ロート製薬と東京大学での「食ウェルビーイング統合科学社会連携講座」開設のお知らせ

食を通じたウェルビーイングの実現を目指して

ロート製薬株式会社のプレスリリース

ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:瀬木英俊)(以下、ロート製薬)は、2026年4月1日より、東京大学大学院農学生命科学研究科内に、「食ウェルビーイング統合科学社会連携講座(通称:食ウェル講座)」を開設することをお知らせします。

■背景と狙い

当社は胃腸薬の販売を原点として創業以来、長く内服事業領域において生活者の健康に寄り添ってきました。また近年は「薬に頼らない製薬会社」を掲げ、食を通じた健康価値の創造にも注力しており、素材、サイエンス、そして生活者視点を掛け合わせた新たな価値提供に取り組んでいます。

日々の健康維持や疾患予防において、昨今、「食」はますます重要な役割を担うようになってきました。当社では、内服薬やサプリメント、機能性食品の開発に加え、新規素材の探索、TCM(Traditional Chinese Medicine:中医学)の研究など、多様化する生活者ニーズに応えるべく、独自性と安全性を兼ね備えた研究開発を推進しています。今後はさらに、食を通じた健康への貢献を一層強化し、より幅広い健康課題に応える取り組みを進めてまいります。

本講座では、佐藤隆一郎名誉教授がこれまで取り組まれてきた脂質代謝研究や骨格筋機能研究などを基盤に、健康長寿社会への貢献を見据えた、食品機能や生体機能の解明を進めてまいります。さらに、これまでの脂質代謝研究に加え、近年注目が高まる異所性脂肪に関する研究にも力を入れ、健康課題に対する新たなアプローチの可能性を探ってまいります。併せて、科学的根拠に基づく健康価値を社会へ発信していくための産学連携も深めてまいります。

本講座の設置を通じて、当社は食事業における研究基盤を一層強化し、日常の健康維持から未病、軽度疾患、さらには予後のケアに至るまで、人々の健やかな暮らしを支える「食を通じたウェルビーイング」の実現を目指してまいります。

■佐藤 隆一郎 名誉教授のコメント

超・超高齢社会を迎えた日本において健康寿命への関心が高まっています。健康寿命を延ばし、幸福感、満足感に満ちた実り豊かな人生を送ることをウェルビーイングと言います。ウェルビーイングを達成するために「食」は大きな貢献をすることが期待されます。日々の食生活において飽食、偏食を繰り返すと生活習慣病発症リスクを高めます。疾病が健康寿命を縮めることは明らかで、バランスのとれた食事を適量摂ることを励行することが大事になります。さらに近年の研究成果より、食品に含まれる微量成分が健康維持に寄与することが示唆されています。これら成分の機能に関する科学的エビデンスを明確に示し、アカデミアと企業が連携して国民のウェルビーイング実現を目指してまいります。

【佐藤名誉教授 ご略歴】

1985年 東京大学大学院博士課程修了

1986年 帝京大学薬学部 助手

1990年 テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター 博士研究員

1994年 帝京大学薬学部 講師

1995年 大阪大学薬学部 助教授

1999年 東京大学大学院農学生命科学研究科 助教授

2004年 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授

2019年 紫綬褒章 受章

2022年 東京大学大学院農学生命科学研究科 特任教授

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。