【当日レポート】「暑さによるスポーツ事故ゼロ」を目指す社会的ムーブメントの第一歩!松坂大輔さん、澤穂希さん、辻󠄀希美さんらが登場し「暑熱対策サミット2026」を開催

〜気温40度の「酷暑日」を再現し、冷感ポンチョ「ザムスト COOL SHADER」の冷却効果をサーモグラフィで実証〜

日本シグマックス株式会社のプレスリリース

スポーツ向けサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する、日本シグマックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木洋輔)は、2026年5月20日(水)、恵比寿ガーデンプレイスにて、気候変動時代の競技安全を考える 『暑熱対策サミット2026』を開催しました。

▲ザムスト主催「暑熱対策サミット2026」を開催

サミットには、元プロ野球選手の松坂大輔さん、元サッカー女子日本代表の澤穂希さん、タレントの辻󠄀希美さん、スポーツドクターの齊藤雅彦先生の4名が登壇しました。会のなかでは、熱中症の現状や実体験、スポーツ現場のリアルな課題について議論が展開されたほか、気温40度を超える「酷暑日」を再現した透明テントの中で、冷感ポンチョ「ザムスト COOL SHADER」の冷却効果についてサーモグラフィを使いリアルタイムで実証し、集まった報道陣の注目を集めました。

「暑さによるスポーツ事故ゼロ」を目指す社会的ムーブメントの第一歩に。
ザムスト事業部長・曽川浩一が語る、「暑熱対策サミット2026」開催の背景

 まず始めに、主催社を代表して、日本シグマックス株式会社 取締役 ザムスト事業部 事業部長の曽川浩一が開会の挨拶を行いました。

 曽川は『近年、深刻化している課題として“暑さによる競技中のリスク“があります。熱中症対策の知識は広まり、学校管理下の死亡事故は1984年をピークに減少傾向にはありますが、実際の部活動や大会では今なお毎年のように救急搬送や痛ましい事故が発生しています』と、現状を説明。日本スポーツ協会のデータでは、過去49年間の学校管理下における熱中症死亡事例のうち実に8割以上が運動部活動によるものであると示し、野球やサッカーなどの競技において体が暑さに慣れていない梅雨明けから8月上旬に事故が集中しているという厳しい実態を紹介しました。

▲日本シグマックス株式会社 取締役/ザムスト事業部長 曽川浩一 

また『身体を直接冷やす、冷却商品の市場規模は年間500億円を超え、昨年2025年の夏は前年比106%と成長しています』とした上で、『こうした市場の拡大は、スポーツ現場が抱く“暑さへの強い危機感“の表れだと、私たちは受け止めています』と、指摘。

 『私たちザムストは、これまで手軽に体を冷やせる「COOL SHADER(冷感ポンチョ)」などの製品を通じて、“現場で使える暑熱対策”を提供してまいりましたが、今後は製品を届けるだけでなく、スポーツ環境そのものを変えていく。本サミットが、暑さによる死亡、暑さによるスポーツ事故ゼロを目指す社会的ムーブメントの第一歩となることを強く願っております。』と、力強く語りました。

昨年の救急搬送者数は過去最多「10万人」超え…!
スポーツ界のWレジェンドと、お子さんが熱中症の経験もある辻󠄀さんが語る、“忘れられない、過酷な夏”の体験

 パネルディスカッションには、松坂さんと同学年であり、夏の高校野球 準々決勝の横浜対PL学園戦で延長17回の死闘を繰り広げた元ライバルのフリーアナウンサー上重聡さんがMCを務め、4名のゲストとともに熱い議論が展開されました。

 最初のテーマ「近年の熱中症事情」では、昨年の熱中症救急搬送者数をゲスト全員がクイズ形式で予想。正解は、過去最多の10万人超という結果に、思わず会場も驚きに包まれました。

 

 齊藤先生はデータをもとに、日本の平均気温が過去100年で約1.44度上昇していること、特にここ数年は猛暑日・酷暑日が急増している現状を解説。体育の授業や部活動といった教育の現場でも、熱中症が継続的に発生し続けていることを示しながら、『昔の夏と今の夏は全然違う』と、気候変動がスポーツ環境に与える影響の深刻さを訴えました。

▲スポーツドクターの齊藤雅彦先生による「近年の熱中症事情」の解説
▲松坂大輔さん

続くテーマでは、登壇者それぞれが”過酷な夏の記憶”を語りました。

なかでも、日米で数々の過酷なマウンドに立ってきた松坂さんは、炎天下でのパフォーマンスへの影響について『特に阪神甲子園球場は屋外なので、グラウンドに熱がこもって下を向くとちょっとしんどくなることはありました。僕らは普段から暑い環境の中で練習しているんですけど、多分、吹奏楽部やチアリーディングの皆さんはそういう環境での練習に慣れているわけではないと思うので、僕ら選手よりも応援する人たちの方が大変なんじゃないですかね』と、危惧しました。

