ランキング1位は小田切ヒロ!メイクアップアーティストのタレント化が進行、動画発信力がますます問われる時代へ

株式会社LITUSのプレスリリース

メイクのプロを目指せるスクール・専門学校比較・おすすめ・ランキング情報サイト「メイクラ」の運営業務を担う株式会社LITUS(本社:東京都港区、代表取締役社長:沢辺 敦志)では、メイクアップアーティストの提案するメイク、スキンケアを参考にしたことがある人を対象に、好きなメイクアップアーティストに関するアンケート調査を実施いたしました。

本アンケート調査は第1回を2022年8月に実施、今回が2回目の実施となります。前回との比較を交えながら結果をご紹介します。

【アンケート結果要約】

  1. 人気ランキングトップ3は小田切ヒロ、IKKO、河北裕介
  2. タレント化が進行、キャラクターがファン獲得のカギ
  3. 動画での発信力がますます問われる傾向に

【調査概要】

  • 調査対象:メイクアップアーティストの提案するメイク、スキンケアを参考にしたことがある人
  • 調査地域:全国
  • 調査期間:2023年3月15日~2023年3月22日
  • 調査方法:クラウドソーシングサービスを利用し回答を収集
  • 回答数 :300件(有効回答数297件)

【第1回調査結果】
ランキング1位は河北裕介、メイクアップアーティストの主戦場はYouTubeへ。あらゆる「お悩み」へのアプローチとキャラクターが人気を左右
https://dressingup.jp/artist/923/

人気ランキングトップ3は小田切ヒロ、IKKO、河北裕介

「好きなメイクアップアーティスト」について、今回も前回実施時と同様に、メイクラの以下記事に名前が挙がっている有名メイクアップアーティストを基本の選択肢として調査を行いました。

参考:目標にしたい有名メイクアップアーティスト・ヘアメイクアップアーティスト17名紹介
https://dressingup.jp/artist/72/

以下にグラフとランキング形式で結果をご紹介します。
 

図表:好きなメイクアップアーティスト(全体)

【人気メイクアップアーティストランキング】

第1位 小田切ヒロ(67票)
https://dressingup.jp/artist/644/

第2位 IKKO(58票)
https://ikko.cc/

第3位 河北裕介(53票)
https://dressingup.jp/artist/654/

前回1位となった河北裕介さんが3位、そして前回3位だった小田切ヒロさんが1位となりました。2位にはゴールデンタイム帯のテレビ出演の多いIKKOさんが引き続きランクインしています。

今回のアンケート調査では、20~30代の「ヤング世代」が全回答者の61パーセント、40~50代の「ミドル世代」が37パーセントを占めました。
 

図表:回答者の年代

次に、ヤング世代、ミドル世代に絞って、それぞれの世代で人気のメイクアップアーティストを見てみましょう。
 

図表:好きなメイクアップアーティスト(20~30代)

【20~30代の人気メイクアップアーティストランキング】

第1位 小田切ヒロ(54票)
https://dressingup.jp/artist/644/

第2位 河北裕介(35票)
https://dressingup.jp/artist/654/

第3位 IKKO(31票)
https://ikko.cc/

全体の結果と2位・3位が入れ替わっています。着目したいのは、1位の小田切ヒロさんと2位・3位のおふたりとの差が全体に比べて大きくなっている点。小田切ヒロさんがとくに20~30代のヤング世代から圧倒的支持を得ていることがわかります。

続けて「40~50代」に絞った結果を見てみましょう。
 

 

 

図表:好きなメイクアップアーティスト(40~50代)

【40~50代の人気メイクアップアーティストランキング】

第1位 IKKO(25票)
https://ikko.cc/

第2位 藤原美智子(18票)
https://dressingup.jp/artist/639/

第2位 河北裕介(18票)
https://dressingup.jp/artist/654/

第3位 小田切ヒロ(10票)
https://dressingup.jp/artist/644/

ミドル世代ではIKKOさんが1位に浮上しました。IKKOさんに関する「どんなところが好きか、どういうところを参考にしているか」という自由記述の設問には「テレビ」というワードが特に多く見られ、受動的に目に入ってくるテレビのメディアとしての強さを感じさせます。

前回はミドル世代で1位を獲得した藤原美智子さんも引き続きランクインし、安定した人気を誇っています。

また今回の調査で全体とヤング世代では1位の座を譲った河北裕介さんですが、ミドル世代では2位にランクインし前回調査よりも順位を上げています。ヤング世代のみならずミドル世代の支持が厚くなってきたことは、流行・ブームの域を抜けて一般に人気が定着してきたことを示しているとも言えそうです。

タレント化が進行、キャラクターがファン獲得のカギ

「参考にするメイクアップアーティストの最大の決め手」についての質問は、「手掛けているメイクの仕上がりが自分の好みに合う」が35パーセントで最も多い回答となりました。しかしこれは前回40パーセントを占めていた回答で、5パーセント下がっています。
 

