~生活者の「肌を守る」ニーズに寄り添ったリニューアルと、止まらぬ物価高時代に覚悟の値下げで支持を拡大 d プログラム「 モイストケア ローション EX」が総合大賞に~
株式会社アイスタイルのプレスリリース
株式会社アイスタイル(代表取締役社長:遠藤 宗 以下、アイスタイル)は、2026年上半期に生活者に支持されたコスメを総括する「@cosmeベストコスメアワード2026上半期新作ベストコスメ」(以下、上半期ベストコスメ)を発表いたしました。また、美容プラットフォーマーとしての知見や、売上動向、クチコミ、その他関連データからみえる意識変化などをもとに今後の生活者インサイトや美容トレンドを予測する「2026下半期トレンド予測」を同時発表いたします。

※「2026下半期トレンド予測」については、本日発表のプレスリリースをご参照ください。
URL:https://www.istyle.co.jp/news/press/2026/05/0520-tr.html
@cosmeベストコスメアワード2026上半期新作ベストコスメとは
「@cosmeベストコスメアワード」とは、@cosmeメンバーから寄せられたクチコミ投稿をベースに、今、生活者が支持している商品を表彰するアワードです。なかでも「上半期新作ベストコスメ」は、この半年間(2025年10月1日~2026年3月31日)に発売された新商品を対象としており、「@cosmeベストコスメアワード」の上半期における新人賞となっています。
「@cosmeベストコスメアワード」は 2008年より毎年恒例となっており、@cosmeならではの生活者視点に立った受賞ラインナップが、化粧品業界及び美容業界からもご注目いただいています。
「@cosmeベストコスメアワード2026上半期新作ベストコスメ」ハイライト
◆総評
・”バズっている”だけでは選ばれない時代に。若年層を中心に「自分に合うか」「投資する価値があるか」を見極める消費へシフト
・「応援買い」の活発化。「ブランドのファンをつくれるかどうか」がこれまで以上に問われる時代に
◆総合大賞からみえるトレンド分析
・”乾燥×花粉×紫外線”のトリプルパンチで肌悩みが増加するなか、「肌守り」ニーズを体現し、生活者の信頼を獲得
・物価高の逆風のなか、値下げでつかんだ”生活者の共感”で支持を獲得
◆総合TOP10、各部門受賞商品からみえるトレンド分析
・総合TOP10のうち9商品が保湿訴求、メイクアイテムにも「保湿力」を求める生活者が4割に
・ベスコス各部門受賞商品でも保湿系アイテムが上位に!
・「成分」との付き合い方に変化の兆し
・不安定な時代に、「自分のご機嫌をとる」美容が広がる
・チーク、シェーディングへの関心高まる
総評
今回の「上半期新作ベストコスメ」は、対象商品数4,334アイテム、対象クチコミ数128,800件と、いずれも過去最高を記録しました。美容への関心が高い半年間だったといえそうです。
一方で、生活者の購買行動には変化がみられます。過去数年の推移を振り返ると、かつては特定のヒット商品にクチコミが集中する「商品集中・バズ傾向」が見られましたが、今期は対象クチコミ数の伸び率以上に、対象商品数の伸び率は加速するという逆転現象がおきました。
これは、話題性の高いアイテムが支持を集めやすい時代から、個々のニーズに合わせた多様な商品が選ばれる傾向へのシフトを示しているのではないでしょうか。

2026年4月に聴取した「化粧品に関するアンケート」(以下、ユーザーアンケート)でも、これまでSNSトレンドを積極的に取り入れてきた若年層を中心に、”話題性”だけではなく、自分に合うかどうかを重視してアイテムを選ぶ傾向が見られました。
「SNSや動画プラットフォームで話題・人気の化粧品を購入したいか」という設問では、「そう思う」と回答した方の割合が全体平均では1.6ポイントの微減となった一方、年代別では10代で7.2ポイント減、20代で6.3ポイント減と大きく変化。10代・20代を中心に”バズ”をきっかけにしながらも、自分に合うアイテムを見極めてから投資する消費行動へと変化しつつあることが浮き彫りになりました。