 松坂さんのコメントに大きく頷きを見せた澤さんは『私も練習の時は人工芝で照り返しもあるし、ゴムチップで地面は熱く足の裏の火傷はするわ、もう本当に暑すぎました。またすごく過酷だったのは、やっぱり東南アジアの大会ですね。インドやタイは気温が40度で、プラス湿度も高いので“いかに疲労を残さないか”、暑熱対策をしないと切り抜けられないです』と、打ち明けました。

 また、辻󠄀さんは『昔だったら、暑くても外で遊んでらっしゃいなんていうのを言っていましたけども、今簡単にそういうことも言えなくなっていますね。特に、滑り台とか鉄棒とかも本当に熱くなっているので、夏場に公園に行くだなんて本当に考えられないです。真夏にどうやって子供を遊ばせるかは戦いですね』と、保護者のリアルな声を届け、会場の共感を集めました。

▲辻󠄀希美さん

いま注目される、「クーリングブレイク」に迫る!そこには選手、保護者が抱える、「暑熱対策」のジレンマも・・・。

 次に、齊藤先生は演台にて“スポーツ現場における暑熱対策”と題した講演を実施。暑熱順化・身体冷却・クーリングブレイクの3つを中心に、解説しました。

 冒頭では『子どもは大人に比べて体温調節機能が未発達で汗をかきにくいうえ、身長が低いことから地面の照り返しの影響も受けやすい』と指摘。また、『喉が渇いてからでは水分補給が遅れがちなうえ、指導者に遠慮して「具合が悪い」と伝えられないケースも多く、子ども自身がリスクを察知するのは難しいと述べました。そのうえで、やはり大人が守ることが非常に大事』と、保護者や指導者が積極的に子どもの状態を把握し、サポートすることの重要性を強調しました。

 

 そして近年、酷暑常態化を背景に重要性が高まっている、試合中の“クーリングブレイク”についても言及。単なる水分補給にとどまらず、身体を積極的に冷却する時間としての活用が進み、冷感ポンチョのような“着る冷感”といった新たな対策について語りました。

 すでに導入が進んでいる夏の高校野球について、松坂さんは『クーリングタイムによって試合の流れが変わるなど、難しい側面もあります。ただ、休憩を取ることで選手のパフォーマンスが上がるという意味では、選手の身体を守ることを考えると、やはり取り入れて正解なんじゃないかと思います』と率直に語りました。

▲澤穂希さん

つづけて、「2026 FIFAワールドカップ」でクーリングブレイクの導入が予定されている視点から澤さんは、サッカーではポジションによって水分補給のしやすさに大きな差があると明かし、『サイドの選手は水を飲みに行けても、中央の選手はピッチを離れると数的不利になるリスクがあるので、セットプレーの隙を狙ってゴール裏まで走って水を飲んでいました。ただそうなるとちょっとぬるかったりして…。』と、当時のジレンマを語りながらも、『今はいろんな良い対策があるので、選手も昔よりいいコンディションでプレーができるんじゃないかと思います』と、環境の変化を前向きに受け止めました。

辻󠄀さんは『息子が中学で野球部に入っていた時に熱中症で搬送されたこともあって、毎日心配でしたし、暑熱対策の設備が整っていない環境だと余計に不安になってしまいます。親としては、子どものちょっとした変化に気づけるよう、常に目を光らせてサポートしていきたい』と、わが子を思う親としての切実な思いを語りました。

こうした現場の声を受けて齊藤先生は、アイスパックや首元を冷やす方法に加え、『一番おすすめは、手掌冷却です。氷水に手をつけることで、手の血管を通じて深部体温を効率よく下げることができます』と解説。事前準備の手間が少なく手軽に使えるアイテムの活用が、現場での暑熱対策の鍵になると締めくくりました。

気温40℃以上となる「酷暑日」を、ゲスト3名が体験レポート!
冷感ポンチョ「ザムスト COOL SHADER」を用いた実証実験で、 “体を冷やす重要性”を発信

本サミット最大のハイライトとなったのが、冷感ポンチョ「ザムスト COOL SHADER」を用いた、身体冷却の実証実験。

▲酷暑日を再現したサウナテント内にいる松坂さん、澤さん、辻󠄀さん

 ゲスト3名は気温40度を超える「酷暑日」を再現した透明テントへ移動し、しっかりと水分を補給したのち、いよいよテントの中へ足を踏み入れました。

 真っ先に『もわっとして、夏の高校野球を思い出します…』と口にした松坂さんに続き、辻󠄀さんも『息苦しいですね。これが長時間になるとしんどくなってくる感じです』と、体感の過酷さをリアルに伝えました。テントを出たゲストの体表面温度を、ステージ上の巨大スクリーンのサーモグラフィで映し出すと、体が真っ赤に染まった様子が一目で確認でき、会場を沸かせました。

