<秋の夜長は「眠活」のチャンス?>しっかり寝たはずなのに疲れが取れない…なかなか寝付けない…など、自覚なき「隠れ不眠」に『わたし漢方』薬剤師がアドバイス

わたし漢方株式会社のプレスリリース

わたし漢方株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:丸山 優菜、以下わたし漢方)が運営する、薬剤師とLINE上で相談して自分にあった漢方薬を配送してくれるオンライン漢方相談サービス『わたし漢方』は、この時期になると相談が増える「秋の不眠」に関する要因や養生法をホームページにて公開いたしました。同時に「隠れ不眠」に関する漢方薬のオンライン相談についても受付を開始いたしました。

■もしかして、それ「隠れ不眠」かも?
 「隠れ不眠」とは、自分では気づかない睡眠不足や睡眠の質が落ちてしまっている状態のことを言います。起きても疲れが残っていて寝た気がしない、眠るまでに時間がかかる、日中どうしようもなく眠くなる、夜中に何度も起きてしまうなどの症状があれば、知らず識らずのうちに「隠れ不眠」になってしまっているかもしれません。

■夏の疲れやコロナ不安が引き金に…

 夏の疲れ(夏バテ)を身体に残したまま秋に突入した方は、特に睡眠の質が悪化している可能性があります。今年の夏を振り返ると、梅雨時期には暑さや湿気の影響で寝苦しかったり、真夏の時期には寝汗が不快で目が覚める…逆にクーラーをつけると冷えてだるくなる…など快適な睡眠環境が作りにくい時期が続いていました。また、例年と違って長引くコロナ不安によるストレス、自粛による運動不足などから質の良い睡眠がとりづらい環境下でもありました。睡眠の質が悪い状態が続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れたり、疲労の蓄積、免疫力の低下、情緒不安定、太りやすい、生活習慣病、認知機能の低下、肌荒れなど、さまざまな二次不調を招く要因になってしまいます。

■あなたの睡眠レベルをチェックしてみよう
 睡眠時間をたっぷりとっていても、ひとつでも思い当たる項目がある方は「隠れ不眠」や「隠れ不眠予備軍」になってしまっている可能性があります。寒い季節に突入し、寒さや手足の冷え、乾燥など、寝付きにくい要因がさらに増えてしまう前に睡眠の質向上に取り組みましょう。

■睡眠の質を高めるためには?

 「隠れ不眠」を解消するために一番重要なのは、生活習慣の見直しです。まずは早寝を心がけたり、起床時間を一定にして、体内リズムを整える心がけが大切です。日光を浴びる習慣がない方や寝るぎりぎりまでスマホ・パソコンなどのブルーライトを浴びている方は、睡眠を促すためのメラトニンの分泌が低下している可能性もあります。外出を控える中でも日光を浴びる時間を確保したり、眠る1時間前にはスマホを見ないなど、生活の中にちょっとしたルールを加えることで行動を変えていくとよいでしょう。また、アルコールやカフェインの摂取、夜遅い食事は消化吸収が睡眠を妨げることなどもありますので極力控えましょう。音や光に敏感な方は、アイマスクや耳栓などを使用するのも一つの方法です。

 漢方には「陰陽」の考え方があり、「明るい昼は陽、暗い夜は陰」に傾きます。昼に外で活動して、夜にはゆっくり休んで英気を養うことが自然にそった理想の生活です。陰に傾く夜は、気持ちも悪い方に考えやすかったりネガティブな情報に捉われやすく、堂々巡りに陥りやすいため、あまり考え事はしないように心掛けましょう。

■体質改善とともに漢方のアプローチを

 睡眠の質が落ちる原因は、人によって違うため、お悩みや体質に合わせてアプローチも変わります。一番多いのは、ストレスや自律神経の乱れによる不眠です。イライラや不安、気持ちが不安定になったり、心配事が気になって眠れない、緊張やプレッシャーで神経が高ぶったまま身体の力みが抜けず歯ぎしりしやすいなど「気」の巡りが悪い「気滞」の状態が目立つ方がかなり多いようです。眠りの質が悪い状態が慢性化していると、からだの疲れが抜けないのは当然です。本来なら寝ている間に修復できるはずの働きが落ちてしまうため、「気」や「血」も消耗しがちになります。「気」が落ち込むと免疫力や、やる気も低下しやすい、「血」が不足すると、貧血やめまい、ふらつき、生理のトラブルなどにつながることも。頭にも養分がまわりにくいと、眠りが浅くなったり中途覚醒なども起こりやすく、ますます睡眠の質が改善しにくい状態になっていってしまいます。

