【データ公開】従業員の「お金の不安」、36%が仕事に集中できないと回答。金融教育を福利厚生に導入した企業に対し信頼度88.3%まで向上

~約5,000名のデータが示す、継続的な金融教育による行動変容と企業への信頼向上~

ブロードマインド株式会社のプレスリリース

「金融の力を解き放つ」というパーパスのもと、ライフプラン実現を支援する金融サービスを開発・提供するブロードマインド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:伊藤清、証券コード:7343、以下:当社)は、企業向け金融教育プログラム『ブロっこり』の導入企業における従業員アンケートの結果を公開しました。
「お金のことが原因で仕事に集中できない」と回答した従業員は36%に上り、健康問題による業務への支障とほぼ同水準であることが明らかになっていますが(出典:野村證券 第5回ファイナンシャル・ウェルネス調査、2025年)、一方、継続的な金融教育を導入した企業では、受講後に従業員の88.3%が「会社への信頼が高まった」と回答するなど、福利厚生としての効果が明らかになっています

■背景:「お金の不安」は個人の問題ではなく、経営課題に 

野村證券の調査によると、従業員の36%が「お金のことが原因で仕事に集中できない」と回答しており、これは健康問題による業務への支障とほぼ同水準の割合です。

当社では、こうした「お金の不安が原因で、出社はしているものの仕事のパフォーマンスが低下している状態」を、海外で「Financial Presenteeism」と呼ばれる概念になぞらえ、「マネー・プレゼンティーズム」と呼んでいます。健康問題によるプレゼンティーズム※(疾病就業)と同様、目に見えにくいまま生産性の損失につながっている可能性があります。

また、金融広報中央委員会「金融リテラシー調査(2022年)」では、「金融教育を受けるべきだ」と感じている人が71.8%に達する一方、実際に受けたと実感している人はわずか7.1%にとどまり、学びの機会と意欲の間に大きなギャップがあることが示されています。

こうした状況を受け、当社が提供する企業向け金融教育プログラム「ブロっこり」の導入企業(建設・IT・製造業など、従業員数約5,000名)を対象に、受講前後の意識・行動の変化を調査・公開しました。 

※プレゼンティーズムとは:出社して働いてはいるものの、心身の不調(腰痛、頭痛、アレルギー、メンタルヘルスの問題など)が原因で業務のパフォーマンスが低下している状態。欠勤する「アブセンティーズム」とは異なり、周囲に気づかれにくく、企業の生産性に大きな損失をもたらすと言われています。

■データが示す変化:継続学習による意識・行動の変化

①お金の不安が解消・軽減 

受講前に「お金に関する不安」を抱えていた従業員のうち、76.8%が受講後に「不安が解消した」または「軽減した」と回答しました(n=3,244)。 

②金融行動の明確化(2.2倍に向上) 

今後取るべき金融行動が明確」と回答した従業員の割合は、受講前の22.6%から受講後には50.8%まで上昇しました(n=2,228)。

③企業への信頼・パフォーマンスへの好影響

  •  「金融教育を提供してくれた企業への信頼度が増した」:88.3%(n=4,614)

  •  「ファイナンシャル・ウェルビーイング(お金の健康度)が高まった実感がある」:80.2%(n=4,620)

  •  「お金の安心感が、仕事のパフォーマンスにも良い影響を与えている」:87.5%(n=4,936)

■ファイナンシャル・ウェルビーイング推進リーダー 中村のコメント 

ブロードマインド株式会社 中村哲規
これまで2,000世帯以上の家計相談に携わった経験から、個人の金融課題に向き合ってきた事業開発部マネージャーの中村(2級FP技能士、TLC資格、一種外務員資格保有、MDRT成績資格会員)。現在はその専門知見をBtoBサービス開発へと昇華させるとともに、ファイナンシャル・ウェルビーイング推進リーダーとして最新の市場動向や学術研究に基づく研鑽を重ねています。今回の調査結果を受け、中村は次のようにコメントしています。

 「お金の不安は、本人も周囲も気づきにくいまま、じわじわと仕事への集中力を奪っていきます。今回のデータが示す通り、その影響度は健康問題とほぼ同じ水準です。これまで『健康経営』として語られてきた領域に、次は『マネー・プレゼンティーズム』という視点を加えることが、企業にとって新たな福利厚生のスタンダードになっていくと考えています。」

