シック主催 | 正しい体毛の知識やケア方法を小学生に伝える授業「MY FIRST SHAVE」を開催

シック・ジャパン株式会社 (Schick Japan K.K.)のプレスリリース

 ウェットシェービング国内トップシェア※1を誇るシック・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:後藤 秀夫、以下シック)は、産婦人科医の高橋幸子先生(以下、高橋先生)を講師に迎え、“自分らしさ”や“体毛の多様性”とは何かを考えながら、正しい体毛の知識やケア方法を小学生に伝える出張授業「MY FIRST SHAVE(マイ・ファースト・シェーブ)」を2022年9月15日(木)、渋谷区立加計塚小学校の4年生児童・保護者を対象に開催しました。

 これから体毛について関心が高まりはじめる年齢である小学4年生の児童たちに向けて、「自分らしさって何だろう?~からだの変化とからだの毛について学ぼう~」と題して授業を実施しました。高橋先生からは自分らしさや命、からだとこころの成長、体毛について、児童たちとのやりとりを交えながらわかりやすくお話いただきました。
 授業の後半にはシックの初心者向けのシェーバーである「シック イントゥイション 敏感肌用」を使いながら、「はじめての正しい体毛の剃り方」をレクチャーし、児童たちが安全で楽しいシェービング方法を学ぶ場面もありました。
 シックは今後も体毛に関する関心や悩みを持つ小中学生や保護者の方々に対して、体毛に関する理解やはじめてのシェービングをサポートし、さまざまな商品・サービスを通じて、お客様のライフスタイルを支えてまいります。

※1 インテージSRI+調べ2021年度(2020年10月-2021年9月)ウェットシェービング市場(男性用カミソリ・シェービング剤市場+女性用カミソリ市場の計)金額シェア

【「MY FIRST SHAVE(マイ・ファースト・シェーブ)」開催の背景】
 体毛ケアへの関心は年々低年齢化しており、シックが2022年5月に行った調査※2によると、小中学生の約60%が「自身の体毛が気になる」、約65%が「体毛をケアしたい」と回答し、実際に約61%が剃ったことがあると回答しています。世の中的にも小中学生の体毛ケアの選択肢が増えていますが、一方でそもそも正しい体毛のケア方法を知らないと答えた小中学生の割合は75%にも及び、正しい体毛ケアを知らないまま自分なりの体毛ケア方法を実践する小中学生が存在することが明らかとなりました。

※2シック・ジャパン調べ2022年度(2022年5月-2022年6月、サンプル数:412)小学生・中学生のムダ毛処理に関する調査

【なぜ小学4年生から体毛ケアを学ぶ必要があるの? – 高橋幸子先生】
 個人差はありますが、性教育の観点からも小学4年生頃は、これから生えてくる体毛について学び始めると良いとされています。他の児童たちへの事前アンケート※2では、「体毛について話すことは恥ずかしいですか?」という質問に対して、「恥ずかしい」と答えていたのは40%程度。「恥ずかしくない」と答えた児童は30%ほどでした。実際に体毛が生えてくる年齢になると、体毛処理が「自分のこと」になってしまい、「恥ずかしい」と感じる人はもっと多くなってくるかもしれません。
 小学校4年生、10歳前後の「体に変化が起こる前」の児童に、こういった授業を受けていただくのはとても素晴らしいことです。体毛を冷やかしたり、インターネットやSNSから得た誤った情報に悩まされたりする前に、正しい知識や安全で楽しいシェービング方法、そして多様な価値観を知ることが大切だと考えています。体がこれからどのように変化していくか、「体の変化の予定」を事前に知ることは子どもたちの不安を取り除くことにもつながります。このような教育を日本全体で進めていくことが大切だと感じています。

 これらの調査データや教育的観点を鑑み、シックは体毛ケアを始める年齢とされている10歳前後の児童に対し、からだの変化や成長に加え、「正しい体毛の知識やケア方法、体毛のあり方」について伝えることが重要と考えています。皮膚を傷つけることのない正しい体毛ケアの習得とともに、「自分らしさ」や「多様性を受け入れること」を学んでほしいとの思いから「MY FIRST SHAVE」の開催を企画しました。

【からだの変化とからだの毛について学ぼう「MY FIRST SHAVE(マイ・ファースト・シェーブ)」授業レポート】

  • 高橋幸子先生による授業(自分らしさ/命について/からだとこころの成長について)

 冒頭、「性別には生まれてくる体の性と、心の性、好きになる性、表現する性の4つの側面があり、すべての人の性はこの組み合わせでグラデーションのようになっています。」と性別についてのお話から始まりました。
 次に命がどう生まれるのかを、「生まれる前の赤ちゃんはおなかの中で何をしている?」「赤ちゃんはどこからどうやって出てくる?」「赤ちゃんはどうやってできる?」という3つのテーマに沿って学び、プライベートゾーンについても、命をつなぐために大切な場所であること、自分で守ることができるということについて説明がありました。
 体と心の変化についてのパートでは、「小学1年生の時と比べて、からだが成長したと感じるのはどんなとき?」というアンケート結果で、身長が伸びた、体重が増えた、に次いで『体毛が生えた』という項目が上位にあり、体毛は”実は”児童が身近に感じるからだの変化の1つであるというお話がありました。高橋先生が「みなさんはこれから、いろいろなところに毛が生えてきます。大人になると、どこに毛が生えてくると思いますか?」と問いかけると、児童たちからは「ワキ!」「腕!」などの声が上がりました。最後に「自分のからだは自分だけのもの」というお話があり、前半の授業が終了しました。

