仮眠・休憩スペースを街のインフラにし、ビジネスパーソンの睡眠不足による日中の眠気、「会社じゃ休めない」を解決する
STUTS株式会社のプレスリリース

整体×骨盤サロン「カ・ラ・ダ ファクトリー」(以下「カラダファクトリー」)を展開する株式会社ファクトリージャパングループ(以下「ファクトリージャパン」)、STUTS株式会社(以下「STUTS」)、リラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」(以下「リラク」)を展開する株式会社メディロム・ウェルネス(以下「メディロム」)は、ビジネスパーソンの睡眠不足による日中の眠気解消だけでなく、「会社じゃ休めない」という職場の構造的課題を解消することを目的に、共同実証を開始しました。職場外のサードプレイスで心身を真にリセットできる環境を社会実装することで、ビジネスパーソンの「レスパ」を最大化し、ウェルビーイングと生産性向上を目指します。
本実証では、カラダファクトリーとリラクの「ベッドや施術メニュー」、STUTSの仮眠スペースシェアリングサービス「仮眠を文化に」を組み合わせ、快適な仮眠・休憩体験を提供します。
最終的には、街中どこにいても快適な仮眠が取れるような「仮眠・休憩スペースのインフラ」をつくることを目指しています。
■共同実証の概要
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実施開始日 |
2026年3月3日(火) |
2026年3月9日(月) |
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予約可能時間 |
平日11:00-17:00 |
平日11:00-17:00 |
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実施店舗 |
整体×骨盤サロン「カ・ラ・ダ ファクトリー」 |
リラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」 |
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実施場所※1 |
・カラダファクトリー 栄セントラルパーク店 住所:愛知県名古屋市中区錦3-15-13 セントラルパーク地下街 ・カラダファクトリー ユニモール店 住所:愛知県名古屋市中村区名駅4丁目5−26 ユニモール |
・Re.Ra.Ku 新宿店 住所:東京都新宿区新宿3-3-3 恩田セントラルビル6F ・Re.Ra.Ku 西武新宿ぺぺ店 住所:東京都新宿区歌舞伎町1-30-1西武新宿ペペ1階 |
※1:順次、実施店舗を拡大予定
■共同実証の背景
タイパの次は「レスパ」?
現代社会において、DXの加速と情報の過剰摂取により、私たちは「いかに短時間で効率よく情報を処理し、成果を出すか」というコスパ(費用対効果)やタイパ(時間対効果)を最優先する時代を過ごしてきました。しかし結果として、人々に慢性的な心身の疲労を蓄積させています。そこで弊社が新たに提唱するのが、限られた時間でいかに深く回復し、次の活動の質を高めるかという第三の指標「レスパ(レストパフォーマンス:休息の質・効率)」です。
これまでの日本において休養は、「誰でも簡単にできるものであり、特別な技術や知識は必要ない」と誤解されていたことが、社会的な対策の遅れを招いてきました。しかし、AIの普及により、人間に求められる役割が単純作業から、高度な判断や創造的な選択へとシフトした今、かつての不眠不休で走り続ける「マラソン型」の働き方はもはや通用しません。これからの時代は、最良のコンディションを維持するために意図的に回復を挟む「インターバル型」の働き方が不可欠であり、レスパが重要な時代へと変遷しています。
レスパの核心:日本人が抱える睡眠課題
この「レスパ」向上の成否を分ける最大の鍵であり、同時に最大の障壁となっているのが、深刻な睡眠課題です。日本人の平均睡眠時間はわずか7時間22分で、加盟30カ国中最下位となっています。このような長時間労働などによる睡眠時間の短さに加えて、睡眠不足の質に対して悩みを抱える人も増加しており、日中の眠気や倦怠感、集中力低下などの生産性への影響、さらには健康リスクの上昇などが課題となっています※2。
一方で、夜間の睡眠の質を改善するために、住環境の整備、生活リズムを見直すことは容易ではなく、日中に取り入れやすい現実的な対策として、短時間の仮眠(パワーナップ)が注目されています。15〜30分程度の仮眠は、睡眠不足の解消や疲労回復を促すだけでなく、ストレスの軽減、集中力や生産性の向上といった効果が科学的にも認められており※3、国内外の企業で仮眠室の導入が進むなど、その有用性が評価されています。しかし、日本の多くの職場では「周囲の目が気になり休めない」といった心理的・環境的なハードルが依然として存在しており、このギャップを埋める新たなソリューションが求められています。
※2: 参考データ
・経済協力開発機構(OECD)(2021年)「Gender data portal 2021」
・厚生労働省(2021年)「令和3年度 健康実態調査」
※3: 参考データ
・Rosekind MR et al.(1994年)「NASA nap study: Effect of naps on performance」
レスパの心理的・環境的障壁:会社じゃ休めない?
