チャーミングケアが5年連続で実施した独自調査の最新結果を公開。担当窓口リンク集も全面刷新
一般社団法人チャーミングケアのプレスリリース
一般社団法人チャーミングケア(大阪府池田市:代表理事 石嶋瑞穂)では、全国の市区町村で実施している「アピアランスケア支援事業」について、2022年度より独自調査を行い、情報を取りまとめています。毎年7月から8月にかけて全国1,741市区町村および47都道府県の公式Webサイトを対象とした全数調査を行なっており、このたび2026年度の最新調査結果、および5年間の調査の軌跡をまとめた特集記事をチャーミングケアHPにて公開いたしました。
▶︎https://charmingcare.jp/appearance-care/5th-report
あわせて、5年間の調査で見えてきた「情報の探しにくさ」を踏まえ、各市区町村の担当窓口リンク集も全面刷新しました。
▶︎https://charmingcare.jp/appearance2026

アピアランスケア支援事業とは
がん患者向けの「アピアランスケア(病気による外見変化へのケア)助成」を都道府県や市区町村が主体となって行う支援事業のことです。自治体によって助成の有無や対象者・対象品目が異なり、地域格差が生じています。

当法人が本調査を開始した背景には、子どものアピアランスケア助成の構造的な課題があります。退院後の支援は市区町村の「アピアランスケア支援事業」が受け皿となる一方で、実施状況には大きな地域格差が存在します。実態把握のため、2022年から毎年7〜8月に実査、8〜9月に結果公表の形で調査を継続しています。
※調査手法:全国1,741市区町村および47都道府県の公式Webサイトを対象とした全数調査。各自治体の助成事業ページを目視で1件ずつ確認し、要綱・実施状況・担当窓口情報を収集。
2026年度アピアランスケア支援事業実態調査結果
2026年6月〜7月に行った当法人の調査により、アピアランスケア支援事業としてなんらかの助成を市区町村および都道府県が行っている自治体は全体(1,741市区町村)の80%(1,394市区町村)という結果になりました。

5年間で実施自治体は約2倍以上に拡大
2022年度の初回調査以降、実施自治体は毎年着実に増加しています。

詳細はこちら▶︎https://charmingcare.jp/appearance-care/5th-report
助成金額の上限も引き上げ傾向

ウィッグ助成の上限額を見ると、「1.5〜2万円」層は依然として最多(561自治体)ながら、「5〜9万円」層は2022年の59自治体から2026年は141自治体へ、「10万円以上」層も1自治体から78自治体へと大きく増加しています。単純な自治体数の広がりだけでなく、既存自治体で制度の拡充が進んでいることを示唆します。

また、都道府県と市区町村の両方の助成を併用できる「合算助成」の自治体は、2022年の69から2026年の161へと約2.3倍に増えました。制度の重層化が進んでいるといえます。
5年間の調査で見えた「情報の探しにくさ」──担当窓口リンク集を全面刷新
制度が拡張されていく一方、毎年調査を続ける中で、当法人が強く感じているのが申請そのもののしにくさです。担当部署は年度ごとに変わることがあり、掲載ページのURLも変更されて過去のリンクが切れる。都道府県と市区町村の要件を突き合わせて自分に該当する助成を把握するには、複数のページを横断して読み解く必要があります。
前年の調査記録を持ち、毎年同じ手順で追跡している当法人でも、1自治体あたり5〜7分かけて確認と精査を行っています。制度の存在を知っていて手順もマニュアル化している立場でもこれだけの時間がかかるということは、初めて情報にたどり着こうとする利用者にとって大きな負担になっていることが推察されます。
こうした課題を踏まえ、当法人サイト内の「担当窓口リンク集」を全面刷新しました。「都道府県主体助成問い合わせ先一覧」と「市区町村実施自治体一覧」を地方ブロック別に整理し、スマートフォンでも探しやすい構造に改修しています。

各市区町村の担当窓口リンク集 ▶︎https://charmingcare.jp/appearance2026
政策関係者との対話
2022年度の初回調査後に、当法人および有志の方々と連盟でアピアランスケア支援事業を国の施策として行う方向性を考えていただきたい旨の陳情を各所に行いました。
その後も継続的に政策関係者との対話を重ねており、2026年7月には文部科学省およびこども家庭庁との面談を実施いたしました。9月頃には厚生労働省への調査結果報告および提言を予定しています(日程は現在調整中)。
「子どものアピアランスケア意識調査」実査完了、11月に学会発表予定
市区町村の実態調査と並行して、当法人独自の取り組みとして、これまで十分な調査が行われてこなかった「子ども自身による外見ケアへの意識・ニーズ」を明らかにするため、全国の小児がん経験者とそのご家族を対象とした「子どものアピアランスケア意識調査」を2025年8月〜10月にかけて実施しました。
現在、実査は完了しています。現状レポートを元に、厚生労働省・文部科学省など関係省庁への報告および提言を進めているほか、研究論文の執筆を進行中です。2026年11月開催予定の学会にて研究発表を予定しています。
倫理審査:国立成育医療研究センター倫理審査委員会にて承認済
詳細ページ: https://charmingcare.jp/learn/survey1
今後について
助成事業の実施率が80%に達した今、次に問われるのは「どのように必要な人に情報を届けるか」だと考えています。5年連続の全国調査で蓄積してきたデータと、現場で見えてきた実務的な課題を踏まえ、情報にたどり着きやすい形での発信のあり方を、次の取り組みとして構想しています。
一般社団法人チャーミングケアの取組
病気や障害のある子どもと家族のための生活の質の向上に着目し、「まなぶ・はたらく・かう・しる・おうえんする」の5軸の事業を展開しています。https://charmingcare.jp/

アピアランスケア関連情報
▶ チャーミングケア「こどものアピアランスケアページ」: https://charmingcare.jp/appearance-care/
▶ アピアランスケア関連商品など販売サイト「チャーミングケアモール」
https://www.charmingcaremall.com/
▶ 行政との情報連携: 大阪府がんポータルサイト内 アピアランスケア取組企業一覧
【企業概要】
会社名:一般社団法人チャーミングケア 設立:2019年7月
所在地:大阪府池田市新町1-4-池田西山ビル1F
代表理事:石嶋 瑞穂(いしじま みずほ)
E-mail: info@charmingcaremall.com
事業内容:福祉関連事業、EC事業、メディア事業、広告事業、雑貨企画販売事業
URL:https://charmingcaremall.com/
URL:https://charmingcare.jp/

