一般社団法人スポーツを止めるなのプレスリリース
Japan Nexus Intelligence と東京大学 スポーツ先端科学連携研究機構による共同研究をサポート
一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:伊藤華英、以下「スポーツを止めるな」)は、株式会社Japan Nexus Intelligence(所在地:東京都中央区、代表:髙森雅和、以下「JNI」)と東京大学 スポーツ先端科学連携研究機構(所在地:東京都目黒区、機構長:野崎大地 東京大学大学院 教育学研究科 教育学部教授、UTokyo Sports Science Initiative 以下「UTSSI」)が開始した、スポーツ領域における誹謗中傷の構造と影響に関する実証研究に、協力団体として参画することをお知らせします。
スポーツを止めるなは、2020年の発足以来、学生アスリートの成長に寄り添う活動を続けてきました。生理とスポーツをテーマにした「1252プロジェクト」など、アスリート本人の努力だけでは解決が難しい課題に、専門家や関係団体とともに取り組んでいます。当社団は、アスリートへのオンライン誹謗中傷をスポーツ環境における重要な課題の一つと捉え、これまでの経験を生かし、JNIとUTSSIによる研究の推進を支えてまいります。
研究の背景
SNSの普及により、アスリートがオンライン上で誹謗中傷を受ける事例が国内外で相次いでいます。こうした誹謗中傷は、アスリートの心身の健康や競技活動への影響が懸念されている一方、どのように発生し、アスリートにどう受け止められているのかについては、実証的な知見が十分ではありません。
本研究は、大規模スポーツ大会などでアスリートへのオンライン上の誹謗中傷をモニタリングしてきたJNIのデータ基盤と、アスリートのメンタルヘルスやスポーツ環境に関するUTSSIの研究知見を組み合わせて行うものです。
研究の概要
本研究では、オンライン上の誹謗中傷を、現代のスポーツ環境における社会的・環境的なストレス要因として捉え、次の3つの観点から検討します。
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発生構造:日本のスポーツにおいて、誹謗中傷は、いつ・誰に・どのような形で発生するのか
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文化的・文脈的特徴:スポーツ・SNSの文化の中で、誹謗中傷はどのように形成されるか
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影響と対応:アスリートはオンライン上の誹謗中傷をどのように経験し、それが心身の健康や競技活動とどのように関連するのか、またどのような対応や支援が求められるのか
研究期間は約2年間を予定しています。成果は、国内外の学会やシンポジウムでの発表、国際学術誌への論文投稿、スポーツ団体への提言、教育·予防·支援資料の作成などを通じて、研究知見をスポーツ現場に還元し、予防や支援の実践につなげていく予定です。
スポーツを止めるな共同代表理事 最上紘太のコメント
「スポーツを止めるな」は、スポーツには人を成長させ、自立する力があると信じて活動してきました。一方で、本人の努力だけでは乗り越えることのできない障害もあります。私たちは、そうした障害を、専門性や新しいアイデアを持つ方々とともに取り除いていくことを、自分たちの役割の一つと考えています。私たちは、スポーツを社会の縮図として捉えています。スポーツの中で起きている課題に向き合い、解決の仕組みをつくることができれば、その知見はスポーツを越えて社会にも広く生かせるはずです。誹謗中傷もその一つです。今回、Japan Nexus Intelligenceの専門性と東京大学の研究知見を掛け合わせるこの取組を、協力団体として支えていきます。これまで培ってきたスポーツを通じた社会課題解決の経験を生かしながら、新たな領域においても、まずは専門性を持つ方々を支え、スポーツの現場とつなぐ役割から挑戦していきたいと考えています。
株式会社Japan Nexus Intelligence について
株式会社Japan Nexus Intelligenceは2023年に設立された、インテリジェンスおよび戦略的コミュニケーションを手がける企業です。最先端のインテリジェンス技術と手法を活用し、SNSやAIを通じて広がる偽・誤情報、影響工作などをはじめとする「新時代の情報リスク」に対応する分析、リスク評価、コミュニケーション戦略を提供しています。民間企業向けには、企業・商品・サービス・市場に関する言論調査・分析、悪意ある情報の検知・分析、そして総合発信戦略の立案や対策の実行支援を行っています。公共機関向けには、影響工作等の悪意ある情報拡散の検知・分析、戦略的コミュニケーション計画の策定、認知戦・情報戦領域における技術動向や関連ツールの調査を提供しています。
公式サイト:https://j-ni.com/
東京大学 スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI)について
スポーツ科学の研究を通じて、競技力の向上やスポーツへの理解を深めるとともに、高齢者や障害者を含む幅広い人々の心身の健康問題や、スポーツを取り巻くさまざまな社会的課題に取り組み、スポーツによる社会の活性化を目指すことを目的として2016年に設立されました。身体教育学・生理学・心理学・健康科学・バイオメカニクスなど、多様な分野の研究者が連携することで、東京大学の幅広い研究リソースを活かした学際的なスポーツ科学研究を推進しています。
公式サイト:https://utssi.c.u-tokyo.ac.jp/
一般社団法人スポーツを止めるな について
2020年に立ち上がった学生アスリートの成長に寄り添う活動。有志の活動が後に一般社団法人化。スポーツを通じて若者が自立することを信じサポートを行っています。
「スポーツを止めるな」は、日本を代表するアスリートや専門家に賛同頂き、SNSを中心に活動を展開し、大きなムーブメントとなりました。その後、オンライン学習システムの開発や、教育機関との共同研究など活動の範囲を広げています。
生理×スポーツの教育/情報発信プロジェクト「1252プロジェクト」や、災害復興への想いを持ったアスリートと被災地をつなぐ中間支援「災害支援スポーツネットワーク」など、スポーツを通じて社会をより良くするため活動を推進しています。
「1252プロジェクト」は、国際オリンピック委員会(IOC)が実施した「イグナイト365」アワードにおいて、世界で選ばれた5つの革新的なスポーツ関連プロジェクトの一つとして表彰されました。アジアからは唯一の受賞となり、その取り組みは国際的にも高く評価されています。
公式サイト:https://spo-tome.com
お問い合わせ
取材申し込み、活動内容へのお問い合わせ窓口:info@spo-tome.com
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