パーソル総合研究所の調査では、休憩制度がありながら「実際に休めている」と実感する人は約45%に留まり、休めていない層は生産性低下リスクが約2倍に及ぶことが明らかになりました。
一方で、「仮眠」を行う層は生産性低下リスクが全タイプ中最大という実態が判明しました。これはデスク等での質の低い休息が、限界に達した疲労を回復できておらず、従来の「形式的な休憩」の限界を示しています。消費者は職場から物理的・心理的に離れ、真に心身を解放・休息できる「サードプレイス」を求めているのです。
実際にサンスターグループの調査では、多忙や職場の雰囲気から「しっかり気分をリフレッシュして休むことができていない」と実感する人が約75%いることがわかっています※4。
※4: 参考データ
・パーソル総合研究所(2025年)(https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/thinktank-column/202507030001/)
・サンスターグループ(2025年)(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000490.000005120.html)
拡大するレスパ経済圏
このレスパという新概念を支える市場は、2020年時点で1.2兆円規模に達した睡眠市場を中核に、休養・抗疲労を網羅するリカバリー市場が2025年には7.6兆円、2035年には21.1兆円に達すると予測されるなど、爆発的な成長を見せています※5。情報過多の時代を生き抜くために「時間を削る(タイパ)」フェーズは終わり、これからは「休息を投資に変える(レスパ)」ことで個人のパフォーマンスを最大化する時代が到来しています。
※5:参考データ
・東日本電信電話株式会社(2022年)(https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20220831_02.html?)
・一般社団法人日本リカバリー協会(2025年)(https://www.recovery.or.jp/marketsize2025/)
レスパに関する具体的な商品事例※6※7
・リカバリーウェア:「BAKUNE」を主力商品としたTENTIALが7ヶ月で111億円を売り上げるなど、 着用することで血行を促進し筋肉の緊張を緩和するリカバリーウェアがデジタルネイティブ世代を中心に急成長しています 。
・休養学: 片野秀樹氏の著書「休養学」が累計20万部を突破するベストセラーとなり、その他の休養に関する書籍も数多く発売されるなど、休養を体系的に学ぶ「リテラシー」が普及しています 。
・リラクゼーション飲料: 「CHILL OUT」が2020年から3年間で売上高が10倍にするなど、リラクゼーションドリンクがスタンダード化しています 。
・マインドフルネスアプリ: 「Upmind」が150万ダウンロードを達成するなど、マインドフルネスアプリが普及しています 。
※6:参考データ
・日本流通産業新聞オンライン(2025年)(https://online.bci.co.jp/div/detail/4014)
・一般社団法人日本リカバリー協会(2025年)(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000085299.html)
・食品産業新聞社ニュースWEB(2024年)(https://www.ssnp.co.jp/beverage/544880/)
・Upmind(2026年)(https://upmind.co.jp/)
※7:参考ページ
・BAKUNE(https://tential.jp/?srsltid=AfmBOors8Nwg1jlQ0fT7bBgqyiuTocCsmivU8ZCtnk1wydN8x3cMeO85
)
・休養学(https://str.toyokeizai.net/books/9784492047484/)
・CHILL OUT(https://www.coca-cola.com/jp/ja/brands/chillout)
・Upmind(https://upmind.co.jp/)
今回の共同実証は、三社が同じ課題意識のもと、働く人々の「レスパ」を最大化できるよう、仮眠・休憩スペースの社会インフラを構築する試みです。ウェルビーイングと生産性向上の両立を目指してまいります。
■サービス・製品概要
「カラダファクトリー」について
「カラダファクトリー」は、根本ケアという考え方を基にしたカラダと健康のトータルボディケアサロンです。独自に開発した「A.P.バランス(R)」整体理論に基づいた施術法を用い、首・肩・腰・足のケアなどお悩み別に、お客様一人ひとりのカラダの状態を確認しながら施術を行います
STUTS「仮眠を文化に」について
「仮眠を文化に」は、仮眠スペースのシェアリングサービスです。公式LINEから仮眠スペースを事前予約することができます。リラクゼーションサロンやコワーキングスペースなどの店舗が持つ遊休資産(空席)を活用し、街中どこにいても快適な仮眠が取れるような、仮眠スペースのインフラをつくることを目指しています。
「Re.Ra.Ku」について
「Re.Ra.Ku 」は、健康管理サービスを目的とした関東圏中心のリラクゼーションスタジオです。代表メニューの独自ウィングストレッチ®は肩甲骨を中心に柔軟性を高め、疲労回復や健康維持をサポートします。開放感のあるオープンスペースで施術を受けられるほか、スタッフはお客様とのコミュニケーションを重視し、疲労の根本原因を探ります。施術後のセルフストレッチ指導も行い、日常生活での健康意識向上を支援しています。リピーター率は約70%で、多くのお客様に長期的な健康サポートを提供しています。

