女性のココロとカラダのケア、よりよい未来へ メトロポリターナ「フェムケアプロジェクト」スタート

産経新聞社のプレスリリース

産経新聞社(東京都千代田区、社長・飯塚浩彦)が発行するフリーマガジン「metropolitana(メトロポリターナ)」は、女性のココロとカラダのケアを起点によりよい未来につなげる「Fem Care Project(フェムケアプロジェクト)」( https://www.sankei.com/special/femcareproject/ )を立ち上げました。家庭や職場、学校などあらゆる場面で、誰もが当事者として、互いに語り合い、理解し合い、寄り添うことのできる社会の実現を目指し、意識と行動を促す情報を発信していきます。

近年、女性特有の健康課題を解決するために生まれたサービスや商品を指す「フェムテック」という言葉に注目が集まっています。フェムテックは「female(女性)」と「technology(テクノロジー)」を掛け合わせた造語です。経済産業省は、女性の月経に関する体調不良による経済損失が年間6,828億円(※1)にのぼると発表しました。

2021年6月号「メトロポリターナ」でフェムテックに関する特集を実施したところ、大きな反響がありました。読者アンケートでは、生理や更年期などによる体調不良を、周囲と共有しづらい状況や休暇の取りにくさ、働き方などに対する意見が寄せられる一方で、女性のみならず、男性からも女性の身体を知り、歩み寄ることの重要性を問う声が多く寄せられました。
私たちは、そういった女性の身体やライフステージに関わる悩みや不安を、個人の問題ではなく社会の課題として捉えようという動きに着目し、プロジェクトを立ち上げました。
(※1)健康経営における女性の健康の取り組みについて(2019年3月、経済産業省ヘルスケア産業課)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/josei-kenkou.pdf

《プロジェクト概要》
毎月発行をするメトロポリターナでは、フェムテックやフェムケアの最新情報や女性特有の健康課題への対処法など、専門家や企業とともに発信を強化します。本誌の特集に加え、個人、企業が参加できるオンラインセミナーなども随時実施します。地下鉄を利用する多くの人たちが手に取れるフリーマガジンという特性を生かし、広く情報を届けることで、女性だけでなく、様々な立場の読者が自分事として正しい知識を知り、歩み寄り、互いのケアに向き合えるよう、対話を促し、相互理解につながるきっかけを提供します。

《ロゴの由来》
「Female」は「生物学的な分類における女性」、「Care」は配慮、気配りを意味します。女性特有の健康課題を考えることをスタートラインに、まずは知ること、話すことから始めたい。だれもが自分、そして相手のことを思い語り合える世界を願い、吹き出しをモチーフにしました。

【活動1】 連載「FemTalk(フェムトーク)」
10月号より、本誌編集長が、女性の健康や働き方などについて、フェムテック・フェムケアの専門家やトップランナーにインタビューする「フェムトーク」がスタートしました。
第1回(10月号)一般社団法人女性の健康推進協会 代表理事 濵脇文子氏『助産師さんに聞いた 女性の身体、健康のこと』
第2回(11月号)fermata株式会社 COO 近藤佳奈氏『フェムテックってなんだろう』
第3回(12月号)株式会社エムティーアイ 執行役員 ヘルスケア事業本部ルナルナ事業部 事業部長 日根麻綾氏『女性の健康課題に対する男性意識の現在地』
【活動2】 2022年2月号、3月号の巻頭特集
2月号では、生理に関する基礎知識や一人一人に合わせたケアの選択肢を紹介。3月号では、より社会全体の変化にフォーカスをあて、企業や自治体の取り組みを取り上げるなど、読者にアクションを促す巻頭特集を予定しています。
【活動3】 産経新聞グループ各媒体などへの情報配信
メトロポリターナの発信と並行し、ニュースサイト「産経ニュース」では、生物学的に異なる男女が、互いのカラダの仕組みを知り、不調や生きづらさに寄り添うことを目指した特集記事などを配信していきます。

《今後の予定》
2022年1月 専門家、推進パートナー、外部プラットフォームなどの連携を強化し、関心層を広く集客
2022年2月 メトロポリターナ巻頭特集第2弾
2022年3月 メトロポリターナ巻頭特集第3弾、「女性の健康週間」「国際女性デー」にあわせてイベントを開催予定

《公式HP》 https://www.sankei.com/special/femcareproject/

《メトロポリターナについて》
産経新聞社が発行するフリーマガジン。毎月10日に東京メトロの主要駅で配布しており、2003年の創刊当時から、働く女性を中心に様々なライフスタイルを提案しています。2021年6月号では『まずは知りたいフェムテック』と題して巻頭特集を行い、生理や妊活、更年期など女性の健康課題を解決する「フェムテック」について全8ページで展開しました。

《お問い合わせ先》メトロポリターナ編集部 メール: fem-care-project@sankei.co.jp
 

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