「ヘルスケア領域への細菌叢の利活用に向けた技術開発および事業検討」を目的とし、株式会社メタジェンと合同会社H.U.グループ中央研究所は戦略的提携契約を締結します

株式会社メタジェンのプレスリリース

 株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田真嗣 以下、「当社」)は、このたび、細菌叢の利活用による次世代ヘルスケアサービスの開発に向け、合同会社H.U.グループ中央研究所(本社:東京都あきる野市、職務執行者 小見和也)と戦略的提携基本契約を締結しましたのでお知らせします。

 細菌叢の研究は、遺伝子解析技術の進歩により飛躍的に研究が発展しており、特に人の腸内細菌叢では、その乱れが健康に影響することが明らかになってきています。ヘルスケア領域においては、腸内細菌叢解析により腸内環境の状態を知ることに加え、個人に最適な腸内環境の改善ニーズが高まり、多様な医療モダリティの実用化も期待されています。

 当社は、独自の腸内環境評価手法「メタボロゲノミクス®」により、便に含まれる腸内細菌叢や代謝物質について網羅的に解析し、得られたデータを統計科学的に統合解析することで、腸内細菌叢の機能理解を目的とした研究開発等に取り組んでいます。また、便から得られたデータに基づき個々人の腸内環境を適切にコントロールする「腸内デザイン®」を提唱しており、便から次世代ヘルスケア産業の創出を目指しています。

 合同会社H.U.グループ中央研究所は、独自に開発した細菌叢解析に関する基盤技術により、 2019年から細菌叢解析受託サービスを開始しています。主にアカデミアからの多様なサンプルに対する解析をはじめ、これまでの実績は論文化もされています。また、解析だけに留まらず、細菌叢関連技術の次世代モダリティの確立やヘルスケア領域での価値創出の主導を目指しています。

 当社ならびに合同会社H.U.グループ中央研究所は、今後、本提携を通じ、ヘルスケア領域における細菌叢の利活用および解析に関する基盤技術開発、ならびに腸内環境に基づく個別最適化サービスを提案するなどの新たな事業の検討を進めてまいります。

 

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