ティーペックのプレスリリース
ニュースリリース
2021年12月21日
ティーペック株式会社
ティーペック、QOLに関わる各専門家とパートナーシップ契約締結 専門家と協力し、日本の健康相談事業の発展を目指す
ティーペック株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:鼠家 和彦)は、下記専門家とパートナー契約を締結しましたのでお知らせします。人生100年時代を迎え、利用者や社会の健康相談サービスへのニーズが多様化している中、社外の専門家と協力をすることで、QOL向上のためのサポートを強化し、時代に合った健康相談事業の発展を目指します。
専門家パートナーシップ契約の経緯
ティーペックは、平成元年の創業以来、患者さまの健康・医療に関する悩み・不安の解消を目指し、様々なサービスを提供しています。累計約2300万件(2021年12月時点)ものご相談をいただく中、近年、最も強く感じている変化はニーズの多様化です。特に、がんなど、その後の生活の質に大きな影響を与えかねない病気では、本人の希望・置かれている環境なども相まって、相談内容は非常に個別性が高いものとなります。当社は、その個別性が高いご相談について、これまで以上にひとりひとりの思いを受け止め、悩み・不安を解消できるよう、各専門家とのパートナーシップ契約を始めました。
当社は、30年以上に渡り、医師をはじめ医療関係者、企業・健保・自治体・保険会社など多くの方に支えられ、助言をいただきながら成長してまいりました。今後も、患者支援という立場で活動をされている方々と協力をしながら「繋ぐ」をキーワードに社会に貢献できる会社を目指していきます。その想いから2021年より、創業以来、「コールセンター」と呼んでいた社内施設を「コンタクトセンター」と名称の変更をしました。
これからも患者さまの悩み・不安の解消を目指し、新たな各専門家とのパートナーシップ関係をさらに構築・強化していく予定です。
専門家パートナーシップ契約一覧(敬称略、順不同) 2021年12月21日現在
■メディカル・ファイナンスの専門家
黒田尚子(黒田尚子FPオフィス代表)
■乳がん患者支援の専門家
真水 美佳(NPO法人E-BeC代表、キャリアコンサルタント)
■前立腺がん支援の専門家
武内 務(前立腺がんサバイバー)
■アピアランスサポート(外見ケア)の専門家
村橋 紀有子(一般社団法人アピアランス・サポート東京理事)
■老後のライフプラン設計(介護施設相談、ライフプランノート制作、後見人サポート)の専門家
村田 陽子(NPO法人まな市民貢献セーフティネット理事長)
T-PECパートナーシップ一覧 はこちら≫ https://www.t-pec.co.jp/partnership/
今後も、様々な専門家とパートナーシップ締結を進めていく予定です。
ティーペックについて
24時間健康相談事業のパイオニアとして1989年に設立。医師・保健師・看護師などの医療資格者を有するコンタクトセンターを運営し、セカンドオピニオンやメンタルヘルスカウンセリング、生活習慣病の重症化予防など、健康・医療分野における社会課題の解決を目的とした事業を多数展開。2017年から5年連続で健康経営優良法人『ホワイト500』に認定。
参考資料
■黒田 尚子(黒田尚子FPオフィス代表)
1998年、FPとして独立。2009年末に乳がん告知を受け、自らの体験をもとに、がんなど病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動を行うほか、老後・介護・消費者問題にも注力。聖路加国際病院のがん経験者向けプロジェクト「おさいふリング」のファシリテーターやNPO法人がんと暮らしを考える会の理事およびお金と仕事の相談事業の相談員として、医療機関で定期的にがん患者さんやそのご家族の相談を担当。
NPO法人キャンサーネットジャパンのアドバイザリーボード(外部評価委員会)メンバーや城西国際大学・経営情報学部非常勤講師なども務める。医療に関する著書として、「がんとお金の本」「がんとわたしノート」(BKC)、「がんとお金の真実(リアル)」(セールス手帖社)、「病気にかかるお金がわかる本」(主婦の友社)、「三大疾病ライフプランニングハンドブック」(金融財政事情研究会)など多数。