■なぜ効果が生まれるのか:継続性・中立性・カスタマイズ性 

「ブロっこり」では、最短6ヵ月、長い場合は1年間にわたり専属のファイナンシャル・コーチ(FP)が学習に伴走します。単発の研修とは異なり、疑問が生まれたその瞬間に相談できる体制が、不安の解消と行動変容を後押ししています。

また、FPが学習中に金融商品を斡旋することはなく、中立的な立場を徹底していることが、企業への信頼向上にもつながっていると考えられます。

 ■今後の展望 

当社では、今回の調査結果を踏まえ、企業の人事・福利厚生担当者を対象とした独自調査、および金融教育・ファイナンシャル・ウェルビーイングに関する知見をまとめたホワイトペーパーの公開を予定しています。従業員の経済的な安心と、企業への信頼向上を同時に実現する福利厚生のあり方について、継続的に情報を発信してまいります。

 ■データの概要 

  • 調査対象:「ブロっこり」導入企業の従業員(建設・IT・製造業など、対象従業員数 4,900名程)

  • 調査方法:受講前後アンケート(Web形式)

  •  集計期間について:本データは「ブロっこり」導入企業各社に対し、受講開始時・受講終了時に継続的に実施している受講前後アンケートを、2026年7月時点で累積集計したものです。 

※本調査は当社独自調査であり、各設問の回答者数(n数)は異なります。

**参考**

過去に発表した調査や、有識者との対話による見解・提言などを掲載しています。

こちらもあわせてご覧ください。

【調査結果|幸福学前野教授監修】幸福度とファイナンシャル・ウェルビーイング(FWB)の相関で新事実が明らかに

https://www.b-minded.com/news/pressrelease/2348/

従業員幸福度を高める、まったく新しい“切り口”を学ぶセミナー

https://note.com/b_minded_pr/n/nd58942d6d222


■ 『ブロっこり』について 

サービスサイト:https://biz-broccoli.jp 

ブロっこりは、ブロードマインドが提供する企業従業員向けの金融教育プログラムです。動画コンテンツを中心としたラーニングプラットフォームと、有資格のファイナンシャルコーチによるチャット伴走支援を組み合わせ、従業員のファイナンシャル・ウェルビーイングの実現を支援します。金融リテラシーの向上・収支管理の習慣化・ライフプランニングスキルの習得という3つの視点から、従業員一人ひとりの経済的不安にアプローチ。企業の人的資本経営・ウェルビーイング経営・福利厚生の充実を目的とした施策として導入できます。 

導入実績では、受講者の9割がファイナンシャル・ウェルビーイングの向上を実感。金融知識の把握率は5.6倍に改善し、業務への取り組み意欲にも繋がっています。「日本の人事部 HRアワード2025」入賞、「第15回 日本HRチャレンジ大賞 人材サービス優秀賞」受賞。現在、無料トライアルも受け付けています。

ブロードマインド株式会社

ブロードマインド株式会社

ブロードマインド株式会社は、東京証券取引所グロース市場に上場する金融サービス開発カンパニーです。2002年の創業以来、特定の金融機関に属さない立場から、個人および法人のライフプラン実現を支援しています。
主力の個人向けサービス『マネプロ』では、FP資格保有率100%(※1)の専門家がライフプランニングを基盤に、保険・証券・住宅ローンなど約60社の金融商品を横断的に組み合わせて、幅広い選択肢からご提案します。この独自のワンストップ提供体制により、累計相談実績20万件・顧客満足度98.9%(※2)を達成しています。
また、法人の福利厚生サービスとして、従業員向けの金融教育プログラム『ブロっこり』を展開。専門のFPによるチャット伴走支援と収支管理の習慣化を一貫してサポートし、企業の人的資本経営やウェルビーイング経営を後押しします。導入企業では受講者の8割以上が効果を実感しており、日本の人事部「HRアワード2025」や「第15回 日本HRチャレンジ大賞」を受賞するなど、HR領域でも高い評価を得ています。
これからもフィナンシャルパートナーとして“誰のための金融か”を問い続け、「あるべき姿の金融」を社会に実装することを目指してまいります。

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