こうした変化は、ブランドとの付き合い方にも表れています。クチコミにおけるワードの出現率をみてみると「一生使い続けたいコスメ」を指す「墓コス」というワードが4年前比で4.8倍に急増。SNS上でも、共感や愛着を原動力とした「応援買い」の動きがみられます。また、ユーザーアンケートで、今後の化粧品選びについて聴取したところ「今よりも、自分の好きなブランドを応援したいという気持ちで化粧品を選ぶようになるだろう」と回答した人が10代~20代で32.0%、全体で28.0%となりました。
さらに、今回の受賞ラインナップをみてみると「ルルルン」や「Anua」が総合TOP10にそれぞれ2品ずつランクインしたほか、特にスキンケアカテゴリーにおいて同一ブランドの複数受賞が目立つ結果となり、特定のブランドへの深い信頼が複数買いを後押ししている様子がうかがえます。
共感や信頼を積み重ねながら、長く支持されるブランドづくりが、これまで以上に重要視されているようです。
このような大きな転換期において、実際に商品を愛用した生活者の「リアルなクチコミ」によって選出されたのが、今回の上半期新作ベストコスメです。
総合大賞からみえるトレンド分析
(1)”乾燥×花粉×紫外線”のトリプルパンチで肌悩みが増加するなか、「肌守り」ニーズを体現し、生活者の信頼を獲得
今回の上半期新作ベストコスメにおいて、総合大賞に輝いたのは、昨年10月のリニューアルでさらなる進化を遂げたd プログラム「モイストケア ローション EX」です。全5部門で受賞し、フラッグシップショップである@cosme TOKYOを含む@cosme STORE全店における売上個数も、リニューアル後に前年比約3倍を記録するなど大きな支持を集めました。
今回のリニューアルでは、容量や高品質な設計はそのままに、これまでの「足りないバリア成分を外から補うケア」から、健やかな肌環境を保つために24時間365日肌で働く「美肌菌」に着目した新しい敏感肌ケアへとクオリティがさらに向上。最先端の皮膚科学研究に基づいた進化と、毎日使い続けやすい低刺激設計が高評価につながり、今回の総合大賞受賞となりました。
このような生活者の支持の背景には、肌をとりまく今シーズンの過酷な環境の影響がありそうです。各地での記録的な少雨による乾燥をはじめ、2月上旬からの早い花粉飛散、さらには暑さの長期化による紫外線の蓄積ダメージなどが重なりました。@cosmeのクチコミでも「乾燥」や「インナードライ」といったワードの出現率がいずれも過去5年で最高値を記録。ユーザーアンケートでも全体の33.7%が「今年の冬は特に乾燥による悩みが増えた」と回答しています。

また、クチコミにおける「肌治安」というワードの出現率をみてみると、前年同期比で1.4倍、4年前の同期比では実に11.7倍に増加しています。@cosmeでは昨年11月に発表したトレンド予測で、過酷な環境から肌の土台を守る”お守り的スキンケア”への支持が広がり、特に肌ダメージに対して「肌の治安を守る」敏感肌向けブランドへ注目が集まることを予想した「肌守り市場拡大中」というキーワードを発表しました。今回のd プログラムの総合大賞受賞は、まさにこの「肌の治安を維持したい」という生活者心理と、トレンドの潮流を体現する象徴的な結果と言えそうです。
参考URL:「肌守り市場拡大中」https://www.istyle.co.jp/news/press/2025/11/1119-tr.html
(2)物価高の逆風のなか、値下げでつかんだ”生活者の共感”で支持を獲得
今回のd プログラム「モイストケア ローション EX」の総合大賞受賞には、機能性や環境の変化だけでなく、もう一つ理由があります。それが、昨年10月のリニューアルに伴って実施された、125ml・3,740円から3,300円への「約1割の値下げ」です。
昨今の物価高を受け、ユーザーアンケートでは、スキンケアに関するここ半年間の意識や行動の「変化」として、全体の約42.4%が「値上げラッシュの中、品質が高く手に取りやすい価格帯の商品に魅力を感じるようになった」と回答。生活者が「投資する価値があるかどうか」を以前より厳しく見極めるようになっていることがうかがえます。こうした市場のインサイトに対し、同商品はクオリティを高めながらも価格を下げるという、生活者に寄り添った真摯な企業姿勢を示しました。
クチコミでは、「物価高のこのタイミングで価格を下げてくれたことには感謝しかありません」「テクスチャーや効能は変わらないのに、価格が下がったのがありがたい」といった賞賛の声が多数寄せられています。

「肌守り」という切実なニーズに応え、物価高の中で生活者に寄り添いながら商品リニューアルした企業姿勢こそが、生活者の「信頼できる」「私に合う商品だ」という支持につながり、その支持がクチコミを通じて広がった最大の理由といえるのではないでしょうか。
<総合大賞受賞ブランドの声>