 

  • シックによる授業(体毛について/自分らしさの話/シェービングレクチャー)

 後半は体毛について、さらに深く考える授業が続きます。体毛の種類や役割についてクイズを交えながら授業が進行しました。
 続いてシックのマーケティング担当者が登壇し、「毛が生えることや、毛を剃ることは恥ずかしいことではありません。私たちはみなさんに毛をもっと好きになってもらえたらいいなと思っています」と、児童たちにメッセージを伝えました。「はじめての正しい体毛の剃り方」をレクチャーするコーナーでは、「イントゥイション 敏感肌用」というシェービング初心者でも使いやすいシックのカミソリを使用し、「1.剃る場所とカミソリの刃とモイスチャソープをお湯または水で濡らす」「2.秒速3cmでゆっくりと剃る」「3.しっかりと拭き取る」という3ステップでの体毛ケア方法をレクチャーしました。4人の児童が前に出て、お友達の前で実際に剃ってみる練習をする場面もあり、正しい体毛のケア方法を理解してもらうことができました。また体毛を剃りたくなったときには、衛生面や安全性を考慮し「家族間で1つのカミソリを共有しない」ことについてもお話がありました。

 

 

【授業に対する感想】
 授業後の児童へのインタビューでは、「体毛をケアしているが家族で同じカミソリを使っていたことはよくないことだと分かった」「もし体毛を剃りたくなったら、習ったように体毛をケアしたい」「子どもでも安全に使えるカミソリがあると知らなかったので、使ってみたい」という感想を得ることができました。
 授業を参観した児童の保護者からは、「こうした性教育や体毛に関する授業を子どもと一緒に聞けることはありがたい。親子間で、どのように会話を切り出すか、説明をしようか迷っていたので、家族での会話の切り出しがスムーズにしやすくなった」「実際に行なっていた体毛ケアは実は間違っていたことが分かった」といった声をいただき、センシティブな内容がご家庭内で話しやすくなったという声があがりました。

【授業前後で児童の体毛に対する認識が大きく変化】
 「MY FIRST SHAVE」の授業を行なった渋谷区立加計塚小学校の4年生児童44名に対して、授業前と授業後に体毛に関するアンケートを実施しました。授業前後の児童の意見から、正しい体毛の知識やケア方法を伝えた出張授業の成果としてポジティブな結果が浮かび上がりました。
 

  • 授業後は、体毛の正しいそり方がわかったと答える児童の割合は84ポイントもアップ

 授業前のアンケートで”正しい体毛のそり方を知らない”と回答したのは83%に対して、授業後のアンケートにて”正しい剃り方がわかった”と回答した児童は98%にのぼりました。体の成長に合った適切なタイミングで正しい体毛ケアの方法をきちんと伝えることが非常に有効だとわかります。

 

  • 授業を通じて体毛について話すことは恥ずかしくないと回答する割合も増加

 授業前のアンケートで体毛のことを話すのを「恥ずかしい」と感じますか?の問いには全体の14%が「恥ずかしい」と回答し、「恥ずかしくない」は31%でした。授業後に同様の質問をした結果、体毛のことを話すのは「恥ずかしくない」と回答した児童は17%増え、48%となりました。
 授業で高橋先生が話した「体毛が生えるのは、みんな同じで自然なこと」「自分らしさは、みんなそれぞれ違っていい」というメッセージが伝わったこと、また、みんなで堂々と体毛について話し合ったという経験によって、体毛について話をするのは恥ずかしいことではないと感じる児童が増えたのではと考えられます。

  • 「MY FIRST SHAVE」特設サイト

https://schick.jp/pages/my_first_shave
 

  • 「じぶんからだガイド」冊子データダウンロード

https://schick.jp/pages/my_first_shave_detail#anc01
今回の出張授業で使用した教材冊子データを公開しています。思春期のからだの変化をはじめ、体毛ケアの方法やツールの選び方などの実用的な内容、アンケート結果などを掲載しています。

【会社概要】
シェービングを中心としたパーソナルケア商品の提供を通じて、日本、そして世界のすべての人々によりよい顔と、より快適で豊かな毎日を――のビジョンのもと、シェービング関連製品やスキンケア関連製品を提供していきます。

 

社名  :シック・ジャパン(株) (Schick Japan K.K.)
本社  :〒141-8671 東京都品川区上大崎2-24-9 IK ビル
代表者 :代表取締役社長 後藤秀夫
資本金 :3億1,000万円
従業員数:104名(派遣社員含む) ※2022年8月1日現在
事業内容:シェービング関連製品(髭剃り、シェービング剤)、スキンケア関連製品の輸入・製造・販売
URL  :https://www.schick.jp/

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