変形性膝関節症患者が家庭で行う運動療法に低周波治療器を活用

オムロンヘルスケアのプレスリリース

 
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下オムロンヘルスケア)と再生医療関連事業のセルソース株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:裙本 理人、以下セルソース)は、オムロンヘルスケア製品に関する売買取引基本契約を締結しました。セルソースが提携する医療機関に向けて、セルソースより「オムロン ひざ電気治療バンド 」の提供を2023年3月から開始します。


膝痛の主な原因である変形性膝関節症は、中高齢者に多い病気です。日本における潜在患者数は約2,530万人とも言われています※1。変形性膝関節症の初期治療では、運動療法による筋力アップや適正体重への減量が重要ですが痛みを理由に十分な運動療法をおこなえないケースもあります。
両社は2021年にセルソースの提携医療機関でPFC-FD™※2を用いた変形性膝関節症の治療を行う患者に、ひざ電気治療バンドを使用しながら家庭での運動療法に取り組んでもらいました。また、2022年3月には協業契約を締結し、家庭で行う運動療法におけるひざ電気治療バンドの活用機会拡大に向け、セルソースが提携する医療機関への情報提供や提案活動などを行ってきました。
これらの取り組みを経て、ひざ電気治療バンドを併用した運動療法のニーズを確認できたことから、売買取引基本契約の合意に至りました。さらに将来的には、その他のオムロンヘルスケア製品やサービスの提供も検討していきます。
 
※1 吉村ら. 変形性関節症の疫学. CLINICAL CALCIUM. 2018; 28巻: 761-766
※2PFC-FD™:患者さま自身の血液から作製したPRP(多血小板血漿)に対して無細胞化とフリーズドライの処理を施し、室温での長期保存を可能にしたもの。なお、PFC-FDはセルソース株式会社の保有する商標です。
 
 

セルソース株式会社

再生医療の産業化推進を目的とし、再生医療を提供する医療機関への法規対応サポートと、脂肪由来幹細胞や血液の加工受託を行う再生医療関連事業を展開しています。再生医療等安全性確保法にもとづく特定細胞加工物製造許可施設(施設番号:FA3160006)にて61,000件以上 の細胞等加工を受託しており、豊富な実績をもとに医療機関に安心してご利用いただけるサービスの提供と、研究・技術開発に努めています。
ホームページ:https://www.cellsource.co.jp
 

オムロン ヘルスケア株式会社

「地球上の一人ひとりの健康ですこやかな生活への貢献」をミッションとして、脳・心血管疾患の発症ゼロを目指す「循環器事業」、呼吸器疾患増悪ゼロを目指す「呼吸器事業」、慢性痛による日常の活動制限ゼロを目指す「ペインマネジメント事業」の3つの事業領域に注力しています。家庭での健康管理から医療現場まで、慢性疾病の予防・治療に役立つ健康医療機器やサービスをグローバルに提供しています。
ホームページ:https://www.healthcare.omron.co.jp/
 

オムロン ひざ電気治療バンド HV-F971

操作が簡単で、歩きながらでも治療することができるひざ電気治療バンドです。
 

商品サイト:https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hvf/hv-f971.html
 
販売名     :オムロン ひざ電気治療バンドHV-F971
医療機器認証番号:230AABZX00094A01
一般的名称   :家庭用低周波治療器
使用目的又は効果:麻痺した筋肉の萎縮の予防及びマッサージ効果。一般家庭で使用すること。
 
 

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