ダイキン工業株式会社 京セラ株式会社のプレスリリース
ダイキン、京セラが快適な目覚めを提供
この実験結果をうけて、本システムの試作機を「CEATEC 2021 ONLINE」の京セラブースにて参考出展します。
■「CEATEC 2021 ONLINE」京セラブース(※10月19日(火)よりオープン)
https://online.ceatec.com/booth/2548
「パフォーマンス向上起床システム」イメージ画像
■共同研究の背景
一般的に、睡眠と日中の活動は互いに影響し合っていると言われています。また、最近の脳科学の研究では、前頭葉が活性化するほど頭が冴えて高いパフォーマンスを発揮できるとともに、人に優しくできるなど、感情をコントロールしやすいということも言われています※1。そこで、ダイキンと京セラは、良い「目覚め」は健やかな日中の活動と夜の安眠につながると考え、起床直後から脳が活性化し高いパフォーマンスを発揮できるようなシステムを目指し、2020年9月から共同研究を開始しました。本システムは、ダイキンの空気の渦(うず)輪(わ)制御技術による柔らかで優しいリズムの空気刺激と、京セラの紫色LEDとRGB蛍光体調合技術による自然光に近く生体に優しい光のLED照明「CERAPHIC(C)」が点灯することで、快適な目覚めを提供し、脳の活性化を促すという世界初※2の目覚ましシステムです。
今後両社は、市場のニーズを見ながら本システムの実用化に向けて検討するとともに、今回の共同研究で得た知見や経験を活かし、各社でのさらなる商品開発につなげていきます。
※1 東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授の研究において
※2 空気の渦輪制御技術とLEDによる目覚ましシステムの開発において(2021年9月30日
京セラ調べ)
■本システムの特長
ダイキンの空気の渦輪制御技術と、京セラのLED照明「CERAPHIC(C)」により、快適な目覚めを提供します。
空気の渦輪制御技術は、サーモセンサーで検出した人の顔を追尾し、渦輪と呼ばれる環状の空気を送り出してユーザーに刺激を与えます。空気の渦輪を一定のリズムで顔にあてることで、ふわっと優しく頬を撫でられる感触を生み出します。
「CERAPHIC(C)」は、紫色LEDとRGB蛍光体調合技術により、自然光に近い生体に優しい光を実現しています。
起床時に、優しい空気によるリズムと、自然光に近い光を浴びることで、快適な目覚めを得ることが期待できます。
■比較実験について
東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授との共同研究により、本システムによる空気の渦輪と照明が起床に及ぼす効果について、一般の目覚まし時計との比較実験を実施しました。
【概要】
■各社の役割
組織名
|
役割
|
ダイキン | 空気の渦輪制御技術の提供。実用化検討。 |
京セラ | LED照明(CERAPHIC(C))の提供。実用化検討。 |