宮古島の伝統食薬「シビラン(通称:ニンジンモドキ)」から“エクソソーム様ナノ粒子”を発見

強力な抗炎症・抗酸化作用を解明し、国際誌に論文掲載。5月15日にオンライン記者会見を開催〜伝統薬草の知恵を、最先端のエクソソーム研究が科学的に裏付け〜

株式会社医道メディカルのプレスリリース

株式会社医道メディカル/高輪クリニックグループ(代表・総院長:陰山泰成)は、沖縄・宮古島で古くから食薬として親しまれてきた植物「シビラン(学名:Talinum fruticosum)」から、抗炎症および抗酸化作用を示す「エクソソーム様ナノ粒子(ELNs)」を世界で初めて明確に同定いたしました。

本研究成果は、伝統的な経験知を分子レベルで解明した画期的な成果として、2026年4月17日に国際科学誌『Biomedical Reports』に掲載されました。(DOI:10.3892/br.2026.2145)

本発表に伴い、2026年5月15日(金)にオンライン記者会見を開催いたします。

■ 本研究の実施体制(共同研究機関)

本研究は以下の共同研究体制により実施されました。

高輪クリニックグループ(Takanawa Clinic)

株式会社医道メディカル(IDO Medical Co., Ltd.)

東海大学医学部付属病院(Tokai University Hospital)

 複数の医療機関・研究機関が連携することで、植物由来エクソソーム研究の新たな基盤を構築しました。

シビラン(通称:ニンジンモドキ)

■ 研究の背景:なぜ「シビラン」と「エクソソーム」なのか

沖縄・宮古島では、古くからシビラン(通称:ニンジンモドキ)が胃腸症状、咳、むくみなどを和らげる「食薬」として伝統的に用いられてきました。

従来の薬草研究は、主に低分子成分(ビタミンやポリフェノールなど)に着目するのが主流でした。しかし本研究では、細胞間の情報伝達を担う最先端テーマである「植物由来エクソソーム(ELNs:Exosome-like Nanopdivs)」という全く新しい視点から解析を実施。国内で先駆けて、シビランの持つ効能の根本的なメカニズムを明らかにしました。

■ 研究の3つのポイント

1. 副作用リスクの低い“ピンポイント型”の抗炎症作用(B2分画)

シビランから抽出された特定のナノ粒子(B2分画)は、炎症の中心的な原因となる物質「IL-6」を最大53.5%抑制。他の炎症性サイトカインには影響を与えず、極めて選択的な抗炎症作用を示しました。

2. 細胞を守る強力な抗酸化作用(B1分画)

別のナノ粒子(B1分画)は、酸化ストレス下で細胞内の活性酸素(ROS)を有意に低下。細胞の老化やダメージを防ぐ保護作用が期待されます。

3. 高い安全性

いずれの分画も細胞毒性がなく、生体に対して極めて安全に作用することが確認されました。

■ 今後の展望(応用可能性)

本研究で明らかになったシビラン由来エクソソーム様ナノ粒子(ELNs)の抗炎症・抗酸化作用は、

・食品・サプリメント素材としての応用

・ウェルネス・予防医療領域での活用

・炎症・酸化ストレス研究の基盤技術としての発展

など、多方面での応用可能性が期待されます。

また、IL-6や酸化ストレスに関わる基礎研究の発展に寄与することで、将来的な医療・ヘルスケア分野での応用展開も視野に入れています。

(※医療応用については現在研究段階であり、臨床利用を示すものではありません)

代表・総院長 陰山泰成

■ 陰山泰成(株式会社医道メディカル代表 / 高輪クリニックグループ総院長)のコメント

「宮古島の人々が長年“体に良い”と体感し、受け継いできたシビランの知恵。それが今回、単なる伝承ではなく、現代科学の『エクソソーム』という言葉で明確に説明できるようになりました。副作用のない自然由来のナノ粒子が、現代人の抱える慢性的な炎症や酸化ストレスに対して、安全かつ根本的なアプローチとなることを確信しています。」

■ 添付画像

・シビラン(Talinum fruticosum)の植物写真

・エクソソーム様ナノ粒子(ELNs)の電子顕微鏡画像

・代表・総院長 陰山泰成の写真

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