メンタルヘルスケアのemol、5連休明けの意識調査を実施。「行きたくない」61%、でも実際に休んだのはわずか2%

emol株式会社のプレスリリース

5連休明けの本音と行動のギャップ

メンタルヘルスケアアプリ「emol」(エモル)を運営するemol株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:千頭沙織、以下「emol」)は、11年ぶりとなる2026年9月の5連休(シルバーウィーク、9/19〜23)明けに、働く人を対象とした意識調査を実施しました。その結果、働く人の61.2%が「仕事や学校に行きたくない」という気持ちを何らかの形で感じていた一方、実際に休みを取った人はわずか2.0%にとどまりました。また、約3割(28.9%)が「仕事や学校を辞めたい」と一時的にでも感じ、74.6%がその気持ちを誰にも話せていないことも明らかになりました。本調査結果は、10月10日の「世界メンタルヘルスデー」、そして同日から始まる3連休に合わせて公表するものです。

■ 調査のポイント

・5連休明けに「行きたくない」と少しでも感じた人は61.2%。一方、実際に休んだ人は2.0%にとどまる

・「仕事や学校を辞めたい」と思った人は28.9%(「本気でそう思った」9.0%、「一時的にそう思った」19.9%)

・その気持ちを「誰にも話せなかった」人は74.6%。理由の最多は「話しても仕方ない」(49.3%)

・気持ちが続く場合に相談したい相手は「誰にも相談したくない」が59.2%で最多。「心療内科・精神科の医師」は9.0%、「カウンセラー」は5.5%

■ 背景

2026年9月は、カレンダーの巡り合わせにより11年ぶりに5連休となりました。長い休みのあとには「行きたくない」という気持ちを口にする人が多い一方で、その気持ちがどの程度の強さで、実際の行動にどう結びつき、そして誰かに話せているのかは、あまり可視化されてきませんでした。

emolは「メンタルヘルスケアをすべての人に」をスローガンに、メンタルヘルスケアの社会実装を進めています。今回、連休明けの心理状態と、その気持ちを誰かに話せているかを明らかにするため、働く人を対象とした意識調査を実施しました。

■ 調査の概要

対象・方法

「5連休・シルバーウィーク明けの気持ちに関する調査」として、セルフ型インターネットリサーチ「Freeasy」を用いて、全国の20〜99歳の男女300名を対象に、2026年9月24日(連休明け当日)にインターネット調査を実施しました。このうち、調査時点で就業している有職者(※1)201名を集計対象としています。

■ 調査の結果

1. 「行きたくない」61.2%、でも実際に休んだのは2.0%

「5連休明け、仕事・学校に行きたくないと感じた強さ」を尋ねたところ、「少しでも感じた」人は合計61.2%にのぼりました。一方、「連休明け、実際に休んだ、または休もうか迷ったか」という設問では、実際に休みを取った人はわずか2.0%(「休むか迷ったが行った」を含めても11.4%)にとどまりました。多くの人が「行きたくない」という気持ちを抱えながらも、実際には出社・登校している実態が浮き彫りになりました。

行きたくないと感じた人と、実際に休んだ人の割合

2. 約3割が「辞めたい」と回答

「この連休を機に、仕事や学校を辞めたいと思ったか」という設問には、「本気でそう思った」が9.0%、「一時的にそう思った」が19.9%、合わせて28.9%が、程度の差はあれ「辞めたい」という気持ちを抱いていたと回答しました。

「仕事や学校を辞めたい」と思ったか

3. 7割超が、その気持ちを誰にも話せていない

「この連休明けの気持ちを誰かに話せたか」を尋ねたところ、74.6%が「話せなかった」と回答しました。「話せなかった」と回答した150名に理由を尋ねたところ(複数回答)、「話しても仕方ない」(49.3%)が最も多く、「話す相手がいない」(36.0%)が続きました。

この連休明けの気持ち、誰かに話せたか
話せなかった理由(複数回答)

4. 相談したい相手として最多は「誰にも相談したくない」

気持ちが続く場合に相談したいと思う相手を尋ねたところ(複数回答)、「誰にも相談したくない」が59.2%と最多でした。「家族・友人」は30.3%、「心療内科・精神科の医師」は9.0%、「カウンセラー」は5.5%という結果でした。

気持ちが続く場合、相談したいと思う相手(複数回答)

■ 心理職コメント

emolカウンセリング 松木カウンセラー(公認心理師・社会福祉士)

公認心理師・社会福祉士。認知行動療法などを取り入れ、仕事や子育てなどさまざまな悩みの支援にあたる。

最も多かった回答の「話しても仕方ない」と思っている方は、過去に「話したことでさらに落ち込んだ」「状況が好転することがなかった」というような経験があるかもしれません。そのような経験をすると、誰にも話さずに自分の中におさめて、なんとか乗り切った方が良いという自動思考が働きます。そして、辛さを周囲に気付かれないようにふるまうことができる方は、周囲はもちろん自分自身の辛さに気付かない場合があります。

「誰にでも話せば良いわけではなかった」と経験から学んだので、「これからは自分にあった相談方法を見つけてみる」という考え方はどうでしょうか。話したり、相談したりすることの良い点の1つは必要以上に自分を追い込んでいないか、確認や、整理ができることだと思います。まずは話すだけで気が楽になるのか?具体的な職場の環境調整が必要なのか?など一旦ご自身で整理してから相談先を考えるのも良いかもしれません。誰かに頼ることも大事なスキルだと思います。

■ 今日からできること

「行きたくない」という気持ちを一人で抱え込んでいるとき、次のような小さな一歩が助けになることがあります。

・気持ちをそのまま紙やメモに書き出してみる

・「話しても仕方ない」と決めつける前に、一人にだけ小さく共有してみる

それでも一人で抱えきれないときは、emolのCBTセルフケアアプリや、オンラインカウンセリング「emolカウンセリング」、オンライン診療「emolドクター」も選択肢の一つです。

■ 今後の展望

emolは「メンタルヘルスケアをすべての人に」をスローガンに、人的リソースに頼らないメンタルヘルスケアの社会実装を進めています。今後も、働く人や生活者の意識に関する調査を継続的に実施し、結果をemolメンタルヘルスコラムなどで発信してまいります。

■ 関連コンテンツ

コラム記事「連休明けの『行きたくない』、そのモヤモヤ話せていますか?」:

https://emol.jp/column/silver-week-after-feeling-cant-say/

調査結果のデータ(emolメンタル調査シリーズ):

https://emol.jp/column/research-silver-week-after-2026/

※本調査は、働く人の意識を把握することを目的としたものであり、疾病の診断・治療を目的とするものではありません。

<emol株式会社>

会社名: emol株式会社

代表者: 代表取締役 千頭沙織

設立日: 2019年3月18日

URL: https://emol.jp/

事業内容: 精神疾患・メンタルヘルス関連サービス開発

お問い合わせ: support@emol.jp

<注記>

※1 有職者:回答者300名のうち、職業が「無職」「専業主婦(主夫)」以外の201名を集計対象としています。

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