
宅トレ6ヶ月とバディトレ12週間を比較すると、期間は半分であるにもかかわらず、体脂肪率の改善幅は約4倍、筋力の向上幅は約3.6倍という結果になりました。
■ 今後の展望
バディトレでは、宅トレからの「ステップアップ先」としてのポジショニングをさらに明確にし、宅トレユーザー向けの「フォームチェック体験セッション」の提供を検討しています。
また、AIを活用したフォーム分析技術の導入により、セッション中のフォーム精度をより客観的に評価する仕組みの開発にも着手しています。
■ 会社概要
社名:株式会社バディトレ
代表:星野 雄三
事業内容:フィットネスジム運営、運動習慣化プログラムの開発・提供
所在地:東京都渋谷区広尾5丁目1-43 広尾ZERO 402号室