このような場合、漢方ではまず「気」を巡らせること、「気」や「血」を補うことなど、一人ひとりの状態に合わせて検討していきます。腰痛などのからだの痛みや、アトピーなどで痒みが辛くて眠れないということであれば、まず、そのお悩みを改善する漢方を優先して考えていきます。

 いびきの症状がひどい場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性もあるため、クリニックの受診をおすすめするケースもありますが、肥満や鼻づまりによる口呼吸が原因であれば、体重コントロールのためダイエットや副鼻腔炎に対する打ち手を考えていきます。年齢を重ね「腎」が弱ることで、夜間頻尿が眠りの妨げになっている場合は、「腎」を補うような漢方を考えて行きます。このように、カウンセリングを通して症状の原因を見極め、ひとりひとりの体質にあったアプローチを考えてまいります。

■秋は睡眠の質を高める「眠活」のチャンス
 秋分から冬至に向けて、日が落ちるのが早くなり夜の時間が長くなります。夏に消耗した体を労わるためにも、自分時間を有効に使いましょう。身体の冷えが眠りにくい原因になることもあるので、疲れていてもシャワーで済まさず、ぬるめのお湯にゆったり入浴することをおすすめしています。熱すぎるお風呂は交感神経が刺激されて目がシャキッとして眠りにくくなってしまいます。深部体温が下がるとスムーズに入眠しやすくなると言われているので、寝る1時間くらい前の入浴がよいでしょう。

 歯ぎしりしやすい、身体の緊張がとれにくいと感じている人は、特に、アロマや入浴剤でリラックスに良い物を取り入れたり、ストレッチでほぐすのもおすすめです。寝ると腰が痛い、首コリが気になるような人は、寝具にこだわり、マットレスや枕を見直してみるのも良いでしょう。

■『わたし漢方』概要

 『わたし漢方』は、LINEで身体の悩みを薬剤師に相談すると、自分にあった漢方薬を自宅に配送してくれるオンライン漢方相談サービスです。カウンセリングはすべてLINE上で行い、最初の問診は24時間相談可能。漢方の専門家が直接お悩みにお答えいたします。初回の問診はすべて無料。体質改善の相談と漢方薬の服用を希望する場合は有料プランとなります。漢方は貴重な天然資源からできているため、漢方薬局で購入すると2~6万/月ほどかかってしまうことがありますが、LINEでの相談に特化したことでどの処方も1万円台の月々定額制でより継続しやすくしました。また購入後も、体質の変化に合わせて随時LINEで薬剤師に相談ができ、漢方薬の変更も無料です。

なんでもすぐに手に入る時代ですが、健やかなおからだだけは簡単に手に入りません。『わたし漢方』では、現代の女性が美しく健やかなからだを手に入れ、もっと自由に生きるためのお手伝いをしてまいります。
 

『わたし漢方』創業者・薬剤師
水沼 未雅(みずぬま みか)

<プロフィール>
京都大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科で博士号(薬学)を取得。アストラゼネカで新薬の開発にかかわった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでヘルスケア関連事業を担当。漢方で自身の不調が改善した経験から、2017年に『わたし漢方』創業。

 『わたし漢方』を創業したきっかけは、私自身が漢方と出会ったことで、15年以上悩まされてきた持病が解消されたことです。学生のころから疲れやストレスがたまると咳がとまらず、様々な治療を受けましたが完治することはありませんでした。友人に薦めてもらった漢方薬局を訪問し、カウンセリングを受け、処方された漢方薬をのむと、2-3か月で改善しました。この体験から、症状の根本にアプローチする漢方薬の力で、不調とともに生きる女性の毎日を快適にし、やりたいことに全力投球できる手助けがしたいと考えております。

(参考)『わたし漢方』公式ページ https://www.watashikampo.com/
(参考)『わたし漢方』instagram https://www.instagram.com/watashikampo/
 

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