「あなたの飲み物選び、大丈夫?」虫歯と pHの影響を知る人は全体の3割以下!

歯科医院向けマーケティングDXサービスを提供するウミガメ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表者:松下勇介)は、虫歯と飲み物のpHの影響に関するアンケートを実施しましたので、結果をご紹介します。

ウミガメ株式会社のプレスリリース

アンケート結果概要

飲み物が歯に与える影響を知っていますか?

今回は「飲み物のpH(酸性度)が歯に与える影響」について、皆さんにアンケートを実施しました。その結果、全体の24%の方が「酸性度が歯に影響する」と知っていた一方で、約半数以上の方が「知らなかった」と回答しました。特に男性では57.3%が「知らなかった」と答えており、女性(45.3%)よりも認知度が低い傾向が見られました。

このアンケート結果から、飲み物の選び方が歯の健康に与える影響について、まだまだ知られていないことが多いことが分かります。この記事では、炭酸飲料がむし歯になりやすい理由や、歯を守るための飲み方について詳しくお伝えします。

炭酸飲料がむし歯になりやすい理由

「炭酸飲料はむし歯になりやすい」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?その理由は、大きく分けて2つあります。
まず、酸性度が高いことです。飲み物にはpH値という酸性度やアルカリ性を示す指標があります。中性は7で、それより低いと酸性になります。歯の表面はpH5.5以下になると溶けやすくなるため、炭酸飲料のような酸性度の高い飲み物は歯にダメージを与える可能性が高いのです。
次に、砂糖の含有量が多いことです。炭酸飲料には多くの砂糖が含まれており、むし歯菌のエサになります。この菌が糖分を分解して酸を作り出し、歯をさらに溶かす環境を作ります。
例えば一般的な炭酸飲料のpH値は約3.0と酸性度が高く、500mlあたりスティックシュガー約17本分の糖分が含まれていることが多いです。他にもスポーツ飲料やジュース類も同様に酸性度が高く、砂糖が多い傾向にあります。

酸蝕症にも要注意

むし歯とは別に、酸蝕症という病気もあります。これは飲み物や食品に含まれる酸が直接歯を溶かしてしまう状態を指します。特に炭酸飲料や柑橘系の果物、酢を使った調味料などが原因になることが多いです。また、胃酸の逆流や嘔吐も酸蝕症を引き起こす場合があります。

歯を守るために気をつけたいこと

歯を健康に保つために、飲み物の選び方や飲み方を見直してみましょう。
中性に近い飲み物を選ぶことが大切です。水やお茶、牛乳などpH値が6以上の飲み物は歯に優しい選択です。
飲み方を工夫することも重要です。「ダラダラ飲み」を控えたり、飲んだ後に水でうがいをするだけでも歯への影響を軽減できます。
砂糖が多い飲み物の摂取を控えることも必要です。栄養成分表示を確認し、糖分が多い飲み物は頻繁に摂らないようにしましょう。

【調査概要】
対象者:全国の20代〜40代の男女
サンプル数:300人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート 実施日:2024年12月

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