シニア世代の健康寿命を会話コミュニケーションで増進。会話コミュニティ・サービスを提供する株式会社Helteは、阪急阪神ホールディングス株式会社と自治体へのサービス開発のために資本業務提携を始めます。

Helteのプレスリリース

株式会社Helte(本社:千葉県柏市、代表:後藤 学、以下「Helte」)は阪急阪神ホールディングス株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表:嶋田 泰夫、以下「阪急阪神ホールディングス」)と資本業務提携を開始しました。今後、独自のコミュニティ活動を通じて、阪急阪神沿線のシニア層市民の健康寿命増進/介護予防に貢献していきます。

  • 資本業務提携の背景と目的

 

超高齢社会となりつつある日本。COVID-19のパンデミックにより、高齢者の外出や社会活動の機会が極端に減り、体力や認知機能の低下の一因になっていることが指摘されています。またコロナ禍の状況で家族の交流機会も減り、周囲が高齢者の異変に気付くのが遅れるケースなど、日常的なコミュニケーション減少に対する対策は自治体における喫緊の課題となっています。

Helteは「高齢者の生きがい創り」「デジタルでの健康福祉」「デジタルデバイド対策」といった社会課題を解決するために、日本語で世界とつながる会話コミュニティサービス「Sail」などの事業で、自治体との連携を進めてきました。

(左:阪急阪神ホールディングス株式会社 グループ開発室長 奥田 様)
(右:株式会社Helte 代表取締役 後藤)

今回、Helteは、沿線の健康寿命の延伸に取り組んでいる阪急阪神ホールディングスと資本業務提携し、各自治体における高齢者のコミュニティ再生・活性化やコミュニケーション機会の創出など、新たなソリューション事業を展開・拡大していきます。

なお、今回の資本業務提携につきましては、こちらのファンドから出資を受ける予定です。
▼阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/cvc/

資本業務提携を通じて期待される効果
①シニアの健康寿命増進・心の健康維持へ寄与する拡張性のあるサービスの構築
 -Sailを軸とした独自のオンライン/オフラインコミュニティを構築
 -ICTを活用した社会参加パッケージの販売(Sail)
②自治体への提案パッケージの構築
 -産学官民連携での水平展開可能なモデルでビジネスモデルの耐久性が向上
③阪急電鉄、阪神電気鉄道沿線の地域住民さま参加型のインバウンド獲得へ向けた施策運用

 Helteと自治体の連携事業実績
・北九州市 「外国人人財紹介の実証事業」
・豊田市 「官民連携介護予防 ずっと元気!プロジェクト」
・藤沢市 「個別協定 ICT普及啓発と新たなコミュニケーション機会の創出」
・神奈川県 「コミュニティの再生・活性化に関する連携協定」
・神戸市「STOP COVID-19 ×#Technologyプロジェクト 実証実験」
 

  • 株式会社Helte 代表取締役 後藤 学 のメッセージ

Helteは、「分断のない活力ある社会を創る」というビジョンのもと、会話コミュニティ・サービス「Sail」を起点とした国内外の事業に取り組んでいます。今回、阪急阪神ホールディングス社との連携により、弊社がシニア向けサービスの中で培ってきた経験を活かし、沿線上のシニアの方々の心の健康維持・促進に貢献することで、日本の高齢社会の抱える課題に新たな解決策を提供する事業に取り組みます。また、日本のシニア層が生き生きと活躍できる、未来志向の社会インフラを創造し、阪急阪神ホールディングス社との協業を通じて、社会にインパクトのあるモデルを実現していくことを目指します。

 

  • 阪急阪神ホールディングス株式会社 グループ開発室長 奥田 雅英 様 のメッセージ

当社グループでは、「健康寿命が延びる沿線」の実現を目指し、自治体や医療機関等と連携して、地域課題の解決やヘルスケア領域におけるさまざまなサービスの開発を進めています。
Helte社は、日本人と外国人の方が日本語で交流するためのサービス等を展開しており、日本のシニア世代や外国人の方に向けて、コミュニケーションの機会や学びの機会等を提供している企業です。今後は、同社とともに、健康寿命の延伸や訪日需要の喚起につながる新たなサービスの提供に取り組んでまいります。

