【怒るのが苦手なあなたへ】怒れない理由を知り、自分も相手も大切にする怒り方を学ぶ『なぜ私は怒れないのだろう』11/15発売

株式会社産業編集センターのプレスリリース

株式会社産業編集センター(本社:東京都文京区、代表取締役:環早苗)は、2021年11月15日(月)に、『なぜ私は怒れないのだろう』を刊行いたします。

『なぜ私は怒れないのだろう』書影『なぜ私は怒れないのだろう』書影

https://www.shc.co.jp/book/16073

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事・安藤俊介さんは、今「怒れない人」が増えていると言います。本書は、怒りをコントロールするプロフェッショナルである安藤さんが「怒るのが苦手な人」「怒り方がわからない人」へ向けて、怒れない理由・怒りという感情の必要性・上手な怒り方を解説する1冊です。
 

『なぜ私は怒れないのだろう』見開きサンプル『なぜ私は怒れないのだろう』見開きサンプル

この本の刊行に先駆けて、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会と株式会社産業編集センターは共同でアンケート調査を実施し、728人から回答を得ました。

 

  • 〈アンケート概要〉

・調査期間:2021年10月12日〜26日
・調査方法:WEBアンケート(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会HP上)
・調査対象:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 協会員、メールマガジン登録者、SNSフォロワー等のうち「怒ることが苦手だ」と感じている人
・回答数:728件

 

  • 〈アンケート結果概要〉

●あなたが怒れない理由を教えてください(複数回答可)
 

あなたが怒れない理由を教えてくださいあなたが怒れない理由を教えてください

[選択肢詳細]
・いい人でいたいと思っている(怒ることで嫌われたくない)
・怒っても仕方がないと思っている(怒ることをあきらめている)
・怒っている人を見ると怖いと思う(そういう人に自分はなりたくない、そう見られたくないと思う)
・怒り方がわからない(どう怒ってよいのか、伝えてよいのかわからない)
・自分に自信がない(自分の言うことなんて聞いてくれない、言っても無駄だと思う)
・間違えたくない(怒ることで失敗をしたくない)
・怒りを怒りだと感じていない(自分が怒っていることに気づくのが遅い)
・怒ることは恥ずかしいことだと思っている(いい大人が怒るのは恥ずかしいこと)
・責任をとりたくない(怒ったことに対する結果、影響を考えてしまう)

実に過半数の人が「いい人でいたい」「怒っても何も変わらない」と感じていると回答。嫌われることへの恐怖感を持っていること、また適切に怒ることの効用が理解できていないことがわかります。

●あなたの怒りはどちらのタイプですか?
 

あなたの怒りはどちらのタイプですか?あなたの怒りはどちらのタイプですか?

・後から怒りがじわじわくるタイプ 53%
・その場ですぐに怒りを感じるタイプ 47%

回答は拮抗しましたが、何か起きたとき、怒りを感じるのに時差があると感じるタイプがやや上回りました。

●後から怒りがじわじわくるタイプの方へ:後から自分が怒っていると気づいたとき、どうしますか?(複数回答可)
 

後から自分が怒っていると気づいたとき、どうしますか?後から自分が怒っていると気づいたとき、どうしますか?

[選択肢詳細]
・他の人に話す
・何もできずにモヤモヤするだけ
・忘れてしまう/忘れる努力をする
・日記をつける
・直接本人に言う
・特に何もしない
・SNSで気持ちをシェアする

「他の人に話す」が最も多く53.7%。一方、4割を超える人が、怒りを感じたとしても「何もせずにモヤモヤするだけ」と回答。適切な怒り方がわからず、問題の解決ができていないことがわかります。

 

  • 〈アンケート総括 安藤俊介先生より〉

この度は「なぜ私は怒れないのだろう」の調査にご協力いただきまして誠にありがとうございました。728件と非常に多くの方から回答をいただきました。多くの方にとって関心のあるテーマであったと受け取っております。まずは調査にご協力いただきましたこと、深く御礼申し上げます。
回答全体を通して多くの人が怒ることのマイナス面ばかりに目が向くことで怒ることに苦手意識を持っていることが垣間見えます。
例えば、約半数の人が怒れない理由について、いい人でいたいから、怒っても仕方ないと回答しています。怒ることで嫌われると思っていますし、怒っても仕方ないと思うのは怒ることの効用が実感できていないからです。
また約4割の人が怒りを感じたとしても、何もせずにモヤモヤするだけと回答しています。怒りを感じたとして何もしなければ何も解決しません。時間が解決をしてくれるとも言いますが、それは積極的な解決というよりも消極的な解決であって、運を天に任せるようなものです。
アンガーマネジメントは怒らなくなる方法ではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目指します。
上手に怒れるようになれれば、皆さんが危惧しているような怒ることで嫌われたり、人間関係にひびが入るようなことはなくなります。またモヤモヤした気持ちのまま過ごして心身に不調をきたすようなこともなくなります。
本書を読み、アンガーマネジメントができるようになることで、怒れない人が上手に怒れるようになることを期待します。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤俊介

 

  • 【書誌情報】

『なぜ私は怒れないのだろう』書影『なぜ私は怒れないのだろう』書影

書名:なぜ私は怒れないのだろう
著者:安藤俊介
仕様:四六判、206ページ、本文1色
定価:1,540円(本体価格1,400円+税)
発売:2021年11月15日
ISBN:978-4-86311-316-9
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4863113161
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/16901317/

 

  • 【著者プロフィール】

著者近影著者近影

安藤俊介(Ando Shunsuke)
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事。アンガーマネジメントコンサルタント。怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者。アンガーマネジメントの理論、技術をアメリカから導入し、教育現場から企業まで幅広く講演、企業研修、セミナー、コーチングなどを行っている。ナショナルアンガーマネジメント協会では15名しか選ばれていない最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアジア人としてただ一人選ばれている。主な著書に『アンガーマネジメント入門』(朝日新聞出版)、『私は正しい その正義感が怒りにつながる』『怒れる老人 あなたにもある老害因子』(産業編集センター)等がある。著作はアメリカ、中国、台湾、韓国、タイ、ベトナムでも翻訳され累計65万部を超える。
 

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