加水分解水添デンプンの新知見(特許出願中)

物産フードサイエンス株式会社のプレスリリース

物産フードサイエンス株式会社(東京都千代田区大手町、代表取締役社長:横山 昌己 http://www.bfsci.co.jp/)は加水分解水添デンプンの新たなヘアケア向けの知見を明らかにしました。(特許出願中:特願2021-99848)

【新知見機能】うねりを抑え『まとまる髪』へ。
女性の髪の悩みに多い「うねり」。この「うねり」は、遺伝的な髪質や湿気や紫外線、ヘアカラーなどのダメージ、また加齢による髪質の変化によって生じると言われています。「うねり」のある髪は扱いにくく、見た目年齢をも高くしてしまうといった問題が起こります。髪がうねる原因の一つとして、キューティクル損傷による水分保持力の低下が挙げられます。
傷んだ髪はキューティクルの状態が悪く、水分量のコントロールが上手く働いていないために、雨の日の湿気、冬場の乾燥による環境の影響を受けやすくなっています。
 

【加水分解水添デンプンとは】
トウモロコシなどから得られたデンプンを加⽔分解し、さらに⽔素添加(略して水添)することによって得られる糖アルコールの⼀種であり、単糖の糖アルコール及び多糖の糖アルコール混合物の総称です。
反応性の⾼い還元末端(アルデヒド基)を、⽔添により反応性の低いアルコール基に変換しているため、配合した他素材に化学的結合を及ぼさない、つまり悪影響を及ぼさない点も特徴の⼀つです。
この度弊社での研究により、髪のうねり抑制効果に関する新知見を明らかにしました。

<うねり抑制試験概要>
うねり毛束を水もしくは特定の分子量組成範囲の加水分解水添デンプン*1 に浸漬させ、高湿度下(25℃、90%RH)で乾燥・保管し、6時間後の毛束の状態の観察と毛束の長さを測定した。
 

 

水で処理した毛束は処理直後に比べ、保管6時間後の毛束はうねり、毛束長が短くなっているのに対して、加水分解水添デンプンで処理した毛束は保管6時間後でも毛束の長さが保持されており、高湿度下でのうねり抑制効果を示しました。
また別の試験では、特定の分子量組成範囲の加水分解水添デンプン*1 処理により毛髪水分量を保持*2 していることを確認しております。
*1 加水分解水添デンプンを含むすべての原料で効果が示唆された訳ではございません
*2 二次蒸散水含有率を測定

★Webセミナーのお知らせ
当社では以下の通り直近でWebセミナーの開催を予定しております。
本プレスリリースの、加水分解水添デンプンのヘアケア向けの効果以外に、スキンケア向けの効果などの紹介を予定しております。
日時:2021年2月3日(木) 14:00~ 約1時間を予定
申込方法:以下申し込みフォームへ必要事項をご記入の上、事前登録をお願い致します。
https://forms.office.com/r/L0VQ34wqV2  (申し込み後の完了メールは届きません)
留意事項:同業他社様、学生や個人の方には参加をご遠慮いただいております。

加水分解水添デンプンの各種技術データ等、さらに詳細な情報は弊社ホームページよりご覧いただけます。 

 

 

https://rd.bfsci.co.jp/

【本ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
物産フードサイエンス株式会社 営業部
[東京]TEL:03-6202-2132 [大阪]TEL:06-6226-2791
Mail:info@bfsci.co.jp

【Webセミナーに関するお問い合わせ先】
物産フードサイエンス株式会社 ウェビナー事務局
Mail:webinar@bfsci.co.jp

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