資生堂ジャパン株式会社
ブランドマーケティング本部ダーマ・クリニカルマーケティング部
dプログラムブランドディベロップメントG ブランドマネージャー
家谷直嗣(いえたになおつぐ)氏
総合大賞を受賞できるとは全く想像していなかったため、大変驚きました。幅広いお客様から高い支持を頂けた証としてチーム一同、大変嬉しく思っています。総合大賞をいただけた背景には、花粉や寒暖差といった外部環境の過酷化や、成分ブームをきっかけに自分の肌と向き合い「肌治安を良くしたい」という気持ちを持つ方が増えているといった、生活者の意識変化が関係していると感じています。dプログラムの化粧水は、「敏感肌に根本からアプローチすること」を目指しており、悩みが深い方ほど、「dプログラムは裏切らない」「私の救世主」というように、価値を実感してくださることが多いです。昨今、肌をとりまく環境がより過酷になっており、dプログラムを選んでくださる方が増えているのかなと思います。昨年のリニューアルでは、「一人でも多くの敏感肌の方に使っていただきたい」という強い想いから、値下げの決断に至りました。お客様から「企業努力がすごい」「敏感肌と向き合うブランドの姿勢に感動した」と多くのポジティブな声をいただき、反響は想定以上でした。また、リニューアル後、20~30代の方中心に、新規愛用者が前年比+50%以上増加し、トータル愛用者数も+25%と拡大しております。男性も少しずつ愛用者が増えており、性別問わず多くの方にご愛用いただいております。
総合TOP10、各部門受賞商品からみえるトレンド分析
(1)総合TOP10のうち9商品が保湿訴求、メイクアイテムにも「保湿力」を求める生活者が4割に
今回総合TOP10にランクインした商品は、ロージーローザ「パウダーブラシEX<アングルド>」を除く9アイテムが、肌や唇へのうるおい・保湿を謳う商品でした。ユーザーアンケートでもメイクアップに関するここ半年の意識や行動の「変化」として「メイクアップアイテムにも保湿力を求めるようになった」と回答した人が全体の約43.3%にのぼり、乾燥対策の意識がスキンケアの枠を超えて広がっていることがわかります。

また、スキンケアのタイミングも変わりつつあります。「メイクの上から使用できるスキンケアに興味がある」と答えた人は約39.9%で、1年前から+4.4ポイント上昇。朝晩だけでなく、日中もうるおいを補いたいというニーズが高まっています。総合第4位のAnua「PDRNヒアルロン酸ハイドレイティングミスト」は、メイクの上からスプレーしても崩れにくい水分ミストとして支持を集めました。

ベースメイクにおいては、スキンケア発想を取り入れたアイテムへの関心が広がっています。総合第8位のジバンシイ「プリズム・リーブル・ケア&カラー・セラム・プライマー」はスポイト式の美容液のような化粧下地で、クチコミでは「下地というか、ほぼ美容液です!」という声も。日中のメイクだけでなく夜のお手入れの最後に使うこともでき、「乾燥対策」としては保湿成分のヒアルロン酸が共通で配合されています。また、同シリーズのコンシーラー(ベストコンシーラー第1位)も受賞を果たしました。どちらもスキンケア成分を配合しており、スキンケアの延長線上でベースメイクが完結するような使い心地が支持されました。

こうした保湿への意識は、「外側から塗る」だけにとどまらず「内側からうるおいたい」という方向にも広がっています。
クチコミでは「インナードライ」というワードの出現率が過去5年で最高値を記録したほか、「水分チャージ」というワードの出現率は昨対比1.4倍に増加。オイルやクリームで蓋をする従来のケアよりも、肌の内側に水分を湛えたような肌を目指す意識が高まっているようです。

(2)アイテム賞受賞商品でも保湿系アイテムが上位に!乾燥はあらゆるアイテムで同時にケア
55部門あるアイテム賞からも、「乾燥対策」への関心の高まりやニーズの広がりがうかがえます。
ベスト化粧水第2位のKANEBO「カネボウ ジェネレイティング エッセンシャルズ」は、赤ちゃんの肌を包む”胎脂(たいし)”に着想を得た保湿成分を配合して注目を集めました。また、ベスト乳液第1位には、総合大賞と同シリーズのd プログラム「モイストケア エマルジョン EX」が受賞。これらの部門では、昨年まではビタミンCやブライトニングなど、肌に働きかける”攻め”のアイテムが上位を占めていましたが、今年は肌の土台をケアする”守り”の乾燥対策アイテムが多くランクインする結果となりました。

