花粉シーズン到来。1,000人調査で判明――“外側対策への偏り”と“内側ケア不足”の実態

発症のメカニズムは8割超が認知する一方、 “内側ケア”の実施率は1割台。さらに、対策開始は6割以上が「花粉飛散の直前」や「発症後」からと、慌てて始める人が多数。

株式会社スピックのプレスリリース

春の不調の代表格である花粉症は、日本人の2人に1人以上(※1)が抱える“国民的課題”ともいわれます。2026年は、スギ花粉の飛散量が例年以上になるとの予測(※2)もあり、例年にも増してシーズン序盤からの体調管理が重要になります。

日照時間が減少する冬は、さまざまな栄養の不足が懸念される季節です。東京慈恵会医科大学・越智小枝医師は、この時期の栄養不足は直近の健康維持のみならず春先までのコンディションを左右し得る要因となるため、日頃からの“内側ケア”が備えの一つにつながると指摘しています。

株式会社スピックは、花粉症の自覚症状がある1,000人を対象にアンケート調査を実施しました。約8割が、花粉症のメカニズムを認識している一方、実際にはマスクの着用や市販薬の服用などの“外側からの対策”に偏り、“内側ケア”の実施率はそれぞれ1割台にとどまることがわかりました。加えて、対策開始のタイミングが「飛散直前」または「症状が出始めてから」という回答が6割超に上り、即効性を求めて外側対策を急ぐ一方で、土台をつくる“内側ケア”は着手が後手になりやすい実態が浮き彫りとなりました。

花粉シーズンが始まった今からでも、“内側ケア”を意識することは十分な価値があります。これから迎える季節の変わり目に向けて、早めに“内側の土台”を整えておくことが大切です。

■花粉症のメカニズム理解は8割超

調査では、花粉症が免疫の過剰反応によって起こる症状の一つであることを理解している人は82%に上り、メカニズム理解が広く浸透していることがわかりました。

■対策は“外側から防ぐ‘が中心。”内側ケア“の実行率は1〜1.5割にとどまる

花粉症対策としては、「マスクや眼鏡の使用」「手洗い・うがい」「市販薬の服用」など花粉を外から防ぐための対策が高い実施率を占め、多くの人が日常的に取り入れていることがわかりました。一方で、「日光浴を心がける」「ビタミンを摂る」「食事に気を付ける」といった、体の内側を整えるケアの実施率はわずか1~1.5割にとどまっています。原因(免疫の過剰反応)を認識していても生活行動に十分結びついていない、“内側ケア”不足が明らかになりました。

■6割以上が飛散直前~症状が出始めてから対策を開始。慌てて始める人が多数

対策を始める時期に関する調査では、「花粉飛散の直前から」「花粉の飛散が報道されてから」「症状が出始めた日から」と回答した人が6割超という結果でした。多くの生活者が慌てて対策を開始しており、十分な準備期間を確保できていない可能性が示されました。生活者の行動にはギャップがあり、“内側ケア”の広がりにくさにつながっていると考えられます。

■越智医師が示す、春のコンディションを左右する“内側の土台づくり”の重要性

冬から春に向けての季節は、日光不足によるビタミンD不足をはじめ、多くの栄養素が不足しやすい時期です。これは春先までの体調やコンディションに影響を与え得る可能性があるため、食事では魚やきのこ類などに含まれるビタミンDをはじめ、さまざまな栄養素を組み合わせたメニューを取り入れることが一つの方法です。さらに、栄養バランスや睡眠、生活リズムを整え、無理のない範囲で、暮らしの基本的な習慣を積み重ねていきましょう。

■外側×内側の両輪で、春に向けたコンディション調整を

今回の調査で浮き彫りになったのは、メカニズムを知りながらも“外側ケア”に偏る対策の実態でした。マスクや眼鏡などで外から防ぐだけでなく、バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動といった内側の視点も、季節の変わり目を健やかに過ごすうえで重要です。食事や生活リズムによるコンディション調整は日々の積み重ねで整っていくものが多いため、早めの対策が、季節の変化への備えにつながります。「もう飛散が始まったから」と諦める必要はありません。今からでも“内側のケア”をプラスし、春に向けた準備を進めましょう。

プロフィール:越智小枝/東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 講座担当教授

東京医科歯科大学を卒業し、英国インペリアルカレッジ・ロンドンで公衆衛生を学ぶ。

研究領域は、臨床検査医学、公衆衛生、災害医療など。

ビタミンDに関する研究では、2023年に国内初の基準値を公表。

※1) …2025年3月25日ウェザーニュース発表「花粉症調査2025」より

※2) …2026年1月14日ウェザーニュース発表「第三回花粉飛散予想」より

【調査概要】

調査期間 :2026年2月9日~2月10日

調査対象 :全国の花粉症の自覚症状がある20代~60代の男女 1,000名

調査方法 :インターネット調査

※引用の際は「株式会社スピックによる調査」と明記ください。

SPICについて

株式会社スピック(SPIC)は、「未来の健康を、つくる。」を目指し、個々の「健康スタイル」の確立をサポートするため、提携クリニック・ジム・サロンを持ち、会員のためのパーソナルなサービスを提供。吸収率にこだわって開発したサプリメントブランド「Lypo-C」などホームケアも含めたトータルなヘルスケアを提案している鎌倉のウェルネスカンパニーです。

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