▲冷感ポンチョ「ザムスト COOL SHADER」を羽織り、サーモグラフィで体表面温度の変化を確認

そこで、濡らした「ザムスト COOL SHADER」を配布。

さっと羽織ると、3名は『めちゃくちゃ、気持ちいい!』と、思わず歓声をあげるだけでなく、澤さんは『首元はスナップボタンでとめられるので、自由に動かしやすいです』と着心地もレポート。サーモグラフィでも、真っ赤だった体が一気に「青」へと変化し、その冷却効果が目に見えて実証されました。

 さらに、ポンチョが体温でやや温まってきたところで、端を持ってバサバサッと振ると、サーモグラフィが再び青に戻り、『おおっ!またひんやりした!』と、驚きの声が上がりました。

灼熱のテントから退場したゲストを迎え、齊藤先生は医学的見地から『クーリングは運動中だけでなく、運動前・運動後も含めた全てのタイミングで行うことが重要です。アップ前後でも深部体温を冷やすことで、パフォーマンスと体調の両面で大きな差が生まれます』と解説。暑熱対策の設備が整備されていない環境で運動をしている小中学生でも冷感グッズを活用できると強調したうえで、『熱中症について正しい知識を持ち、自分の体のコンディションを把握して運動すること。そして、水分摂取と身体冷却を組み合わせながら、これからどんどん暑くなる夏のスポーツを乗り切ってほしい』と、締めくくりました。

ゲスト3名から「暑熱対策サミット2026」の振り返りとメッセージ

会の最後には、実際に肌で暑熱対策の重要性を体感したゲスト3名から、スポーツ指導者および保護者へ向けた熱いメッセージが届けられ、熱気あふれる議論と実証実験を経て、「暑熱対策サミット2026」は大盛況のうちに幕を閉じました。

『今日実際に体験してみて、赤ちゃんを抱っこしていると暑くてかわいそうだったりもするので、冷感ポンチョは一緒に涼しくなれるかなって思いました。本当に知っていたようで、知らなかった知識もたくさんあったので、改めて今日学んだことを自分たちの身は自分で守るっていうことも含めて、子供たちと生活リズムやスタイルについて、一度話していきたいです(辻󠄀さん)』

『熱中症に対して、正しい知識をしっかり身につけるっていうのも大事だなと実感しました。今本当に(冷感ポンチョのような)
冷却対策のグッズがたくさんあるので、それをうまく活用しながら運動する方も楽しんでもらえればいいなと思います(澤さん)』

『僕らが過ごしてきた時とはもう暑さの質も違うので、正直今日話を聞いて、僕らの時もあったらよかったなと…。改めて、熱中症対策というものに対して、しっかり指導者や保護者の皆さんにも知って欲しいですし、情報を広めていきたいです(松坂さん)』

■ZAMST(ザムスト)について  https://www.zamst-online.jp/

ザムストは医療メーカーとして整形外科向け製品を開発・製造する日本シグマックス株式会社が1993年に設立したスポーツ向けサポート・ケア製品ブランドです。

誕生以来、医療の現場で培った知識と技術をベースに、ケガのリスクと常に隣り合わせで闘い続けるアスリートをサポートしてきました。

これまでの30年の経験や取り組みを礎とし、すべてのアスリートがパフォーマンスを最大限に引き出せるよう、これからも挑戦し続けてまいります。

■累計出荷枚数11万枚突破の冷感ポンチョ・ベスト「ザムスト COOL SHADER」

「ザムスト COOL SHADER」は、暑熱環境下でも手軽に体を冷やせるアイテムとして2020年に発売。

フード付きポンチョタイプであり、水に濡らして、絞って、振って、羽織るだけで冷感が得られるという手軽さや、UVカット機能で直射日光を避けられる点が評価され、スポーツ大会のハーフタイムや屋外での応援、レジャーシーンなど幅広い場面で活用されてきました。

また、大人から子どもまで使いやすいサイズ感と、動きながらでも着用できる利便性から人気が高まっており、2026年3月末時点での累計出荷枚数は11万枚を突破しました。

■日本シグマックス株式会社について https://www.sigmax.co.jp/

所在地:東京都新宿区西新宿1-24-1

創業:1973年6月1日

資本金: 9,000万円

代表取締役社長:鈴木 洋輔

社員数:246名(2025年3月末)

売上高:143.7億円(2025年3月期)     

日本シグマックスは「身体活動支援業※」を事業ドメインとし、幅広いフィールドで人々の身体に関わる製品・サービスを提供しています。創業以来「医療」の中でも「整形外科分野」に特化して、各種関節用装具やギプスなどの外固定材、リハビリ関連製品、冷却療法のためのアイシングシステム、治療・診断のための医療機器など、特徴のある製品を提供してまいりました。「スポーツ分野」ではスポーツ向けケア・サポートブランド『ZAMST』を中心に国内外で高い評価を受けております。また日常生活を支える「デイリーケア」、労働者の身体をサポートする「ワーカーズケア」といった分野で『MEDIAID』ブランド製品を拡大展開しております。

※身体活動支援業:運動器障害の予防・診断・治療・回復、及び運動機能維持・向上を目的とした製品・サービスを提供することにより、人々がより健康で快適な生活を送れるよう支援する業(当社による造語)

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