スペースシードホールディングス株式会社のプレスリリース
リジェネソームのロンジェビティ技術と、宇宙で老化を研究する構想を紹介

スペースシードホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木健吾、以下「当社」)は、当社代表取締役の鈴木健吾が、2026年9月17日(木)に東京ミッドタウン八重洲で開催された「esse-sense Future Forum 2026」(主催:株式会社エッセンス、共催:NPO法人ミラツク)のセッション「若返りが生み出すヘルスケアの新しい姿」に、当社子会社であるリジェネソーム株式会社の代表取締役CEOとして登壇したことをお知らせいたします。
「esse-sense Future Forum」は、大学・研究機関の研究者と、企業経営層・投資家・政府・スタートアップなどが直接出会い、研究知を産業創造へとつなげることを目指す招待制のカンファレンスです。2026年は「未来との邂逅(かいこう)―産業創造を実現する知のオーケストレーション」をテーマに2日間にわたって開催され、午前の基調講演・パネルディスカッションに続き、午後には5会場で24の分科会が行われました。鈴木が登壇したセッションは、先端科学を扱う分科会「Deep Science」の一つとして行われました。
本セッションは、「若返り」という言葉が長くSFの世界に閉じていた時代から、技術として花開きつつある21世紀の現在地を出発点に、若返りがヘルスケアと美容の境界を溶かして生み出す新たな産業領域と、その先に起きる産業構造の変化を問うものです。老化細胞除去、薬剤の送達技術、生物学的年齢の測定といった若返り研究の最前線に加え、XPRIZE Healthspan や資生堂のビューティーパークが示す産業化の道筋、そして心の健康までを含めた論点が議論されました。
鈴木は、リジェネソームが取り組むロンジェビティ(健康長寿)関連技術を紹介するとともに、老化研究を地上から宇宙へと広げる当社の構想を語りました。
登壇セッション概要
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セッション名 |
若返りが生み出すヘルスケアの新しい姿 |
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日時 |
2026年9月17日(木)14:30〜 |
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会場 |
東京ミッドタウン八重洲 ルームA(4F ROOM 1) |
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形式 |
パネルディスカッション |
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登壇者 (敬称略・順不同) |
東條 洋介 株式会社資生堂 執行役 チーフイノベーションオフィサー、グローバルテクノロジーオフィサー 鈴木 健吾 リジェネソーム株式会社 代表取締役CEO 須藤 潤 S-CUBED Consulting 創業者 兼 CEO/XPRIZE Visioneer |
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モデレーター |
松尾 英里子 株式会社Chewing News 取締役/フリーアナウンサー |
鈴木健吾が紹介した主な取り組み
1.「効かせたい成分」を、壊さず・刺激なく届ける ― バイセル×レチノール

レチノール(ビタミンA)は、エイジングケアに有望な成分として知られる一方、光や熱で壊れやすく、肌への刺激が強いことから、活用の幅が限られてきました。リジェネソームは、脂質でできた微小な粒子「バイセル」にレチノールを保持させることで、この課題を解く技術を開発しています。スキンケアをはじめとするヘルスケア領域での実用化を目指しています。
2.唾液から生物学的年齢を測る ― エピジェネティック時計

若返りの効果を確かめるには、実年齢ではなく体の状態としての「生物学的年齢」を測る物差しが欠かせません。リジェネソームは、DNAメチル化の状態から年齢を推定するエピジェネティック時計を、血液ではなく唾液で測定する方式で開発しています。採取時の負担が小さく、日常的に繰り返し測れる物差しとして、若返りを「測れるもの」にしていく予定です。
3.AIで粒子と製剤を設計する ― BioMI

バイオとマテリアルズ・インフォマティクスを掛け合わせた独自の設計基盤「BioMI」は、膨大な材料・組成の組み合わせから有望な候補をAIで高速に絞り込むものです。リジェネソームはBioMIを使って粒子の設計と強化を進め、細胞試験で候補を検証する仕組みを構築しています。
4. 地上から宇宙へ ― SpaceAgent による自律実験

宇宙空間では、微小重力や宇宙放射線の影響により、老化に似た身体の変化が短期間で現れることが知られています。当社がコア事業として研究開発を進める「SpaceAgent」(宇宙でも地上でも自律的に研究を行うことができる、LLMを活用した実験オートメーション基盤)を用い、軌道上で自律実験エージェントが若返り技術の効果を検証することを目指しています。
代表コメント
「若返りは、つい最近までSFの言葉でした。それがいま、測ることができ、届けることができ、確かめることができる技術になりつつあります。今日のセッションでは、美容とヘルスケアの境界が溶けていく現場に立つ皆さまと、その先にどんな産業が生まれるのかを議論でき、大きな刺激を受けました。

私たちは、成分を届ける技術、若さを測る物差し、候補を見つけるAIを一つにつなぎ、さらに宇宙という特別な実験環境まで使って、若返りを確かなものにしていきます。2040年に人類が宇宙で暮らすとき、老化は必ず向き合うべき課題になります。地上の健康寿命と宇宙での暮らしの両方に届く技術を、仲間とともにつくっていきます。」
今後の展開
当社は、「宇宙×医学」を柱の一つに据え、リジェネソームを通じて老化の根本原因の解明と改善に取り組んでいます。今回のセッションで議論された、若返り技術がヘルスケアと美容の境界を越えて新たな産業をつくるという視点を踏まえ、リジェネソームの技術の実用化を進めるとともに、SpaceAgent による宇宙での検証基盤の構築を通じて、地上と宇宙の双方で健康寿命の延伸に貢献してまいります。
「esse-sense Future Forum 2026」開催概要
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名称 |
esse-sense Future Forum 2026 |
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テーマ |
未来との邂逅(かいこう)―産業創造を実現する知のオーケストレーション |
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会期 |
2026年9月16日(水)・17日(木) |
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会場 |
東京ミッドタウン八重洲 4F-5F、一部7F(東京都中央区八重洲2-2-1) |
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プログラム |
基調講演・パネルディスカッション、5会場・24の分科会 |
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主催 |
株式会社エッセンス |
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共催 |
NPO法人ミラツク |
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公式サイト |
リジェネソーム株式会社について
リジェネソームは、ナノ粒子を活用し、老化抑制や再生医療の新しいソリューションを提供することを目指しています。TAKANAWA GATEWAY CITYの「LiSH(Link Scholars’ Hub)」に、本社兼研究所「高輪ロンジェビティーラボ」を開設し、自社ブランド「サイセイラボ」でのヘルスケア事業の展開、ならびに将来のメディカル領域への進出に向けた研究開発を加速させています。将来的には、健康寿命の延伸とともに人類の宇宙進出に貢献することを目指しています。
スペースシードホールディングス株式会社について
スペースシードホールディングス株式会社は、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、投資活動、研究活動ならびに事業創出を行う宇宙系ディープテックベンチャービルダーです。宇宙でも地上でも自律的に研究を行うことができる基盤「SpaceAgent」に関わる研究開発をコア事業とし、発酵とロンジェビティー技術の社会実装を支援する「Fermentation and Longevity Fund」プログラムの運用などを通じて、社会課題を解決する事業の創出に取り組んでいます。2040年までに各種ステークホルダーとともに、人類が宇宙空間で居住するのに必要な技術を揃えることを目指しています。

