令和の採用市場でも「体育会人材」は強かった——約8割がプラス評価、重視するのは実績より”過程”

未知株式会社のプレスリリース

MUGEN BIONIC株式会社(本社所在地:静岡県静岡市、代表取締役:菅田貴司)は、未知株式会社(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役CEO:下方 彩純)と新卒・若手採用における体育会人材に関する意識調査を実施しました。

少子化や価値観の多様化を背景に、大学生のスポーツ・部活動離れが進んでいます。学生スポーツの競技人口が減少傾向にある一方、採用現場ではいまなお「体育会人材」への関心は根強いとも言われています。では実際、採用担当者はどのような評価軸を持ち、何を期待しているのでしょうか。

今回は、アスリートの身体づくりを支援してきた当社が、スポーツ経験がキャリアにも与える影響に着目し、採用現場における体育会人材の評価実態を調査しました。

採用担当者の約8割が、体育会経験を採用評価に「プラス」と回答

「新卒・若手採用において、大学時代に4年間、部活動や課外活動を継続した経験は採用評価にプラスになると思いますか」という質問に対し、76名の採用担当者に回答を求めました。

「ややプラスになると思う」が53.9%(41名)と過半数を占め、「とてもプラスになると思う」の28.9%(22名)と合わせると、全体の82.8%が体育会経験を評価にプラスと捉えていることがわかります。

一方、「あまりプラスにならないと思う」は1.3%(1名)、「まったくプラスにならないと思う」も1.3%(1名)にとどまりました。

大学時代に4年間にわたって活動を継続した経験は、採用担当者から一定の信頼を得ていることがわかります。

評価にプラスと考える理由の第1位は「継続力」——「チームへの貢献」も高評価

プラスと評価する理由として、「継続力があると思う」が64.5%(49回答)でトップとなり、「チームや組織の中で役割を果たせそう」が55.3%(42回答)、「物事を途中で投げ出さない印象がある」が43.4%(33回答)と続きます。さらに「目標に向かって努力できると思う」が39.5%(30回答)、「困難を乗り越えた経験があると思う」が31.6%(24回答)となりました。

また、自由回答では以下のような声もありました。

▼回答の一例

「部活動自体が小さな社会なので、他人事ではなく自分事としてその中で主体的に行動する意識を持てているかどうかが大事。」

「自ら進んで何かやりたいと言う意欲を感じられると思う。」

「部活動の有無は評価に関係しない。」

「継続力」という個人資質への評価だけでなく、「チームの中で役割を担えるか」という組織適応の観点からも体育会経験が高く評価されていることがわかります。

体育会人材に対して「チームワーク」「礼儀」「組織適応力」の印象が上位に

「大学4年間で体育会系の部活動を継続した人材に対してどのような印象を持ちますか(3つまで選択)」という設問では、「チームワークを理解している」が60.5%(46回答)で最多となりました。次いで「礼儀やマナーが身についている」が42.1%(32回答)、「組織への適応力がある」が40.8%(31回答)、「粘り強さがある」が39.5%(30回答)、「ストレス耐性が高い」が35.5%(27回答)と続きます。

「特に良い印象はない」は3.9%(3回答)にとどまっており、多くの採用担当者が体育会人材に対してポジティブな印象を持っていることがわかります。

体育会人材を「採用したい」は7割超——期待する要素のトップは「チーム適応力」と「協調性」

「体育会人材を新卒・若手採用で採用したいと思いますか」という質問では、「どちらかといえば採用したい」が52.6%(40名)、「積極的に採用したい」が19.7%(15名)と、合計72.3%が採用に前向きな姿勢を示しました。「どちらともいえない」は23.7%(18名)、「あまり採用したくない」は2.6%(2名)でした。

採用時に期待する要素としては、「チーム適応力」が50.0%(38回答)でトップ、「協調性」が48.7%(37回答)、「ストレス耐性」が42.1%(32回答)、「粘り強さ」が40.8%(31回答)、「礼儀・マナー」が39.5%(30回答)と続きました。「行動力」31.6%(24回答)、「体力」30.3%(23回答)、「目標達成意欲」27.6%(21回答)、「素直さ・吸収力」25.0%(19回答)も2割以上の支持を集めています。

組織になじみ、周囲と協力しながら成果を出せる人材像が、採用担当者にとって最も魅力的に映っていることがわかります。

強みを発揮しやすい場面は「チームでの成果創出」と「困難の克服」——定着しやすさへの期待も6割超

「入社後に強みを発揮しやすいと思う場面」では、「チームで成果を出す必要があるとき」が50.0%(38回答)でトップ。「困難な状況を乗り越えるとき」が32.9%(25回答)、「目標達成に向けて努力するとき」が30.3%(23回答)、「上司や先輩から指導を受けるとき」が26.3%(20回答)と続きます。

「体育会人材は入社後に定着しやすいと思いますか」という質問では、「ややそう思う」が51.3%(39名)、「とてもそう思う」が13.2%(10名)と、合計64.5%が定着しやすさに期待していることも明らかになりました。

また、採用時に競技実績よりも重視したい点として、「チーム内でどのような役割を担ったか」が50.0%(38回答)、「部活動を通じて何を学んだか」が43.4%(33回答)、「困難や挫折をどう乗り越えたか」が40.8%(31回答)、「4年間継続した経験そのもの」が36.8%(28回答)と上位に並び、実績よりも過程や姿勢を重んじる傾向です。

自由回答では以下のような声もありました。

▼回答の一例

「人間関係などは大変かもしれません。」

「社会に出てからよく学ぶことが多いと思いますが勉強になります。」

体育会人材への期待は即戦力というよりも、チームの中で長期的に成長・定着してくれる人材像に向けられていることがわかります。

まとめ

今回の調査から、採用担当者の約8割が大学時代の体育会経験を採用評価においてプラスと考えており、継続力・組織適応力・ストレス耐性といった要素が高く評価されていることが明らかになりました。採用意向においても72.3%が前向きな姿勢を示しており、体育会人材は採用市場において依然として高い注目を集めています。

採用担当者が重視する要素が、「競技実績」よりも「チームでの役割」「学んだこと」「挫折の乗り越え方」を重視するという点もポイントです。また、64.5%が「定着しやすい」と回答しており、採用後の組織貢献への期待も根強いことがわかります。

一方で、「どちらともいえない」層が一定数存在することも事実です。部活動の種類や環境によって個人差が大きく、体育会経験だけで人物を判断することへの慎重な姿勢も一部に見られます。

採用現場においては、体育会経験を一律に評価するのではなく、その経験を通じて何を学び、どのように仕事に活かせるかを丁寧に見極めることが重要となってくるでしょう。体育会人材の可能性を最大限に引き出すためにも、経験の”中身”に踏み込んだ採用コミュニケーションの設計が求められます。

【調査概要】

調査期間:2026年6月3日~6月15日

調査方法:インターネット調査

調査人数:76名(有効回答数:76)


【運営者概要】

運営元:MUGEN BIONIC株式会社

本社所在地:静岡市葵区安東2丁目26番22号

代表取締役:菅田貴司

会社HP:https://mugenbionic.com/

サービスページ:https://mugen.zone/

運営元:未知株式会社

本社所在地:大阪府大阪市北区中津1-18-18 若杉ビル6階

代表取締役CEO:下方 彩純

会社HP:https://www.mchs.co.jp/

サービスページ:https://www.mchs.co.jp/service/contents_seo

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