NOMONのプレスリリース
プロダクティブ・エイジング コンソーシアム(略称:PAC、代表理事:山名慶)は、プロダクティブ・エイジングの社会一般への更なる理解促進・普及に向けた実態把握と課題確認のため、「プロダクティブ・エイジング インサイト調査」を実施し、2021年11月24日(水)、「第2回PAC国際シンポジウム」において調査結果を発表しました。
本調査を通じて、幅広い年代の生活者が、老化を気にしているという事実やその根底にある「いくつになってもワクワクしていたい」「自然に健康的に歳をとりたい」「老化をあきらめたくない」といったインサイトが明らかになりました。さらには、情報や知識が不足しているために、老化に対する取組み、行動につながっていない可能性が示唆されました。そして、今回の調査を通じて浮き彫りにされた課題をふまえ、PACの活動指針となる「プロダクティブ・エイジング宣言2021」が採択されました。
プロダクティブ・エイジング コンソーシアム ロゴ
生活者のインサイト、本当のニーズを実現していくことが、「プロダクティブ・エイジング」の社会実装を意味するのであり、コンソーシアムとしての主張や提言を情報発信していく活動それ自体も、プロダクティブ・エイジング コンソーシアムの役割であると考えます。全ての人が、自分らしく、前向きに歳を重ねていくために、PACは、情報配信や、新たなサービスの提供など、業種、ジャンルを超えて協力して活動してまいります。今後、コンソーシアム参画企業の輪を拡大させながら、大きな課題に向かって進んでいけたらと思います。プロダクティブ・エイジング宣言2021 今後の我々の活動にご期待下さい。
調査概要
■調査主体:プロダクティブ・エイジング コンソーシアム(PAC)
■目的:老化に関する生活者の受け止め方、ニーズの現状・実態を把握
■調査方法:インターネット調査(インターネットパネル)
■調査日程:2021年10月7日
■対象エリア:全国
■対象者:35歳~74歳 男女 計1,500サンプル
■実施委託先:楽天インサイト(2021年10月)
調査詳細は以下のページよりご覧ください。
プロダクティブ・エイジング インサイト調査報告
http://www.nomon.jp/wp-content/uploads/2021/12/1118_Productive-Aging_Insight_report_Final.pdf
老化を気にする割合_年代別
老化に対する考え方
プロダクティブ・エイジング インサイト調査結果について
■結果概要:
・幅広い年代の生者が老化を気にしている
・老化に対する考え方は「価値観」によって、5つのクラスター(タイプ)が存在する
(クラスター:いつもワクワクしたい、クラスター2:自分らしくきちんとしていたい、クラスター3:諦めないけど、無理はしない、クラスター4:目立たず、周囲に合っていたい、クラスター5:自分には関係ないと感じている)
・5つのクラスター(タイプ)、および年代を通して、“いくつになってもワクワクしていたい” “自然に健康的に歳をとりたい” “老化をあきらめたくない” という大きなインサイトを持っている。ただ、情報や知識が不足していて、具体的な行動の違いにつながっていないことが伺える
・生活者のインサイト・ニーズを実現することこそプロダクティブ・エイジングの概念そのものである
「プロダクティブ・エイジング宣言2021」について
上記調査を通じて明らかになった生活者のインサイト・ニーズをふまえ、「プロダクティブ・エイジング宣言2021」が採択、発表されました。
<本件に関するお問い合わせ>
●プロダクティブ・エイジング コンソーシアム事務局
TEL:TEL 03-6822-9570(NOMON株式会社内)
メール:contact@productiveaging.jp
HP:www.productiveaging.jp