築野食品工業株式会社のプレスリリース
米ぬかを科学する。築野食品工業株式会社(本社:和歌山県伊都郡 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/)は、自社にて実施したマグネシウムのヒトへの吸収性比較試験において、当社独自素材である米ぬか由来の植物性マグネシウム「ライスマグネシウム」は、鉱物由来をはじめとするマグネシウム素材と比較し、より持続的な吸収特性を示すことを明らかにしました。この特性から、睡眠の安定的な維持や長時間スポーツ時の筋疲労ケアに寄与できる可能性、また、緩下作用が起きにくい可能性が期待されます。

■ライスマグネシウムとは
一般的なマグネシウム原料は鉱物由来などが主流ですが、ライスマグネシウムは国産米ぬか由来の世界的にも希少な植物性マグネシウム素材であり、当社が長年の米ぬか研究を通じて開発した独自素材です。
製品名:ライスマグネシウム(RICEMAGNESIUM)
組成:リン酸マグネシウム(マグネシウムとして15%以上)
原料 :国産米ぬか

■研究背景
マグネシウムは睡眠、ストレスケア、筋肉のコンディショニングなどに関与し、健康維持に欠かせない必須ミネラルの一つで、不足すると生活習慣病につながることが示唆されています。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、マグネシウムの1日当たりの推奨量を、成人男性で330~380mg、成人女性で270~290mgとしていますが、令和6年「国民健康・栄養調査」では、日本人の多くが必要量を十分に摂取できていない実態が示されています。さらに、米国国立衛生研究所(NIH)の公表資料でも、米国人の多くがマグネシウムを十分に摂取できていないと指摘されています。
こうした背景から、マグネシウムサプリメント市場は国内外で拡大を続けており、さらに近年では目的や用途に応じた多様な素材が選ばれるようになっています。当社は、市場の多様なニーズに対してライスマグネシウムがどのような用途に適した素材であるかを明らかにすることを目的として、吸収特性を検証する試験を実施しました。
■マグネシウム吸収性比較試験 研究概要と結果
社内ボランティアの健常成人男女10名を対象に、マグネシウム300 mg相当の4種類のマグネシウムサプリメント(リン酸三マグネシウム、クエン酸マグネシウム、ビスグリシン酸マグネシウム、ライスマグネシウム)を摂取してもらい、経時的に血中マグネシウム濃度を測定しました。
米ぬか由来のライスマグネシウムは、鉱物由来のリン酸三マグネシウム、吸収性の良いビスグリシン酸マグネシウムやクエン酸マグネシウム等のマグネシウムサプリメントと比較して、以下のような吸収性を示しました。
・緩やかに血中へ移行し、最終的に高い吸収量を示す。
・高い血中濃度が数時間にわたり持続する。
・他素材とは異なる、特異な吸収持続特性を示す。

■今後の展望
今回の試験で確認されたライスマグネシウムの特長は、新たなマグネシウムの選択肢として独自のポジション確立を後押しするものです。
現在の採用状況
ライスマグネシウムは、米ぬか由来の安心の素材という観点や、ほぼ無味無臭であるため、幅広広い食製品に違和感なく配合できる点から既に以下の用途での採用実績があります。
・野菜ジュースや健康食品におけるマグネシウム強化食品
・マグネシウムの必要量が増し、また便秘になりやすい妊娠時期向けの自然派マグネシウム
今後は、世界でも希少な植物から製造される、唯一無二の米ぬか由来マグネシウムとして、国内外での展開を進めてまいります。
今後期待される用途
今回の試験で確認された“緩やかに吸収され、持続的に働く”という吸収特性から、以下の用途への展開が期待されます。
・睡眠の質の維持向上
・長時間スポーツにおける筋疲労対策
・自然派サプリメントにおけるやさしい便秘改善 等
今後は、世界でも希少な植物から製造される、唯一無二の米ぬか由来マグネシウムとして、国内外での展開を進めてまいります。
【築野グループ株式会社の事業概要】
わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。米ぬかからこめ油の製造を行うだけでなく、副生成物から数多くの機能性成分を抽出し、医薬品から化粧品原料、食品添加物、食品素材など、幅広い分野で使用できる素材を製造しています。
設 立: 昭和22年2月1日
代表者:代表取締役社長 築野富美
U R L :https://www.tsuno.co.jp/
オンラインショップ :https://shop.tsuno.co.jp/