さらに、保湿へのこだわりはスキンケア以外のアイテムにも広がっています。ベストヘアケアでは、保湿特化型のTHE ANSWER「コンプリートラメラミルク」や、plus eau(プリュスオー)「リポアエマルジョン」などが上位にランクイン。クチコミでも、髪のパサつき改善やしっとりとしたまとまり感を評価する声が多く見られました。
加えて、ベスト美容グッズでは、キュレルのパーツ特化保湿アイテムの「一晩中指先までまるごと守るお手入れ底上げハンドケアマスク」「ガサガサかかとをしっとり包むお手入れ底上げかかとケアマスク」が、TOP3中2品もランクイン。顔だけでなく、全身の「肌を守りたい」という生活者のリアルなニーズが鮮明になりました。
2026年上半期は、乾燥対策が「スキンケアだけで補うもの」から、「あらゆるアイテムで同時にケアするもの」へと変化したといえそうです。
<受賞ブランドの声>

花王株式会社
化粧品事業部門マステージブランド
ビジネスグループCurél
原田慎吾(はらだしんご)氏
本製品は手足の深刻な乾燥悩みに本質的にお応えしたいという思いのもと、昨年10月にキュレル初のボディケア用品として発売した商品です。発売直後から「刺激が少なそう」「荒れ・ガサガサが改善しそう」「こんなお手入れを待っていた」と多くの反響をいただき、年中手足の乾燥にお悩みの方が多いことを改めて認識しました。
寒さが増すにつれてハンドやかかとの「乾燥」を実感される方も増え、「ベタつかず快適に使える」「スマホ操作もストレスなくできる」「1回使っただけで固くなっていたかかとが少し柔らかくなった」と、ハンド・かかと共にお手入れが底上げされた実感のお声が多数ございました。
特にお肌の乾燥が気になる1・2月にご使用いただき、期間売上は計画に対しハンド148%、かかと191%の実績となりました。(2026年1月~2月POS実績)
続きは、下記のプレスリリースをご覧ください。
https://www.istyle.co.jp/news/press/2026/05/0520-bc.html
◆集計方法
「@cosmeベストコスメアワード2026 上半期新作ベストコスメ」は、生活者のクチコミに加え、どのくらい注目された商品かなどを加味して、順位を決定しています。
集計対象期間: 2025年10月1日~2026年3月31日
集計対象クチコミ件数: 128,800件
集計対象アイテム数: 4,334アイテム
化粧品、美容グッズ、日用品などを対象としています。
※複数のカテゴリーにまたがりクチコミ投稿されている商品は、商品性質を考慮し、主たる1つのカテゴリーに絞って集計しています。
※ @cosme SHOPPING ベストヒット賞は「@cosme SHOPPING」での販売実績をもとに順位を決定しています。
※ @cosme STORE ベストヒット賞は「@cosme STORE」「SYDNEY」「東京小町」及びフラッグシップショップ「@cosme TOKYO」「@cosme OSAKA」「@cosme NAGOYA」での販売実績をもとに順位を決定しています。

【2026年5月25日(月)、5月27日(水)14:00開催】クチコミを読み解くリサーチプランナーに学ぶ「@cosme上半期新作ベスコス」解説セミナー
アイスタイルでは化粧品ブランドの皆さまの業務のヒントとなるようなウェビナーを定期的に開催しております。
今回は、「@cosmeベストコスメアワード2026 上半期新作ベストコスメ」の結果を元に、この上半期のトレンドやキーワード、
そこから読み取れる今後の生活者が美容・コスメに求めていることは何なのか、クチコミから見えたその兆しについて、アイス
タイルデータコンサルティング株式会社のリサーチプランナー原田・西原がご紹介します。

第一部では、『2026年上半期クチコミから読み解く生活者の今とこれから』と題し、「@cosmeベストコスメアワード2026上半期新作ベストコスメ」表彰に際し、止まらぬ物価高時代に生活者の商品選びはどう変わったのか? この上半期のトレンドやキーワード、そこから読み取れる今後の生活者が美容・コスメに求めていることは何なのか、クチコミから見えたその兆しについてご紹介させていただきます。
第二部では、視聴される皆様からのご質問に対し、リサーチプランナーである原田・西原がクチコミから読み取れた分析結果をお答えします。
開催日:2026年5月25日(月)・5月27日(水)14:00~15:30
参加申し込み:https://business.cosme.net/webinar/bestcosme_first-half_260525
※各日500名先着となります
【株式会社アイスタイル 会社概要】https://www.istyle.co.jp/ 東証プライム・コード番号3660
■所在地:〒107-6034 東京都港区赤坂 1-12-32 アーク森ビル 34 階
■設 立:1999年7月27日
■資本金:71億7,900万円
■代表者:代表取締役社長 遠藤 宗
■事業内容:美容系総合ポータルサイト@cosmeの企画・運営、関連広告サービスの提供
【お問合せ】
株式会社アイスタイル エクスターナルコミュニケーション室
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