 

  • Sailを活用した高齢化問題の課題解決

Sailとは
日本の人と日本に関心を抱く世界の人々を”日本語”でつなぐ「会話コミュニティ・サービス」です。160以上の国と地域から20,000名の人が参加、20万回以上の会話を生み出してきました。予約、会話、評価、分析まで統合して行い、日本の高齢化問題、外国人の教育や文化理解の課題をワンストップで解決していきます。

神奈川県や豊田市、東京大学、奈良女子大学といったパブリックセクターとも連携し、日本の人と世界の人々をつなげて、社会課題の解決、産学連携でのソーシャルインパクトの創出に取り組んでいます。

▼Sailのホームページはこちら
日本の人向け
https://sailjp.helte.jp/
世界の人向け
https://sailglobal.helte.jp/

オンラインコミュニティによる健康寿命延伸・心の健康維持へ寄与

コロナ禍で社会参加の機会を失った日本人と外国人との交流を通じ、オンラインサービスの活用による「ボーダーレスな地域社会」を構築しながら、コミュニティの再生・活性化を進めます。

Sailをきっかけに、独自のコミュニティを形成。ICT推進の活動で、スマホ教室など交流と学びの場の創出を目指します。

Sailを活用した行政へのアプローチ方法
①シニア層に向けたデジタル活用支援の推進事業
②Sailを活用したコミュニティスペースでのデジタル教室
③Sailでの会話体験、コミュニティ醸成のパッケージ化
 

  • 株式会社Helteについて

社名:株式会社Helte
URL:https://helte.jp/
Sail URL:https://sailjp.helte.jp/
所在地:千葉県柏市東上町 2-28 第一水戸屋ビル 3F Nob+内
代表取締役:後藤学
資本金:130,181,703円
事業内容:
・日本語の会話コミュニティ・サービス「Sail」の運営業務
・オウンドメディアの運営
・海外人財と企業のマッチング

▼Helte コーポレートサイト
https://sailjp.helte.jp/

▼「Sail」ウェブサイト
https://sailjp.helte.jp/

▼「Sail夢プロジェクト」ウェブサイト
https://yume-pro.helte.jp

▼「世話カツ」ウェブサイト
https://sewa-katsu.helte.jp/ja/

NHK WORLDのドキュメンタリー番組「RISING」(世界放映)で株式会社Helteの取り組みが紹介されました
今回の放映では、後藤代表の事業への思いや企業理念、会話コミュニティ・サービス「Sail」の運営、行政との連携、「Sail夢プロジェクト」の舞台裏、新規事業「世話カツ」の準備など、Helteの事業の様々なシーンが収録されており、企業としての次のステージが描かれる内容となっています。

▼Connecting the World through Japanese: Learning Platform Founder – Goto Manabu
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2042132/
 

  • 阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合の概要

ファンド名称  阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合
ファンド規模  30億円
設立日     2021年4月1日
運用期間    10年
運営会社    SBIインベストメント株式会社
主な投資領域
 当社グループのDXプロジェクトに付随するもの
 観光・インバウンドに付随するもの
 新たなコンテンツ(エンタメ・旅行等)の開発に寄与するもの
 生産性向上(業務効率化)に寄与するもの
 中長期を見据えた新たな事業機会を開拓するもの
・ ヘルスケア・ウェルビーイング
・ 生活関連サービス
(当社グループが現時点で手掛けていない生活に関わるサービス)
・ SDGs・沿線価値向上
(沿線エリアにおける消費・移住・移動・雇用等の創出を通じた
人口減少・高齢化対策、地域経済活性化等につながるサービス)
 

  • 本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社Helte
担当者:渡辺 天海(わたなべ てんかい)
e-mail:support@helte-corp.com

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