■真水 美佳
(乳がんサバイバー、NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー理事長、キャリアコンサルタント)
2008年、両側乳がんの宣告を受け、左側温存、右側全摘出と同時に乳房再建手術を受ける。2010年、自身の乳がん体験をもとに写真集『いのちの乳房-乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人』 (撮影:荒木経惟、発行:赤々舎)を企画・出版、モデルの1人でもある。2013年1月、NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー/E-BeC設立。ウェブサイトからの情報の発信、『乳房再建手術Hand Book』の作成、 「乳房再建に関するアンケート調査」や東京および地方でセミナーを年に4-5回のペースで開催している。
リンパ節を郭清したことで、術後、セルフケアを目的に医療系リンパドレナジージを学びリンパドレナジストの資格を取得。また、相談を受ける中で仕事に関する悩みなどに接することも多いため、キャリアコンサルタントの国家資格を取得し、仕事をしながら治療してきた経験から就労に関する相談も受けている。
■村橋 紀有子(一般社団法人アピアランス・サポート東京理事、アピアランス・サポート相談室 室長)
電気パーマネントの国産機を開発した祖父から3代続く老舗美容室に嫁ぎ、サロン独自の「彫刻的カット技法」やフェイシャル技術など 伝統的美容技術を基礎から習得し、美容師として多くの経験を持つほか、スキンケアやマッサージ等の外見に関わるさまざまな資格を取得。
平成28年10月に港区と「がん患者への支援に関する連携協定」を締結し、外見(アピアランス)のケアに関する相談窓口として、みなとアピアランス・サポート相談室を開設。現在は一般社団法人アピアランス・サポート東京の室長としてアピアランス・サポートを行っている。
■武内 務(前立腺がんサバイバー)
前立腺がんの治療を終えた2005年に、「前立腺がんを患って」を公開。続いて、前立腺がん情報サイト「前立腺がんガイドブック」を公開。併設「掲示板」で、多数の前立腺がん患者のサポートにあたってきた。
2008年、Dipex-Japan「健康と病の語り」前立腺がんアドバイザリー委員
2012年、前立腺がん情報ポータルサイト「腺友ネット」を立ち上げる。
2014年、リレーフォーライフジャパン神戸を立ちあげる。
2014年、前立腺がんの患者会「腺友倶楽部(http://pc-pc.org/about)」を立ちあげる。
2016年、NPO法人腺友倶楽部(前立腺がん患者・家族の会)を立ちあげる
■村田 陽子(NPO法人まな市民後見セーフティーネット 理事長、保健師、老人ホーム診断士)
https://manasafetynet.wixsite.com/home
北海道立衛生学院保健師科卒業後、すぐに産業保健の世界に飛び込む。朝日新聞健康管理室、HOYA健康管理室に勤務後、独立。日経BP社の契約保健師となる一方個人事業主として保健師、看護師向けのセミナーコース「自己決定を援助する健康相談」「参加型健康教室のすすめ方(健康づくりワークシュップ)」を実施。単発受講生は5000名、コース参加者は300名を超える。最近では行政、企業、社会福祉法人での保健事業のコンサルタントとして活躍。
幸せな人生は最後まで自分らしく生きること、選択することと信じていたが、判断能力が落ちてきた時に、どのように自分らしさを貫くのか、そんな思案の中で出会ったのが、エンディングノート、市民後見人の活躍。エンディングノートを書くことは大切だが、それを実現してくれる人がいなければ成り立たない。
お元気なうちに自分の将来のことを決めて備えておくお手伝いを始める。最近、ある相談者が後見契約と死後事務委任契約をされて、「これで安心して、また遊べるわ!」とおしゃってくださったことが、心から嬉しかった経験から、人の生活に寄り添い、健康と幸せの実現の手助けをするコミュニュケーションスキルを活かして、エンディングノート作成、老後を健康で健やかに過ごす秘訣、上手に人の手を借りよう、などの講演を行なっている。