図表:参考にするメイクアップアーティストの最大の決め手

逆に今回パーセンテージを上げた回答は「本人の人柄、キャラクターが魅力的」(20→23パーセント)、「メイクやスキンケアに対する考え方(思想)が納得できる」(12→13パーセント)、「本人のメイクや肌に憧れる」(1→3パーセント)です。

ここから見えてくるのは、メイクアップの実力のみならずメイクアップアーティスト本人のキャラクターや考え方、ビジュアルへの関心がいっそう高まっているということ。いわばメイクアップアーティストの「タレント化」ともいえる現象が起こっています。

全体のランキングで1位を獲得した小田切ヒロさんは、「HIRO BEAUTY CHANNEL」というメイクアップのメインチャンネルの他に「小田切ヒロの「そうよ〜」な日常」という日常生活を紹介するサブチャンネルを運営しています。
※以下、チャンネル登録者数は2023年3月30日時点

HIRO BEAUTY CHANNEL(チャンネル登録者数 77.3万人)
https://www.youtube.com/channel/UC8oF7jmQsKbMVrCv5LrP32w

小田切ヒロの「そうよ〜」な日常(チャンネル登録者数 16.2万人)
https://www.youtube.com/channel/UCiF2j4FUWiWzBo_rhpfFVOA
 

これまで裏方であるメイクアップアーティストの「日常生活を知りたい」というニーズは考えにくいものでした。しかしくり返し動画を見続けることで、メイク技術だけでなく本人の人柄のファンになる人が増えています。

全世代に支持されるIKKOさんも「どんだけ~」でおなじみの強いキャラクターが特徴で、お笑い芸人にモノマネされるほどのタレント性が人気を支えています。今やメイクアップアーティストとしてでなくタレントとして認識している人も多いでしょう。

このようなメイクアップアーティストのタレント化を促進している要因として見逃せないのは動画メディアの流行。そこで最後に、動画発信に関する興味深い調査結果をご紹介します。

動画での発信力がますます問われる傾向に

ここで今一度、全体の人気ランキングを振り返ってみましょう。
 

図表:好きなメイクアップアーティスト(全体)

グラフを見て気になるのが「その他」の存在感。ここではその40票の内訳を一部ご紹介します。アンケート調査の自由記述欄で2票以上を獲得した「その他」のメイクアップアーティストは以下のとおりです。

【「その他」で2人以上が名前を挙げたメイクアップアーティスト】

  • 兵藤小百合(5票)
  • ウォン・ジョンヨ(4票)
  • 岸順子(4票)
  • かじえり(3票)
  • ALISA(2票)
  • SHOKO(2票)

名前が挙がったメイクアップアーティストの多くは、YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSで頻繁に動画発信を続けている方々です。

もっとも多くの票を獲得した兵藤小百合さんはYouTubeの登録者数が35.3万人と、全体でランクインする河北裕介さんの38万人に迫る勢いを見せています。
※チャンネル登録者数は2023年3月30日時点

兵藤小百合|さゆりメイク(チャンネル登録者数 35.4万人)
https://www.youtube.com/@sayuri-makeup/
 

また「ヘアメイク職人 化け子」という名前で活動している岸順子さんや、「発信型メイクアップアーティスト」を名乗るかじえりさんとも共通している点は、自分自身をモデルにした動画を発信しているということ。

もともと目鼻立ちが整った俳優やモデルを起用するわけでなく、自分自身の顔を使って視聴者とさまざまな悩みを共有しながらメイクを解説していくことで、視聴者から親しみやすさと好感を得ています。

また年齢相応のメイク術や「プチプラコスメ」(安く購入できるコスメ)を使ったメイクアップなど、洗練された美の世界……というよりも視聴者の実生活に寄り添った提案が多いことも特徴。視聴者がより身近に感じられるようなコンテンツで支持を集めています。

メイクアップアーティストのタレント化が進み、メイクのスキルと同じくらい本人のキャラクターや生活そのものに注目が集まる時代。動画で視聴者からの人気を獲得すればそのままそれがプロとしての仕事にもつながっていく流れができ、メイクアップアーティストにもますますマルチな能力が求められていると言えるでしょう。

 

メイクラについて
URL:https://dressingup.jp/

メイクラはメイクのプロを目指すためのスクール・専門学校の比較・おすすめ・ランキング情報サイトです。メイクアップアーティストになるためのハウツーや、メイクアップアーティストの仕事に関するリアルな体験談などもご紹介しています。

【本調査に関するお問い合わせ先】

会社名:株式会社LITUS(リッタス)http://socialecoo.jp/
所在地:東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
担当者:沢辺
メールアドレス:info@litus-web.com

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